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社会人3年目が、自分の人生を生きる覚悟を決めた話 ① 就活失敗と迷走

私は現在、社会人3年目で、POSIWILL CAREERを利用して転職活動を行っています。キャリアや生き方に悩む人たちの力になれればと思い、私の経験をnoteにまとめていきます。参考になれば幸いです。

こんな人にいいかも

・学生~20代社会人で、人生やキャリアに迷いがある方
・転職活動をしようと考えている方
・これまで他人軸で生きてきたかもしれないと思う方
・POSIWILL CAREERを利用しようか迷っている方

※POSIWILL CAREERの体験談のみ読みたい方は近日公開の②をご覧ください

自己紹介

【名前】ミヤタトモヒロ
【経歴】一橋大学卒 ➤ メーカー勤務(3年目)
【職種】営業・マーケティング
【趣味】音楽(ギター)・旅行・カレー

1回目の就職活動

実は、私は2度、就職活動をしています。2度というのは2年間という意味で、1度目の就職活動では内定を貰うことができず、途中で諦めて留年を決意しました。

大学に入学するまで、私はいわゆる「正解」を求めて生きてきました
良い高校に入り、良い大学に入ることが、素晴らしいこと、すごいことなのだと信じ、そのレールに沿って、高みを目指そうとしていました。高校も大学も、選択肢が多くない上に、担任の先生が学力から逆算して志望校をある程度設定してくれるので、意思決定も楽でした。そして、良い高校や良い大学に入れば、周囲の人たちからもすごいと言われるし、自分もそれが価値だと思っていました。まさに他人軸ですね。

ですので、就職活動にも、受験と同じようにいわゆる「正解」を求めました。人気企業ランキングで上位の企業には、それがどんな業界・職種であろうとエントリーしました。でも、正直、そのような企業に入社して働いている自分の姿は全くイメージ出来ませんでした。だから、就職活動へのやる気もほとんどありませんでした。

幸い、最終面接に進めた企業もちらほらありました。しかし、ことごとく不採用。最後の望みをかけて向かった、とある企業の最終面接で、「うーん、結局さ、きみはうちに入って何がしたいの?」と聞かれ、何も答えられず撃沈しました。

当然ながら、大学に届く2次募集の求人票に、”人気企業”の名前はありませんでした。「え、まって、全然働きたいと思えない・・・。」「どうせならもう一回やり直そう」と思い、留年することを決意しました。(うちの大学は理由は人それぞれですが留年する人が多いので迷いはありませんでした。許してくれた両親にはとても感謝しています。)

2回目の就職活動

翌年、再びの就職活動に臨むにあたり、1回目の反省点を振り返りました。
・就職活動の”軸”がなかった
・それが原因で、やりたいことをアピールできなかった
・やりたいことを言えるほど仕事のことを知らない

ということで、まずは様々な1DAYインターンに参加して仕事について理解を深めることにしました。ほとんどの1DAYインターンが、説明会に毛が生えた程度の内容であまり収穫はありませんでしたが、日用品メーカーのインターンで、何となくマーケティングが面白そうかもなと思い、BtoCマーケティングが出来るメーカーを軸にしました。

ちなみに、軸は定まりましたが、就職活動には相変わらず乗り気ではありませんでした。ちょうど私が就職活動をしていた頃は、電通の高橋まつりさんの件があった後で、世間的にもブラック企業に対する風当たりが強くなっており、私は、「なんか会社で働くのって大変そうだし、嫌だな」と思っていました。

そして、BtoCのマーケティングが出来る人気企業(メーカー)を受けていくのですが、やる気がないとは言え、軸を定め、それっぽい体験談を肉付けして武装することで、1回目の就職活動よりも手ごたえを感じていました。そうは言っても結局は人気企業なので倍率が高く、ことごとく落ちてはいくのですが、結果的に1社(現職)から内定を貰うことができ、就職活動を終了しました。

仕事楽しい!の時期

入社してすぐ、研修も兼ねて子会社出向となりました。1年目は営業、2年目は人事を経験したのですが、仕事がめちゃくちゃ楽しかったです。子会社は人員が多くはなくて、いろいろと整っていない部分がありましたが、逆に、裁量が大きく、自分で考えてすぐに動くことができ、結果的に上司からも認められて、とてもやりがいを感じました

学生時代は、「なんか会社で働くのって大変そうだし、嫌だな」と思っていた私ですが、残業が重なっても、家で調べ物をしたり、勉強をしたりして、仕事に打ち込んでいました。楽しくて自分から進んでやっているので、苦だとは思いませんでした

帰任してモヤモヤ

3年目になるタイミングで本社に帰任しました。いよいよ本社で働けるということでワクワクしていました。ところが、帰任後しばらく経ったある日のミーティング中、

上司「○○が~~で、◇◇なんだ。」
後輩「すみません、△△なので、◎◎の方が良いかと思うのですが…」
私(たしかに、そうだな。いいこと言うやん!)
上司「あぁ??!君は何を知っているんだ?何も分かってないだろ?」
(終了後、上司と私の2人で)
上司「まったく。さっきの発言聞いたか?おれは30年やってるんだ。
(・・・30分超の長話)」
私(あ、これが”年功序列”ってやつか・・・)

ということがあり、モヤモヤした私は同期にふわっと相談。どうやらここまでではないにしろ、会社全体として年功序列のカルチャーなのだと知りました。そして、30代半ばに役職が上がるまでは裁量が小さいことも判明。私は、「そこまで待てる自信ない・・・」と思いましたが、同年代のメンバーは「そんなもんじゃない?」「まあ今少し耐えれば何とかなるよ」という調子で、しまいには「私、何があってもこの会社にしがみついてやるって思ってるんだよね」「仕事なんて適当でいいでしょ」という人もいて、私のモヤモヤは日々大きくなるばかり。結局私は転職の道を模索し始めました

転職活動開始!でも・・・?

「転職活動してみよう」と思い、転職サイトに登録して、求人を見始めました。人気企業に勤めても幸せになれるわけではないと思い知った私は、人気企業に絞るのを止め、幅広く様々な業界・職種の求人に触れるようにしました。その結果、「ここは年収が良いな」「こっちは社員さんの雰囲気が良いな」「あっちはなんか将来性ありそうな気がする」などというように、いろいろ目移りしていき、結局自分がどういうところで働きたいのかよく分からなくなりました

転職エージェントの方々にも求人を紹介してもらいましたが、あまりしっくりこなかったので、次々にエージェントを替えていきました。そして、4人目のエージェントの方に「軸が定まっていませんね。そこが定まらないと、どこに転職してもまたモヤモヤしますよ。自己分析した方がいいですよ。」と言われ、自己分析の必要性を痛感したのでした


②に続く・・・

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