見出し画像

あの時の自分を助けたかったんだ。

今日の気づきとして。

今年の目標は、ヒモくらい働かない!と宣言してから1週間ちょっと。今日もまた、残業をしてしまった。。何をやってるんだよ。私は。ガッカリだよ。今年こそ、自分から余計な仕事を引き受けない!と決めたばかりなのに。また、頼まれてもいない、新人の女の子のお世話をしてしまった。間違いなく単なるお節介。過保護な母親のように先回りして、面倒をみようとしてしまう。彼女にとっては、仕事でミスをする事も勉強のひとつなのかもしれない。それを先回りして、確認したりして自分で自分の仕事を増やしている。

また、自分で自分の仕事を増やしちゃっているよ。見て見ぬふりがどうしても、出来ない!!

割り切ればいいじゃん、自分の責任でもなんでもないんでしょ!はい、解決!と、妹に言われる。ダラダラ夜の12時過ぎにクダを巻いてる私を残して、妹は寝てしまった。わかってるよ!わかってるのにできないから、悩んでるんじゃないか!なんで、こんなに簡単なことを出来ないのだろうか、、いつもそうだ。なんで、放っておけないのか。特に仲が良い訳でもないのに。不思議だ。

こたつの温かさで、ウトウトしながら考えるでもなく、ぼんやりしていた。眠い。布団で寝ないとな〜。とこたつから出て立ち上がる。

あの時の自分を助けたかったのかな

ただそう思った。あ〜今日のお昼ご飯カレーだったなぁというのと変わらないくらい、ふと、頭に浮かんだ。もうそこにずっとあったものみたいに。

新卒で働き始めた頃、私はやる気に満ち溢れてた。実際に働いてみると、やる気はドンドンしぼんでいった。私には処理し切れない量の仕事を自分で抱えて、自分の出来なさ加減にガッカリして、自信もなくなって、苦しくなって、会社を辞めた。

当時の職場では、新人を気にする余裕なんてなかった。皆、忙しかった。自分から、アラートをあげないと、気がつかれない。気がついていたとしても、自発的に声をかけてくれるなんて事はなかっただろう。それだけ、皆自分の仕事に必死だった。それも今ならすごくわかる。頼まれてもないのに、自分の仕事でもないことまで、手を出すなんてバカらしい。

あの時、誰が手を貸してくれてたら。。という気持ちが心の何処かにあった。

完璧に私の勝手な投影で、彼女は助けなんていらないのかも知れない。多分、自分から手伝って欲しい時には、声をかけてくる。彼女は私じゃないんだから。自分が勝手に自分の記憶や気持ちを彼女に重ね合わせているだけなんだ。

私がどうしても、損だとわかっていても、彼女に構いたいのは、自分があの時の自分を助けたかったから。ただそれだけ。人の為でもなんでもない。あの時の自分を慰めて優しくしてあげることで、自分を癒そうとしているんだ。

決めつけずにやっていこう。私と彼女は違うから。彼女は「あの時の私」ではないよ。

なんだかスッキリした。上手くいくような気がする。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?