見出し画像

あれから何回かピンバッジ作ったよ

はい、作りました。
3種くらい作りました。
最初に頼んだレポは前回noteを見てね

上記を書いた時はギリギリコロナ禍前でした。
タイミングよかったというか悪かったというか、あれから物価や人件費も高くなったようです。
前みたいな金型50ドルでは作れなくなったわけです。

画像1

「金型代は65ドルです。」

誤差です。


画像2

こんな感じの50mmサイズで八咫烏を作りました。
太陽はサンドブラスト+透明塗料
サンドブラストは塗料を入れず、下地のザラザラ感を出す表現らしいです。
ピンに奥行きが出ますね。

そのサンドブラスト効果に透明エポキシだか塗料だかを入れて色をつけつつ下地の金属で輝きやテクスチャを生み出す効果入れてます。

手にとって実際に見てほしいので買ってください!

買って!!!!!!!!

はい。

前回と変わった環境として、pantoneの色見本帳を買いました。
本気で作りたいなら買うべきだと思いました。
色を選ぶ難易度が劇的に変わります。


ピンバッジの指定とか仕様とか

画像4

アートワークは最終的にこんな感じ。
別にピンの数とか指定しなくても後ろにピン打つ場所入れておけば対応してくれることに気づいた。

2nd metalは透明塗料に沈めるように走らせる線の指定なんでしょうか。

画像5

この太陽に入れた霞の文様です。
透明塗料に使った色は3517Cという暗めの赤なのですが、なにしろ透明だし下地の金属が透けて見えるしで最終的に丁度いい赤色になってくれました。
満足満足。

なお、これパステルカラーとか「白」が混ざる色だと白い塗料が邪魔してこう、牛乳を混ぜたような感じの色になるっぽいです。(未確定情報)
透明色入れるなら原色に近い色等、白が混ざらない色が安心ですね。難しそう。

画像3

今回こんな市販品にあるようなスタンプでロゴを入れてもらいました。
こちら結構高かったです。いや高くない?う~ん…
いくつ頼んでも一律の値段っぽい?ので100個以上作るなら入れておいてもいい感じですね。
50個とか小ロットだとキツいかも。


モックアップ

これはピンバッジの予約期間中に使用したモックアップ。

画像7

実際のピンバッジの足周辺、切り抜きができるか不安だった部分。
ちゃんと足に見える!切り抜きがえぐい!
よく掘れたなぁ!すごい!次もこの工場を使おう!!


今回使用した工場について

教えません。

……。

教えません……。

というのも、海外のピンズアーティストのグループに潜り込んで色々見ていると、使用してるメーカーを教えたがらない人が多いのです。
工場選びはそれぞれのアーティストが決して少なくない金額をかけてピンズを作りつつ探しています。
問題のある工場は見切りをつけ、他の工場を探し、また少なくないお金を出して作っています。
まあそんな背景で苦労してコストかけて探してるor探しだした工場を第三者が教えてくれ~した程度でホイホイ教えるかと言うと…まあ…

私もそんな気持ちはあるので教えません。がんばって!

あ、前回のnoteで紹介した工場は結構よかったよ!
ただアンダーバリューしてきやがったのでちゃんと「インボイスに正確な値段を記載してくれ」と頼もうね!
というか中国に頼むときは絶対言おうな!!!!!!
アンダーバリューとかやられるとクッッッッソめんどくせぇぞ!!!詳しくはググってくれな!!
あまり税金関係は間違ったこと言ったら困るし触れたくないから関税に関しては自分で調べるか税関に電話だ!!!


余談

画像8

こちら前回作った二次創作ピンバッジなのですが(公式のガイドラインに準拠しています)
B級率40%近くなりました。ふえーん。
とりあえずその工場は使わないかなぁという感じ。
また様子見で使うことはあるかもしれない。

あ、顔や体の赤色の模様はシルクスクリーンプリントを使用しています。
これも型が必要なので色が増えれば増えるほどコストがヤバいことになります。

画像9

これも先程のピンズと同じ工場で同時に作ってもらったオリジナルのピンズなのですが、これはB級率低かったです。
簡単なデザインだとB級率低いのか?わからん。
まあ人間が作ってるしな。

さらに余談

中国に頼むのリスクが高いし怖いけどピンバッジは安く作りたい人はいるはず。

こことかどうですか?イギリスの会社です。
私は使ったことないのでわかりません。使用レポ待ってます。

以上!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?