1/20 考え『過ぎ』を軽減したい

 自分と似たような状況にあると思われる人の文章を読んだ。冷静に状況を分析して、それをきちんと文章として表し、考えた結果として、これからどうするという行動指針が示されていた。考えている内容は似ているのに、出した結論や文章から感じる前向きさが、わたしとまるで違う。うらやましいし、自分もそういうふうになりたい、と思った。

 『暇に飽かせて、ぐるぐる同じことを延々と考え続ける(その挙句、落ち込む。しかも何も進んでない)』のと、『時間にも気持ちにも余裕を持って、落ち着いて考える(結果、何かしら前向きになったり一応の答えがでたりする)』のとでは、同じ時間を費やしても、その後が全然違ってくるな、と。最近は、後ろ向き落ち込みがちな自分も、それはそれでよしと思って受け入れているけれど、それでも、不必要にネガティブ思考に陥るよりは、前向きに明るくいたい。性格や考え方の癖みたいな部分の影響も大きいとは思うけれど、心持ちというか、気の持ちようは、上や前を向いていたいな、と。

 基本的に、起きている間中ずっと、何かしら考えている。頭の中でひとりごとを言い続けている状態。みんながそういうものだと思っていたけれど、みんながみんなそうではないということを知って驚いた。他人の、表面にあらわれている以外の中身なんて、わからないのだ。わからないから、自分が普通や標準だと思いこんで、大抵の人も自分と同じだろうと思っていたら、実は全然違う、ということがあるのだと、ときどき意識しないとな、と。

 そんなわけで、わたしは『考え過ぎ』る傾向があるらしい。旦那さんに指摘されるまで気づかなかった。みんな同じくらいぐるぐる考えているんだと思っていた。旦那さんは、頭の中でしゃべっていない、静かな時間があるらしい。わたしみたいに、ぐるぐる考えて、しかもそれがどんどんネガティブな方向にいってしまっていたら、そりゃ落ち込むし元気もなくなるわ、とのご指摘。

 何事も『~過ぎ』はよくない、と。ここ最近は、気持ちを上向きにすることを意識している。それと同時に、『考えない』時間を持つこと、考えない時間を持てていることに『気がつく』ことを大事にしようと心がけている。
 そうこうしていて気がついたのは、料理をしているときは、そんなに頭の中がぐるぐるしていないということ。手元の作業に集中しているからなのか、あまりごちゃごちゃ考えていない気がする。ということで、先週から、台所に立つ時間を増やそうと、旦那さんのお弁当を作り始めた。『考え過ぎ』が減って、お弁当用レパートリーが増えて、旦那さんのお昼ごはん代の節約になって、旦那さんのダイエットの足しになったら、一石四鳥!? すごいな、いいことしかない。

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