ノビ2017

数日遅れで弟猫がやって来た

先に我が家にやってきたのはジャイ(この時はまだ名前が無かった)という兄猫だ。数日後、元飼い主の方からもう一匹の子猫が見つかったとの連絡があった。近所の方が「お宅の子猫ではないですか?家の近くで迷子になっていた」とのことだったそうだ。遠出ができない子猫がなぜ離れた他の家近くにいたのか?元飼い主の話では・・・、軽トラックのエンジン部分に入ることがよくあったのだそうだ。エンジン部分が暖かいので入るらしい。「そのまま車が動いて止まったところで外に出て迷子になった」というのが真相らしい。

何はともあれ二匹目の子猫が遅れて我が家にやってきた。兄弟猫(ともに雄猫)はお互いを忘れてしまったのか!?顔を見合わせるなり「ウ、ウッ~!!」っと唸り声。しばらく匂いを嗅いだりしながらお互いを認めあったようだった。先着していた子猫のジャイはすっかり慣れて家の中をあちこちと探索しながら遊ぶようになっていた。トイレもちゃんとできるようになっていた。(最初のお漏らしをしたときに拭き取ったティッシュをトイレの砂に付けてやったところその場所でするようになったのだ)もちろん後から来た子猫もその真似をして初めから上手にトイレに入ることができた。

遅れて来た子猫は「ノビ」という名前をつけることになった。二匹の名前の由来だが、二匹が顔を合わせるようになってからのことで、体つきが少し大きい先着猫と身体が少し小さく遠慮がちな後着猫の遊びは体力に任せて大きい方が一方的にちょっかいをかけることが多かった。ドラえもんの「のび太」と「ジャイアン」を思い起させてくれた。先着猫を「ジャイ」、後着猫を「ノビ」と名付けることにしたのだったのだが・・・。

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