4/23 ふとんがMPを吸い取る

 昨日外出したときには、カットソー1枚でちょうどいい気候だったのに、今日はいつも通りの部屋着で過ごしていてもちょっと寒い気がする。重ね着を1枚増やした。

 iPhoneによると気温は22度。22度は夏の中でも過ごしやすい日の気温なイメージ=あったかい、はず。自分の体温調整機能がおかしくなっているのかもしれない。季節の変わり目は大変。ん? 季節の変わり目? 冬の終わり? もう春終わるの? 別に季節の変わり目じゃない? ひきこもり過ぎて、いろいろよくわからなくなってきている。おふとんの中がちょうどよくあったかくて好きだ。快適。おふとん天国。

 ソファの定位置で本を読んでいて、体勢を変えたくなったか寒くなったかすると、「ふとんに寝っ転がって読もう」と思いつく。名案だ、といざふとんに移動してかけぶとんをかけると。あ~ら不思議、仰向けのときもうつ伏せのときも、もう本を開こうなんて気力は全然なくなる。ちょっとうとうとして、しまいには寝る。気がついたら数時間経っている。夜寝ようとしても全然寝られないのに(日中寝るからだ)。あの、日中のふとんの心地よさ、気力の吸い取り具合はなんなんだろう。魔法かな。日中の昼寝も魅力的だけれど、できればきちんと夜寝たい……。

 そういえば、数年前に歯医者に通っていたとき、『歯医者の治療用ベッド(椅子?)、横になって倒したときの角度がすーっと眠りに入っていきやすい』という発見をして、ああいう角度のついたベッドがあれば不眠ぎみの人も良く寝られるんじゃないか、と大発見をしたような気になって、いろんな人に話していたことがあった。

 それから数年が経ち。最近、テレビCMで、似たような考えをもとにしたベッドの宣伝を見かけた。うろ覚えだけれど、寝るまでは、背中部分が少し起き上がっている(膝も少し持ち上がっている)状態で、センサーか何かで『寝た』と判断されたら、ベッド部分が動いて水平になり、普通のベッドのようになる、というようなかんじだった。
 「その角度、よさそう! すぐに寝つけそう! ついにわたしの思いつきが商品に(ちがう)!」と思った。ただ、気になるのは『寝た』センサーについて。まだ寝てないのに水平に動き始めて「……残念ながら、まだ寝てないんですよねぇ……」とかならないのか。ようやく寝ついたと思ったらベッドが水平になる動きに気がついて目が覚める、なんてことはないのか。1週間くらい試しに寝てみたい。

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