12/27 考えすぎてメンタル不調

■どうにも昨日の夜から調子が悪く。今日は一度起きたけれども、体温が上がらず、何もする気が起きずで、結局午後からもう一度横になった。体調が悪いときは、安心で安全で暗くて狭くて落ち着くところでじっとする。人間だって、動物だな、と。
この調子の悪さは、風邪でもひいたのかな、と思ったけれど。この1週間、ずっとひきこもっていて外に出ていないのに、風邪菌をもらってくるわけがない。旦那さんが風邪菌を連れて帰ってきて、本人平気だけど、わたしは大丈夫じゃなかったパターンのやつかなぁ、とも考えたけれど、起きたら寒気や発熱はなかったので、どうやら風邪ではないらしい。周期的なものかなぁ、とも思ったけれど、ひとつの原因に思い当たった。メンタルやられたやつだ。昨日の夜に見ていたとあるテレビ番組の、結末、というか、その先の出来事がショックだったのだな、と、半日近く考えてわかった。
ざっくりまとめると、そのテレビ番組内のひとつのコーナーで、とある芸人さんのやった一連の行動が、許せるか/許せないかというアンケートが行われた。視聴者がリモコンのdボタンで参加できる形式。そのアンケート結果によって、その芸人さんに課される罰ゲームの重さ(拘束時間)が変化する仕組みになっていた。アンケート結果は、95%が『許せない』に投票しており、芸人さんは、予定されていた時間のほぼ最長時間、拘束されることになった。
■多分、アンケートだけなら、結果を見て「そりゃそうだよねぇ、ひどいことしてるもん」で終わったと思う。dボタンを押して『許せない』に投票することで、間接的にとは言え、芸人さんに『罰を与える』システムになっていたことと、実際に多くの人がそのボタンを押したこと、とりわけ、隣にいた人が当たり前のように『許せない』を選んでボタンを押したことにショックを受けたんだな、と、もやもやと考え続けて気がついた。そのときに止めるという選択肢がなかった自分にも気がついて、落ち込んだ。
その芸人さんが好きなわけじゃない。好きか嫌いかで聞かれれば嫌い寄りだ。でも、そのコーナー自体は横目でだけれど見て「うわぁ……」とか言ってたわけで。不本意な言い方だけれど、『面白がって視聴していた』わけで。見終わって、「うわー、ひどかったねぇ」で終われば、それでよかったのに。なんてことをぐるぐる考えていたら、人とのかかわり方とか、テレビやネットの世界の人たちとの距離感とか、自分の目や手が届く範囲ではない世界との関係とか、そういうものに対しての自分の軸というか、考えがあいまいだから体調不良にまで陥ったんだな、と。今の気持ちとしては「直接関係ない世界のことなんて、ほっときゃいいじゃん」なんだけど、それもいささか乱暴すぎだとも思うし。自分の気持ちをゆっくり整理したい。

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