2/12 『右目 耳毛 右耳』って3回言ってみて?

 昨日、twitterで上のつぶやきが流れてきて。こういうのを見たら、試さずにはいられない。この手のやつは、結構得意だから、一発で言えるような気がしていた。のに。画面読みながらなのに。
「右目耳毛みげみみ。……。右目右毛み……」ちーん。撃沈。
 悔しくて、ひとりで何度も画面とにらめっこしながらぶつぶつ言って挑戦した。失敗してはやり直して、4回目のチャレンジでやっと成功した。練習して上手になってやろうと、このツイートのスクリーンショットを撮って、お気に入り保存した。

 そして今、PCの前に座って、PCの起動を待つ間に、スマホのスクリーンショットの画面を開いて、それを見ながら「右目耳毛……」と唱えた。1回目、失敗した。2回目、「右目耳毛右……」と唱えていたら、隣の部屋で寝ていた旦那さん(本日お休み)から、「何言ってるの!?」と怯えと驚きが混ざった、悲鳴のような声がとんできた。旦那さん、さっきまでいびきをかいていたものだから、すっかり寝ているものだと思っていて。いきなり大きな声で呼ばれて、わたしもびっくりした。心臓が跳ねた。

 事情を説明して、「なかなかスムーズに言えないんだよね……」と、練習していた理由を説明した。ちょっとだけ、恥ずかしかった。練習までするなんて、ムキになって、子どもか、と。笑われるかと思ったら、恐る恐るな感じで「それ、昨日も言ってた?」と尋ねられた。言ってましたとも。今日以上にぶつぶつ何度も繰り返し繰り返し言っていましたとも。そう伝えると、旦那さん、「昨日、夢の中で同じやつ聞こえた。怖かった」とのこと。そういえば、わたしがきちんと言えるまで繰り返し挑戦しているとき、旦那さんは今と同じように、隣の部屋で寝ていた。寝ていたのに、耳は周りの音をちゃんと聞いていて、夢の世界に反映していたらしい。もうちょっと明るく楽しげに唱えていたら、旦那さんの夢の中でも怖くなかったのかもしれない。悪いことした。でも、自分ひとりだと思っているときに、明るく楽しげに「右目耳毛右耳! 右目耳毛右耳! 右目耳毛右耳!」って言ってたら、それはそれでちょっとおかしいのでは……? どうしたらよかったんだ。

 ちなみに、その後、旦那さんも挑戦してみていた。「右目耳毛みげみみ! 言えた!」いやいや言えてない。初回のわたしと同じ間違え方してたよ。しかも1回じゃなくて3回繰り返して言うんだよ。負けず嫌いな旦那さん、何度か練習してちゃんと言えて、「ほら言えた!」と得意気になっていた。そういうところかわいい。

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