成長ー1年で失敗を正解にした話ー

かっちゃんの下、ロックヒルズガーデンで日夜BBQをしている浅井友洋です。

今日、ふとした瞬間に自分の成長を感じてしまったのでここに書き記します。風呂洗い中に思い立って今急いで書き起こしているので長いか短いかも分かっていませんが、最後まで読んでくれると嬉しいです。


1.1年前の今

実は約1年前の今頃、僕はRHGコアメンバーという形で副店長業務に当たっていました。今のスタッフは一回目の緊急事態宣言以降に入った人が多く、このことを知らなかった人もいるかもしれません。

コアメンバーになろうと思ったきっかけは、当時大学3年生だったかっちゃんが店長になり、ともきさんがコアメンバーをやるらしいという噂を聞いたことでした。これを読んでいるひとは、身近な同年代の2人が年商数千万の店をマネジメントするなんてこと聞いたことがありますか?僕はありませんでした。一昨年の4月、つまり大学1年生の春からロックヒルズで働いていて酸いも甘いも知っていた僕の心には、学生が店長をするという今までの常識を壊すような状況に際し、自分も副店長ポジションで働きたいという感情が沸々と沸いていました。そこには「自分のやりたいことを実現する」「やるからには全身全霊で」という、それはそれは熱い気持ちが込められていた…

はずでした。いや、もちろんその気持ちも100%嘘というわけではなかったでしょう。特に店の衛生面に関しては、掛け持ちしているカフェのほうのアルバイト先と比べても課題は山積みだったため改善したいという気持ちはありました。でも今考えると、その根底にあったのは

「副店長という”肩書き”への憧れ」「多分増えるであろう給料への羨望」

だったのかもしれません。しかし当時自分の行動の理由など考える癖がなかった僕は、その根底にある気持ちには見向きもせず、日本橋Connectでさとるさんとごりさんに対してやりたい気持ちを伝え、コアメンバーとしての活動を開始しました。


2.葛藤の日々

コアメンバーとしての活動は、毎週月曜日に書く週報やミーティングへの参加、割り振られたタスクの処理(ふわふわしてるあたりに、やりきれなかったことが表れてる気がする。。。)といった感じでした。コアメンバー!とは言っても大学1年生を終えたばかり。特段意識も高くなく、バイト、カラオケ、飲み会で1年間を終えてしまったような僕には、正直タスク処理の面で店に貢献できることはほとんどありませんでした。何をしたらいいかわからず、5頼まれたら10やって持ってくる人が一般的な優秀な人だとしたら、2しか頼まれてないのに0.5しかやらずに持ってくるようなことをしていた記憶があります。とにかくその時考えていたのは、

「これどうしたらいいんだろう」「でも聞くのも相手の時間を奪って申し訳ない」「聞いても分からん」

といったことでした。こんなことを考えながらやる活動が楽しいはずがありません。案の定、自分がなんでコアメンバーとして活動しているのかが分からなくなっていました。

そんなときに、固定給で契約をするという話が来ました。しかも、アルバイトとしては高額な金額で。これは申し訳ない、この金額には応えられないというのが率直な気持ちでした。元々は、遊ぶお金を稼ぐぞ、くらいの気持ちでアルバイトに取り組んでいた僕は、どうしても、仕事一本!となりそうな未来に対して踏み切ることができませんでした。結局さとるさんとごりさんに連絡して、固定給を頂いてコアメンバーを続けるということを辞める決意をしました。

でも、やれることはやろうと思っていました。これはこの前酔った時に本人にも言ったのですが、「中途半端に辞めてしまって本当にかっちゃんごめんなさい。」という気持ちがあったからです。だからシフト外でも店のメールはスマホに張り付くようにしょっちゅう確認して(スマホばっか見てるのこのせいか)対応しました。シフトに入った時は、アルバイトの通常業務以上に事務的なことをこなし、かっちゃんとの連絡もなるべく密に取ろうと思って活動したのがこの1年です。


3.そして今

そして今、僕は”RHG分析班”に入りたいと考えています。分析班は、顧客の傾向や利益率、月別売上等をもとに、売り上げを伸ばし利益率を高めるための組織です。(そう言われたわけではないですが、勝手に解釈しています。)今日初めてそのミーティングにも参加しました。一応見学という形でzoomに入りましたが、いまとなってはやる気に満ち溢れています。

では、なんでやりたいと思ったか?この記事のタイトルを「成長」にした理由はここです。前置きが長くなりました。僕が分析班に入りやり遂げたいことは、

・分析のノウハウを経験豊富な人たちから奪う

ことです。そしてさらに言うならば、

・RHGを年商1億円超えの店にしよう

と思っています。後者に関してはここで初めて言いました。実はコロナウイルスが蔓延する直前、昨年の2月と3月は、それ以前の同時期に比べ高い売り上げを記録していました。そして、BBQの閑散期と呼ばれるこの時期に施策を打っていたのが、現店長のかっちゃんです。これもしょっちゅう本人に言っていますが、コロナウイルスがない状態でかっちゃんの下1年間頑張ったらどれだけ売り上げを伸ばせたか、とても気になっています。それまでの店長によって積み上げられた土台の上に、学生店長がどこまでいけるのか気になって仕方がありません。

……話が逸れましたが、僕が自分自身に対して成長と感じたのは、上記の気持ちをもとに活動を行うにあたり、

「肩書きなどいらない」「お金のためにやるわけじゃない」

という気持ちでいることです。身近な利益、自分を大きく見せる肩書きなどはいらないから、とにかく今興味のある分野の知識を増やし一生使える力をつけたい、そして目に見える結果を出したいと考えています。昨年コアメンバーになろうとした根底にある理由と比較したら、この違いが非常にわかりやすいと思います。


4.終わりに

正直、コアメンバーを務めながらも挫折してしまったことは失敗だったかもしれません。しかし、1年経ち、同じ店で再び自分のやりたいことを見つけ、さらには自分の気持ちを”分析”して成長を感じられたことで、その行動を正解に変えられた気がします。

今日この記事を書いたのは、成長を書き記すとともに分析班での活動に全力で取り組み、迷った時に戻ってこられる原点を作りたかったからです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。次の更新は未定です。


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