生存本能
毎年恒例の北海道へ行き
唯一できるスポーツのスキーを楽しみ
東京へ帰ってきたら、39度。
インフルエンザかと思ったが
疲労と全身打撲などによる発熱であった。
急に歯の根が合わない程の悪寒に震え、39度。
終わった‥これはインフルエンザだと思いきや
2時間半の間で
37.7度→37度→35.8度と
急激に下がり
それはそれで怠かった。
私は、弱ると低体温症で34度台になる。
医師に言うと大概驚かれるが
私も驚いている。この体温で生きているのか、と。
なので基本、平熱の低い私が39度まで上がるのは死に近い。
37度でも正直しんどい。
弱ると、いつも祖母と母はもっと辛かったんだ
と過り
泣き言を言う自分が情けなくてたまらなかった。
が、今回思ったことは
あんなに母の後を追いたいと
早く人生を終わらせたいと、終わる機会はないかと考えていたのに
いざ体が弱れば治そうとする。
このまま放っておけば逝けるのではないかと思うのに
体は治そうとしている。
これが本能か。
生きる本能。
この本能に、私の意志は勝てないのか。
それとも私は生きていたいのだろうか。