4/24 さらさら鼻水の襲撃

 風邪をひいた。おなかと頭が痛いのと、さらさらの鼻水が大量にでている。あと体の表面だけ熱い。昨日の日中に感じた寒さは、気候の寒さじゃなくて、風邪が始まるときの悪寒だったわけだ。納得した。道理で。

 昨日から今日に変わる深夜に、急にまったく粘り気のない鼻水が湧き出しはじめた。あわててティッシュを取りに行こうと縦になったら、途端に水みたいな液体が床までぽたぽたっと落ちた。ティッシュの箱をつかみながら、床を拭き取って、ふとんに戻った。

 あまりにも急な鼻水の襲来に、「これは……もしやヒノキ花粉が大爆発しているのでは?」と思いつき、ネットで調べてみた。けれど、どうやら花粉はスギもヒノキも終わりが見えてきつつあるようだった。特別、昨日に関しては、ヒノキ花粉に負ける花粉症患者さんたちはつらかったようだけれど、わたしは昨日は外にでなかったし窓も開けなかったので、わたしのこの鼻水は花粉ではないのかなぁ、と推測した。

 とかやってたら、ふとんにもぐっているのに大きなくしゃみの気配がやってきて。あわててふとんを剥がそうと思ったけど、間に合わず。くしゃみの勢いで、さらさら鼻水が暴発して、ふとんの枕元が大惨事になってしまった。ただでさえ、鼻水がとめどなく湧き出していつもより3割増しでぼーっとしているのに、そんなぽんこつにすぐに対応しないといけないようなタスクが発生し。声をあげて泣いてしまいたいような気持ちになりつつ、外面は落ち着いてティッシュを引き抜き、後始末を始めた。泣いてもどうにもならないことをわかっている。この何か起きてもどこか状況を冷静に判断して、そのときの最善と思える行動を取るところが、よくも悪くも頭でっかちな性質しているなぁ、と思った。

 爆発した鼻水を処理して、なおも止まらない鼻水に、「これはティッシュじゃ間に合わない」と気がついて、洗面所からフェイスタオルを持ってきた。どんどん垂れてくる鼻水を拭っていたら、大きめのタオルもすぐにしっとりしはじめた。

 寝つくために、水中の音をスマホから流して、外が明るくなる気配がしはじめた頃、やっと寝た。

 次に目覚めたときには、おなかが痛くて。「あぁ、風邪だったか……」と。自覚したらどんどん体調が悪くなってきて、今日は一日ふとんと仲良く過ごした。まだ調子悪い。明日は出かける予定が入っている。明日までに復活したい。

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