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子供も大人も、しっかり寝ようよ日本人

ロングスリーパーの片山です。

わたくし、1人目の出産後に睡眠に関してがっつり調べ、ネントレを成功させた勢です。関連して色々本を読む中で、日本人の睡眠への意識の低さをめちゃくちゃ感じました。

そのうえで子供にはどうしているのかを書き連ねていきます。

大人だけじゃなくて子供も寝てない日本人

こんな調査があります。


普段とても参考にしている愛波文先生のインスタでも似た発信があったのですが、日本では大人だけでなく子供も睡眠時間が足りていないとのこと。

上記はその認識がどれほどか、同時にデメリットとして何が生じるかとメインに調査したものです。

子供も理想よりは寝れていない事実を知らない親が多かったり、睡眠不足が起因で体調不良等悪影響を及ぼしている。でも、改善しようと思っている親がどのくらいいるのかな?とも思ったり思わなかったり。

わたしは寝ないと死ぬと考えるくらい睡眠を大事にしているマンなので、ここまで優先順位が下がる理由がいまいちピンときません。

なんでそうなっちゃうんだろう?

実際、なんで優先順位が下がっちゃうんだろうと考えてみました。

大人向けでも「ちゃんとこのくらい寝てね」と情報発信をしてもイマイチ刺さっていないなら、まぁ子供に対してもそうなるかと思うのですが…

もう一つ、子どもの睡眠及び生活リズムについて積極的な指導を受けてなくない?と思ったのです。

病院でも保健センターでも、基本的に全てにおいて赤ちゃんのリズムに合わせてね~というのが基本。寝ないことについても、「いつか寝るから大丈夫」といわれておしまいじゃないですか。

身長・体重のような成長と発達面以外の指導って、そこまで熱心じゃないよ
うに思うんです。別に睡眠不足でも成長してればOK!みたいな風潮。

寝ることによるメリットってめちゃくちゃあるのに、それをプロが言及しないからみんな優先順位を下げちゃうのかな?と結論付けています。

でも、私にとって睡眠は食事以上に大事だと考えています。

その日もしくは翌日の予定次第では20時半に寝るとかザラです。子供は余程でない限り20時までに床につくようにして、夜は9~10時間睡眠で固定。それがメンタルを前向きに保つには欠かせません。

ちなみに夫は超夜型なので、最近は減りましたが20代のころは深夜2時就寝が基本でした。なんでそれで体もつの???

ネントレを徹底的にやった理由

子供の新生児期、細切れ睡眠になったときにやばい死ぬと思った瞬間が3回くらいありました。(具体的な内容は割愛)

この時も、周りは寝れるときに寝ればいいじゃないと言ってくるけど気が張ってそれどころじゃない。別室・完全遮音しないとまじで寝れませんでした。そしてわたしが死ぬ、という。

私も寝ないとだめだし、たぶんこの子もきっと寝ないときついよなぁ。
ていうか大人ですら寝ないときついのに、「いつか寝るから耐えろ」って…

その”いつか”についてのエビデンスはないんですかね?
しかも我慢を強要するようなアドバイスって何?
いつかを待つなんて…んなわけあるかばーーーーか!

そう考えてネントレに行きつき、自分が死なないためにも子供がニコニコでいられるように3冊くらい本を読み漁り最適解を見つけてネントレをしていました。

ちなみに愛波先生の活動時間メソッドとジーナ式をいいとこどりして進めていました。遮光とかは読んだ本すべてに共通する内容だったので徹底的に。
(愛波先生は子供が3歳になった今も参考になるからありがたや…)

ちゃんと寝れるようになってから

生後2か月くらいからネントレをはじめ、最適解が見つかり始めた生後4~5か月前後から生活が落ち着き始めました。

朝6時半前後に起こして、朝寝をはさみつつお昼寝は11時台から2時間。夕寝もして18時半には寝る。
夜は1回ミルクをあげるだけ(24時台に夫があげたり、21時台に私があげたり)で残りはぶっ通しで睡眠。

リズムが落ち着き始めたこの頃は日中のお昼寝が計3時間くらい、夜は12時間寝てました。

眠い時にちゃんと寝れると、子どもの機嫌がいい時間が増えるんですよね。寝ぐずりをしないので。

比較的一人遊びが好きな子供なので、その間に家事や自分のことも割とできました。寝る時間もほぼ固定だったので、人にも預けやすかった。(なんなら3歳になった今は私抜きでお泊りもOK)

仮に夜泣きのようなトラブルが発生しても睡眠は安定しているから原因究明がしやすい。(今日は予防接種だったしなぁ~とか、お腹すいてそうだから日中のミルクか離乳食増やそう、とか)

それに毎日夜に泣いちゃうわけでもないので、万が一発生しても親が余裕を持って対応できるのもメリットでした。(今日こんなことあったからかも~と夫に話したり、本当に体調が悪いならどちらが付き添ったり)

親だけの時間も作りやすくて、ちゃんと寝れてるから親も元気いっぱい。(ただし夫はオンラインゲームをする人なので、時と場合による笑)
みんなご機嫌でいれます。これがまた子供にとってはうれしい&楽しい。

愛波先生の本にあるシャンパンタワーの話そのままなんですよね。

いろいろあって仕事復帰を早めたので、夜にちゃんと休める環境を早めに整えたのは本当に正解!頭が回る状態で仕事に行けたし、自分らしくいれるタイミングを多く作れました。

でも、寝かせてくれない環境もあったりする

ただ、寝かせてくれない場合も往々にしてあるじゃないですか。

子供でいうなら塾。わたし塾未経験なので想像なのですが、

  • 学校終わりに講義

  • 講義が終わって21時

  • 家に戻ってご飯とお風呂で22時台?

  • そこから課題をやったり、自分の時間にしたり

って感じなんですよねきっと…。

寝かせてくれないじゃないですか!

わたし大学受験の時すら19時以降(日曜日はハガレンFAがあったから17時以降)に頭使うことはしないって決めて、JFN系列のラジオを聞いててSOLのジングル流れたらラジオ切って寝てたわ!すごいな!

ゆえに現職に転職して、締め切りという壁を超えないよう19時以降も作業しないといけなくなると結構大変でした。
効率がだだ下がりするし、23時台に寝ると翌日頭が回らないし…。

でも、一時期ベテラン勢は煌々とした深夜のオフィスで原稿を作り、早朝にシャワーだけ浴びて出社というバカみたいなことをしていたんだそう。

元々夜型の夫も、22時に仕事が終わる→ストレスで寝つきが悪く遅いと3時就寝という生活が続くと、さすがに通院して眠剤をもらっていた時期もありました。

こう考えると、日本って案外ちゃんと寝かせてくれな環境があるようにも感じるんですよ。塾とか仕事に関していうと、本当にそんな感じがする。

その環境下に身を置くと、きっと感覚がバグるんでしょうね。わたしは身を置いたけど、無理だったなぁ(時短最高)

いいことを存分に享受するために

寝ることはいいことと分かっていても、後回しになる生活。きっとこれから先そうならざるを得ない時期が来ると思います。

でも可能な限りそういう場面は避けていきたいし、子供にも遭遇させたくないと考えています。

だから小さい今のうちに睡眠の大切さを知ってもらって、心穏やかに過ごして欲しいなと願っています。

下の子については退院後からネントレする気満々なので、それに向けたグッズも揃えている途中だったりします。(あと遮光ツールだけどうしよう…)

わたしも妊娠後期に入った今、だいぶ睡眠の質が落ちているのでちょっとした運動と寝る前リラックスを徹底したいところです。アロマとかやろうかな…

サポートいただいた分はきっと子供たちのあれこれに使いそうですが、ほんの少しだけ独立に向けた私への投資に使わせていただきます。