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インドネシアのゴトンロヨン?

一昨日金曜日の夕方5時過ぎごろ旦那の知人Rから電話がかかってきた。
「Rがバイクで追突されたらしいから、行ってくる」と旦那は慌ただしく出掛けていった。

小一時間後旦那から私の携帯に電話が入り、
「病院に搬送することになった。Yaya(旦那の親友)がそっちに車借りに行くかもしれない。(Rの奥さんを病院に連れて行くため)ついでに、物入りに備えて1JUTA(100万ルピア)預けてほしい。」

すぐに準備して待ってましたが、結局うちの車を借りることなく
済んだとのこと。

旦那が家に戻ったのは10時過ぎ。
詳細を聞けば、Rは、バイパスの徐行レーン(Jalur lambat)にバイクを止めていたら、本線レーンからすごいスピードで徐行レーンに入って来た女性のバイクに衝突され、Rは足首あたりを骨折。

衝突した女性はその後横転し、打ちどころが悪かったのか亡くなってしまったと。聞いているだけでショックだったので「もう詳細はいいよ。」と私は言いました。

Rは、このコンプレックスに長く住む友人であり、うちの旦那とYayaもよく
仕事を手伝ってもらっているので、すぐに二人が動くのもすごいなあと思いました。

衝突され怪我しても救急車を呼ばずに知人に電話するRさんもすごいですよね。インドネシアらしいと言えばらしい。救急車とか病院とか警察とかを
100%は信用していないところがある。

友人が駆けつけてやったこと。
●病院搬送の手配とバイクを警察に届けるやりとりなど
●お金がないから病院は行かないと言い張るRを説得して、レントゲンを受けさせ、骨折判明。処置させて家まで送る。
●車両保険でおりる(Jasa Raharja?)医療還付金の申請&受理

他にもRはすぐ帰ると言い張ったそうですが、
亡くなった女性の家族がまだ病院内にいたため、旦那が「あちらの家族が帰ってから、俺らは帰った方がいい。ピンピンしてるお前の姿を見て、一悶着あったら大変だから。」と言い聞かせたらしい。これはもっともだな。

ヘトヘトになって帰ってきた旦那。マンディして、
「こうして自分にできる人助けをしていれば、神様が家族の健康を与えてくれると思う。」とスッキリした顔しておりました。
時々聖人みたいなこと言う。笑


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