12/6 静岡土産の『あげ潮』がおいしい

一昨日書こうとして、思わぬ方向に脱線して戻ってこれずに書けなかった、静岡に行って食べた『静岡のおいしいもの』の備忘録を今度こそ書く。
■で、いきなり静岡で食べたものの話じゃないのだけれど。今回訪ねていった友達が以前「静岡のお土産~」とくれた『あげ潮』というクッキーが、わたしの好みにクリーンヒットして、1袋180グラム、数日で食べきってしまった。それ以来、「買える機会があるときは必ず買う!」と決めている。秋に名古屋旅行で浜松のサービスエリアに寄ったときにも買ったし、今回の日帰り静岡でも自分用のお土産として2袋買った。1袋目は帰ってきてから3日以内に全部食べ切ってしまって反省し、今は2袋目をちまちまと大切に食べている。なんなら、大切な友達への布教用にと5袋くらい買うことも考えたのだけれど、今冷静に考えると、友達へのお土産用のストックを横目に眺めながら、自分の分を消費していって、友達にしばらく会えずにお土産を渡す機会をどんどん逃し、「えーい! もう食べちゃえ~!」とかやってしまう可能性が非常に高いな、と。『あげ潮』の美味しさはみんなに伝えたいけれど、買わなくて正解だったかもしれない、と思っている。
■そんな、絶賛どハマり中の、まるたやの『あげ潮』。近所のスーパーとかで買えるのであれば、マイ定番お菓子化すること間違いなしの『あげ潮』。いやぁ、もう、本当に美味しいのだ。私的には、紅茶のおともに最高だ。
■おばあちゃんのお菓子の缶カンに入ってそうな、渋めのパッケージ。入っているのは、手作り感のある、大きめ一口サイズの素朴なクッキー。食べると、食感はザクッとして、口の中でほろほろ崩れる。レーズンが入っていて、オレンジの香りがして。食感と味と香りを楽しんで追いかけているうちに、次のクッキーに手がのびて……以下エンドレス。あっという間に1袋なくなる。
■近所のスーパーには売っていなくて、amazonなんかにも取り扱いがなくて。静岡に行ったときorお土産でもらったときだけのお楽しみおやつ、だと思っていたのに。今、メーカーのHPを見てみたら、オンラインショップがあって、通販やってるのを見つけてしまった……! 大変なものに気づいてしまった。お取り寄せし始めたら、本当に止まらない気がする。自重。とか言いつつ、友達への布教用に買ってみようかしら。「年末年始のおともに」とか言い添えつつ、忘年会ごはんで渡す用に4袋セットを。うち1袋は自分用に……っていかんいかん! とりあえず、今手元にある最後の1袋を、大切に大切に食べるのだ。

■ところで、なんで世の中のおばあちゃんは、お菓子を大き目の缶カン(ここでは、『缶』ではなく、『缶カン』を推したい! 響き的に。)にストックするのだろうか。幼い頃、友達の家に遊びに行って、おばあちゃんたちが「お菓子あげようねぇ」と、いそいそと缶カンを取り出すときのあのわくわくする感じ。出てきたお菓子が洋風だったときの当たり感。豆菓子系だったときには内心がっかりしていたのが、子どもの味覚だなぁ、と。思い出しながら、ほほえましい。

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