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44歳ダンサーの生きて来た道 その2

皆さんどうも!世間は徐々に今の生き方を理解し始めて来た最中ですが、不安を抱えつつも光を掴む為に何歩も前進しようとロジャーラビットを踏み、やや後退してるんでは無いか?と皆さんに思われていたりいなかったり💧とにかく生きてますMatsumuuです。

前回は、小学生時代を書きましたが今回は中学生編です。

当たり前ですが、小学校を無事に卒業し小学校のすぐ坂の下にある中学校に入学しました。ボクの中学は隣町との合併中学だったのでかなりクセの強いファンキーな仲間が沢山居ました😁
とは、言っても入学したての頃はやはり小学生時代のツレとよく遊ぶものです。

チャリンコ暴走族だったボク達は、ご自慢のカスタマイズチャリで学校の裏山や片道1時間くらいかかる繁華街まで走りに行って居ました。

**皆んなのご自慢のカスタマイズチャリとは?? **

そう!!
5〜6段もギアが付いてたこれです!!
昭和のナイスガイには、涙が出る程懐かしいマシーンでしたね〜😭

特にこのゴツい変速機!!
無茶苦茶スピード出して急ブレーキをギーーーーーてかけると、サドルから投げ出されてこのギア部分で股間を痛打した男子は少なくないでしょう😅
慣性の法則は、これで学びました。

このマシーンをカスタマイズです。
これだけ色々付いてるのにカスタマイズ???
と、思われる方も居るでしょう。
当時のボク達は、このイカしたマシーンのイカした機能を全て取り外して裸になったチャリンコで激走していました。
・・・このイカしたマシーンのイカしたシステムを全て取り外しですよ!!!!💦
当時のボク達は、何を考えていたのでしょう😅

誰かは、覚えてませんがある時裸になったチャリンコでボク達の前を走り去り振り返り様に一言、、

「こっちのが、カッコええ事ない??」

それを見たボク達は、
「オーーー!」「カッコええ!!!」🤩
と一喜一憂。
すぐさま、ドライバーでありとあらゆるパーツを取り去り滑走。
メンバーの一人は、止まり際に

「何か軽くなって走り易いわ」

いやーー!絶対違う!😭
ギアある方が絶対走り易い!!
と、今振り返れば思います。

そうこうしながら、週に2・3回は往復2時間かけてブルーハーツの「TRAIN TRAIN」を高らかに歌いながら繁華街へ走って行きました。
当時のボク達は、校則で全員丸坊主でした。
皆さん想像してみて下さい。
丸坊主の中学生5・6人が丸坊主になったチャリンコで走りながら、チャリンコなのにTRAIN TRAINを熱唱して走る姿を・・・
とても、愛苦しくて仕方ありませんよね?(爆)

⭐️六車くん⭐️

最初に書きましたが、クセの強い仲間の一人。幼なじみの六車くん通称ムッグンを紹介しようと思います。彼は、ボクが小学低学年からのツレでご近所さんの幼なじみです。

ムッグンとの小学生時代の遊びも個性的で、変な声をお互い出し合い2人で大爆笑😂挙句の果てには、その声を自宅でカセットテープに吹き込み披露しこれまた大爆笑😂こんな風にお互いの親交を深めていました。

そんなムッグンとも同じ中学に入学し勿論、二人共坊主頭。

しかし、ムッグンの風貌は徐々に変化して行きました。

大抵、バリカンのミリ数は6ミリ程度が平均で皆んな頭を丸めて居ましたがムッグンは1ミリ、、、ほぼスキンです。そして、ほぼスキン状態なのに惑星王ベジータを彷彿させる様な見事なパチキ(剃り込み)が入っているではありませんか😅それが、分かる方々にはお馴染みですよね〜。ボクらの中学高校時代は、BE BOPハイスクール・ろくでなしブルースが全盛期です。

ムッグンは、この勝治を更にエスカレートさせた状態をキープしていました。

しかし、ムッグンの中身は何も変わらずあの変な声を出し合った時のままの笑顔でいつも話してくれました。その笑顔からこぼれる彼の歯は少しずつ小さくなっていきましたが、、💧よく団地の駐輪場で、彼ら特殊部隊は集まりアンパンに興じて居ましたからね😓そんな素敵な、ムッグンです。

⭐️救世主⭐️

先程触れた様にヤンキー漫画が全盛期な時代、田舎の純朴な中学生は多々影響を受けて居ました。

ある時、2つ程向こうの学校をシメている頭が我が校にやって来ました。

彼の姿は、今でも鮮明に覚えて居ます。身長は180cmを超え隣には小さな小さな舎弟を一人連れて校門の前に立ちはだかりました。名は、小山です。

小山は、我が校の頭モモッチを呼び出し、、、

😠「タイマンで決着つけるか??」😠

と、曰いました。それを受けモモッチは、、、

🙂「いや・・・辞めとくわ」🙂

この数秒で決まった敗北宣言により小山の不戦勝は決定です。

モモッチの気持ちは全員が痛い程分かります。「あんなラオウみたいな奴に勝てる訳無い、、」誰もが賛同して居ました。

そんな一件も落ち着いた頃、ボクはいつもの駄菓子屋さんの店頭にあるゲーム機で友達と白熱したバトルを繰り広げて居ました。

懐かしいですねー「ドンキーコング」です。

脇目も振らず夢中でこのゲームにしがみ付いて居たら、後ろから気配が、、

子供が覗いてるのかな〜?と思い少し振り返ってみると、、


デカイデカイ黒い物体が、、


そう、そこに立って居たのは2つ向こうのドヤンキー小山です。

ボクと友達は、一瞬で悟りました。そして、それは見事的中。

小山「なんか面白そうやな〜〜。小銭持ってる??かしてくれへん??」

ボクたちは、口を黙み目を合わしません。

そうすると、矢継ぎ早に、、

小山「ちょっと、飛んでみ??」

出た〜〜💧あの漫画で見た事あるそのままのセリフ💧

ボクたちは、ピョンピョンと2回程飛び跳ねます。ついさっきまで夢中になって居た画面のキャラクターの様に。ポッケからは、チャリンチャリンと軽〜い金属音が、、、

小山「持ってるね〜〜」😁

ボクも友達も観念し、平和的に解決しようとポッケに手を突っ込んだその時

小山の背後から聞き覚えのある声がします。

「辞めといたりーや。」

小山の影から、クリクリだけど見事なパチキを入れた救世主が現れました!!

そう、ムッグンです😭

小山「お前の友達?」

ムッグン頷きます。

小山「そうなんや〜。わかった。」

この言葉を残し、姿を消しました。

なんと、ムッグンと小山は既に友達だった様です・・・

ボク達が、低い声で有難うと伝えるとムッグンはいつもの笑顔で大丈夫やで〜と答えてくれました。相変わらずの小さい歯を覗かせながら😂

こんな中1を経て、中2でダンスに出会います。

次は、やっとやっとのダンス編です笑笑

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