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徒然なるアナログ生活〜今日の1枚〜VOL.5 22.06.03

吹けよ風、呼べよ嵐。
大気の状態が不安定。あたしのやる気も不安定。
安定してるの減らない体重だけ。

湿気に満ち溢れる昨今、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

毎日更新も手馴れてきた本日はコチラ

筆者所有 現行輸入盤

The Who/Who's Next

71年作。69年発表のロックオペラ Tommyの勢いそのままに、メディアミックスまで巻き込んで新たなロックオペラ「ライフハウス」を作らんとしたピート・タウンゼント
しかし構想が壮大で、更にはメディアミックスの目玉で、制作予定だった映画脚本があまりにも難解すぎ、瞬く間に暗礁に乗り上げた…。

基本的に破天荒型の天才であるピート・タウンゼントがノリに乗ってる時期で、その突き抜け方はほかのメンバーがついていけないレベルで常人離れしすぎていた。

だがしかし、最強モード全開で書かれた曲たちはとんでもない傑作揃いだった。
ミックス担当のグリン・ジョンズが余りの出来栄えに感動した程に。
そしてグリンの「コンセプト曲による、ノンコンセプトアルバム」という発想のもと、本作は本格的制作ロードに乗った。

ジョン・エントウィッスルが書いた1曲以外は全てピート・タウンゼントの作。勿論全部にコンセプトがある。
才能爆発でピークの最中作られた曲たちはどれも傑作。
当初2枚組の予定が制作過程で厳選9曲に絞られた。残りはピートのソロやコンピアルバムに収録されている。

その内容は…

とにかく出来がやばい!最高傑作!!

突き詰められたハード・ロックアルバムであり、ロック史に残る名作。The Whoの真髄が極まっている。

シンセの導入を始め、多彩な仕掛けに満ちていて、聴き手を飽きさせない。
問答無用に大名盤である。

全部で9曲。さらりとなぞれるのに、聴いた後の満足度と、さらに聴きたくなる衝動を与えてくれる。

本作を入口にするのも悪くないと思う。


コイツは新品で購入。とにかく中古がない!!
あってもクソ高い!!
貧乏サラリーマンは新品で楽しむ。

The Whoは今年ハーフスピードカッティングリマスター盤をファーストから発表している。
現在はTommyまで発表済み。勿論全部買うつもりだし、ファースト、セカンドは購入済み。

是非とも本作もリマスター盤で欲しいものである。

冒頭一文通りに嵐になった昼下がり。
今日はこの辺で。

また明日お会いしましょう。
See you Tomorrow.

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