見出し画像

サザンオールスターズへ愛を込めて 〜あの日目の当たりにした伝説の全て〜

人生で初めてのサザンオールスターズのライブに参加、そして1つのツアーで2公演以上参加するという貴重な体験をしてきました。6月8日と9日に行われた札幌ドーム公演を纏めました。

まず桑田さんの使用ギターをまとめておくと、アコースティックギター1本(Martin)、エレキギター(テレキャスター)3本(PGM、Schecter、Fender)の計4本。Martinは当たり前だけど一番音が響いてた。最もスタンダードな弾き語りのスタイルで、東京VICTORY、HAIR、栄光の男で使用。PGM(ボディが黄色、ピックガードが黒のやつ)は序盤の壮年JUMPと希望の轍、中盤(13~16、21~25曲目)で使用。ほぼローポジションで押さえて弾くことが多く、割と普通のスタイル。音量も普通。Schecter(ボディが青、ラメ入りのピックガード)は力道山とCRY 哀 CRYでのみ使用。パワーコード使いがちで、エレキギターの中では一番歪んでた気がする。Fender(赤色)は序盤の4~12曲目で使用。あんまりギター弾いてなかったり、身振り手振りが多い曲がほとんどだった。ボリュームはかなり絞ってた。音重視というよりはビジュアル重視な曲に多い傾向。


-Opening- 

会場の照明が一斉に消え、ステージの幕(最初、ステージ正面に白い幕が架かっていた。ミスチルSENSEアリーナ1曲目のNOT FOUNDみたいな感じ。)にサザンオールスターズデビュー40周年のロゴマーク”Southern All Stars 40TH”の文字が映し出される。

買ったツアーグッズのトートバッグに書かれているこの文字と同じやつ。次第にその文字が消え、大きな時計が現れる。時計の針が回転しながら1978から1979,1980,...,2016,2017,2018とバンドのデビュー年からカウントアップし、「2019」でストップ。お客さんが入場の時にもらった手首につけるライト(「40周年記念ライト(?)」っていうらしい)が光り、会場が青色に包まれた。自分は結構上の座席にいたので周りを良く見わたせて綺麗だった。白い幕にライトが当たり、右腕を天高く伸ばしているメンバーの五人と思われる姿のシルエットが映り、東京VICTORYのイントロ、「Wow...」の声が会場に響く。それは開幕を告げるファンファーレのようだった。

1.【東京VICTORY[アコースティックギター]】Martin

https://twitter.com/sasfannet/status/1111989602917613568?s=21

ギターを抱えた桑田さんにだけスポットライトが当たり「時を~」の部分から弾き語り始める。ギターを弾きながら歌う彼の姿が幕越しのシルエットにはっきりと映し出され、その瞬間、会場が歓声と盛大な手拍子の音によって包まれる。”それ行けGet the chance!!”の直後に白い幕が降り、今まで幕の裏で隠れていたメンバー全員がステージ上で演奏しているのが肉眼でやっと確認できた。ミラーボールがキラキラ光ってて綺麗。幕に隠れてギター弾いてる影を見た瞬間に早速感動したのが、ついにこの曲でギターを持ってくれたということね。


https://southernallstars.jp/mob/pageShw.php?site=SASJP&cd=2019live_photo

Twitterでも前に呟いたけどこの写真、多分6弦ミュートしつつ3,4,5弦2フレット押さえてるからAのメジャーコードで東京VICTORYかな、って推測してたんだけど多分正解だったよね(ちなみにこの写真、桑田さんが着てる日の丸みたいなシャツは札幌公演ではアンコールに着てたから「栄光の男」説もある。後で衣装について詳しく書くけど、公演場所によって変更があったのかもしれない)。ストラップはミスチルの桜井さんも昔よく使っていたマーチンの革のやつ。公式MVではギター弾いてるんだけど、それ以降のライブとかツアーでは東京VICTORYを演奏することがあっても桑田さんはハンドマイク持って歌ってることがほとんどで。やっぱりこの曲には音作り的にもビジュアル的にもアコギは必要だし、東京オリンピックの開会式でもこのスタイルで通してもらいたいと勝手に思っております。ちなみにMVで弾いてるのはギブソンのアコギでストラップはヘッドに括り付けるタイプなんで全くの別物。CD音源もギブソンの音だから今回のライブで弾いたMartinの音は普段聴いてるのと若干異なるものだったのかもしれない。Martinならではの桑田さんのこだわりというか、音楽に対する本気の気持ちを見れたような気がする。1番のサビに入る頃には既に号泣してました。

2.【壮年JUMP[テレキャスター]】PGM

東京VICTORYが開幕を告げるファンファーレとして0曲目という位置づけならば、実質この曲がライブの1曲目だったのかもしれない。2番のAメロで"再開の日札幌の街よ お陰様で40周年 見てくれは悪いけれど今日は最後までよろしくね〜"と歌詞を替えて歌ってくれた。

https://southernallstars.jp/mob/pageShw.php?site=SASJP&cd=2019live_photo

この写真は壮年JUMPでほぼ確定なんだけど、桑田さんが各公演毎に衣装を変更していたことが証明できる。札幌ではこの日の丸風シャツはアンコールに着ていたけれど、PGMのテレキャスターを持って歌うアンコールの曲が存在しないので。斎藤誠さんが黒いレスポールで異常に歪んだサウンドのイントロを奏でていた。CD音源ではポップな曲という印象だったけど、生で聴いてめちゃくちゃロックを感じた。三ツ矢サイダーのcmで桑田さんがアコギ弾いてたから、ライブでもギター持ちのスタイルでやって欲しいと願っていたけれどその斜め上をいった。まさかのテレキャスというね。誠さんはリードギター、桑田さんはずっとコード弾きしてた。いつも通りのハンドマイク持って歌うスタイルよりは嬉しかったけどPGM(=Professional Guitar Manufacture)、桑田さんが愛用してるテレキャスでやりたいっていうこだわりを感じられた。これは想像してなくて感動した。

3.【希望の轍 [テレキャスター]】PGM 

https://twitter.com/sasfannet/status/1119616684023640064?s=20

最初にエボシ岩の画像が正面モニターに映る。イントロの原坊のピアノの音、多分今回のライブで1番盛り上がってたかも。会場が沸いてたって表現が似合ってた。ライブVer.、テンポが相変わらずCD音源に比べて速い。みんなのライトがオレンジ色に光って綺麗。サビのoh Yeah!!の所は今までにないシャウトで感動。多分だけどこの曲でギター持ってたのは桑田ソロの2007-08の年越しライブ以来かな??当時はレスポールでパワーコード気味だったけど今回はテレキャスでローコード弾きしながら歌ってたな。かっこよすぎた。サビでモニターにサザンの5人が演奏してる姿が映った時に泣いた。

https://twitter.com/sasfannet/status/1122130303173025792?s=20

MC「どうも〜ゆずです。ゆずの小さい方です。(2日目は中島みゆきです〜も追加)いやー、生まれ故郷のね、札幌に帰ってきましたよ。立ったままじゃなくて、どうぞ座ってみてくださいね、せっかく皆さん取ってくれた席なんで笑 もうすぐでこのツアー、終わるんですけれども今までの会場がどこも盛り上がりがイマイチで…笑 北海道の皆さんにかかってるんですよ!さぁ次の曲行きますよ。…あれ…?(ここでFenderの赤ギターを抱えた桑田さんが右手に白い恋人を持っている)(会場の全員が爆笑)ピックだと思ってたけど違ったわ笑 こっちが正しいのね笑(マイクスタンドに付いてる1番上のピックを取る)それじゃ、次の曲です。」

4.【闘う戦士たちへ愛を込めて [テレキャスター]】Fender

これもイントロで歓声が。ステージが檻になる感じの縦格子状のオレンジ色のライトアップ。こんな感じで下からレーザー光線が出てた。(この写真が闘う戦士たちへ〜の演奏の様子とは断言できない。)

https://twitter.com/sasfannet/status/1132666942517497857?s=20

今までこの歌を披露する時はハンドマイクだったけどついにギター持ってくれて嬉しい。空飛ぶタイヤの映画の予告映像が出た時にこの曲は桑田さん絶対エレキギター持って歌うな、って思ってたもん。それがやっと今回のライブで現実になって感動。しっかりとサビの最後でEmを押さえてることを確認できた。ABメロ、Cメロはほぼギター弾かず身振り手振り多め。サビはほとんど弾いてたような印象。Fenderの赤いテレキャス持つ時の桑田さんは音や演奏よりもそのギターを抱えたビジュアルを重視して考えて選んでるような気がする。(後で詳しく書いてます)


5.【SAUDADE ~真冬の蜃気楼~[テレキャスター]】 Fender

https://twitter.com/sasfannet/status/1130107526920384512?s=20

ここで来るなんて予想してなかった。松田さんのドラムのシンバルを細かく叩く音、静かにビートを刻む音から始まる。"序盤4曲は割と王道だけどそれ以降は全然知らん、マイナーすぎ"、っていうコメントをTwitterで見かけてなるほどなぁと思った。青色とか紺色の暗い照明が印象的。モニターにメンバーの様子は映らず、黒い壁みたいなデザインになっていた。

https://twitter.com/sasfannet/status/1139876135670411264?s=20
6.【彩 ~Aja~ [テレキャスター]】Fender

これもまた松田さんの静かなビートから始まる。これは是非アコギ持って欲しかったな〜っていうのが第一印象(笑)。斎藤誠さんはアコギ持ってて間奏でもソロ弾いてたけど。桑田さんは何故テレキャス選んだのかが気になる。こんなテイク初めてじゃないかな。モニターにはピンク色の空に虹のイラスト。ラスサビで青空に虹に変わる。この曲でのポイントは、サビの"夢の中へ僕を連れてって〜"の後、Bm→B♭mに半音下がるコード進行のとこで、B♭mが省略されていたこと。ずっとBmをキープしたまま、次のC("綺麗な花咲く〜"の出だしのコード)にいく。ツアー始まる前にツイートしたことが正夢になったのも驚きでした。

7.【神の島遥か国 [テレキャスター]】Fender 

TIGERさんにスポットライトが当たり、琉球民謡を歌いだしてから始まる。そろそろタイミング的にも原坊曲かな?と思い、"ナチカサヌ恋歌"か~、そりゃマイナーすぎるわな。と予想していたところ、あのイントロが。あ〜そっちか!ってなった(笑) 

https://twitter.com/sasfannet/status/1129749094505828355?s=20

沖縄の海、ハイビスカス、灯台等の映像。Bメロでビール飲むポーズなど、ジェスチャー多め。サビでゆっくりワイパー。

https://twitter.com/sasfannet/status/1137363796861710336?s=20

8.【青春番外地 [テレキャスター]】Fender

モニターには モノクロの田舎の映像。これもマイナーな曲だよね。一時期葡萄聴きまくってたから割と耳には馴染んでた。CD音源よりも若干テンポが遅く聴こえたのは気のせいかな。


9.【欲しくて欲しくてたまらない[テレキャスター]】Fender

正直、この曲知らなかった。今回のライブで初めて聴いた。ステージ左右の小型ビジョンにタイトルと歌詞が表示されるんだけど、タイトル見てもピンと来なかった。でもめちゃくちゃかっこいい曲だったな。KAMAKURAに収録されているらしい(未だに聴いたことがないアルバム)。光はピンク色が基調だった。”All I can tell you is Blues"のフレーズのメロディーとの語呂が気持ちいいほど良すぎて一発でハマったかも。大破恋恥で「Oh,ハレンチ」って読ませるフレーズが天才かと思った。

 
10.【Moon Light Lover [テレキャスター]】Fender

 モニターに夜空の月明かりの映像。ラストはGのハイポジション簡略化コードの押さえ方で締める。これがYoung Loveからの唯一の選曲だったかな。海のYeah!!、バラッド3でも聴いてて馴染んでた曲。


11.【赤い炎の女[テレキャスター]】 Fender

斎藤誠さんがアコギ弾いてたりステージ上で炎出てたりフラメンコのダンサーが踊ってたりしてた。ツアー開始前にたまたま寄ったブックオフでアルバム「綺麗」を108円で見つけて買ったってことがあったんだけど、今回ライブでやってくれたことに運命を感じた。

12.【北鎌倉の思い出 [テレキャスター]】Fender

原坊ボーカル曲で、桑田さんはギターでコード弾きながらハモり入れたりしてた。これを含めて、去年発表した新曲は3曲とも全部披露してくれたことになった。モニターには神社だったり自然や森林の映像が映っていた。

[メンバー紹介] かなり分量多いのでここでは省略。(大体のメモは取ってあるのでいつか別の記事でまとめます。多分。)

13.【古戦場で濡れん坊は昭和のHERO[テレキャスター]】 PGM 

https://twitter.com/sasfannet/status/1119956958646112256?s=20

正面モニターに阿修羅像のシルエットが映って怖い。アウトロでは2体に増える。ステージには照明が一切入らず、とにかく暗かったのが印象的。モニターにメンバーが映るわけでもなく、顔の表情などギターの色もはっきりと見えない。タイトルからして不思議だし、サザンにこんな曲あったんだ、、、って衝撃受けた。サビ(?)の”古戦場で濡れん坊は昭和のヒーロー”のフレーズがすごい印象に残ってて、未だに頭の中で流れてる。

https://twitter.com/sasfannet/status/1132280214048739330?s=20

14.【JAPANEGGAE(ジャパネゲエ)[テレキャスター]】 PGM

阿修羅出てくるのこっちだったかな。あんまり覚えてない。これも初めて聴いた曲だった。イントロからしてちょっと不気味な雰囲気な曲だった。歌詞がCRY 哀 CRYみたいな古文っぽい感じ
 

15.【女神達への情歌 〜報道されないY型の彼方へ〜[テレキャスター]】 PGM 

イントロ聴いた瞬間、うわぁ~これもやるんか…って衝撃しか受けなかった。2016年の夏、サザンにはまりたての頃に狂ったように聴きまくってたバラッド3で知ってたから、ライブでやってくれたのは嬉しかった。歌詞を改めて見て、こんなに卑猥な内容だったっけ?って思った。風船をまとったピエロみたいなやつとかいろいろ登場してきた。モニターにはKEEP OUTの黄黒のテープとか、裸の女性のイラストが映る。サウンドがめちゃくちゃ歪んでたり、カオス。桑田さんの脳内ってこんな感じなのかなって思ったり。前2曲とは対照的に、証明がオレンジっぽい感じですごい明るかった。


16.【慕情 [ハンドマイク]】

前3曲が割とマイナーな部類の曲だったのに対し、これは王道路線。イントロのピアノの音が流れた瞬間、盛大な拍手が巻き起こる。1番を歌い終わったときも同様。暗い照明で、モニターにモノクロの波紋、波の映像。

MC 「今回のツアーで全会場でやらせてもらっています、サザンの新曲をね、聴いていただきたいと思います。全然大した曲じゃないんですけどね、(笑)。タイトルは愛はスローにちょっとづつっていいます。このツアーが終わってからかな?いつになるかはわからないけどレコーディングすると思います。」 

17.★新曲【愛はスローにちょっとずつ [ハンドマイク]】

名曲だった。優しいピアノとアコギの音の絡み合いから始まる。慕情のあとに聴いたからか、サウンド的には慕情を最大限にポップにしたようなイメージ。メロディーはソロの杜鵑草を彷彿とさせるようなアレンジだったような…(?)歌詞はサザンらしい失恋の内容。とにかく音源化が楽しみ。


18.【ゆけ!!力道山 [テレキャスター]】Schecter

https://twitter.com/sasfannet/status/1134819625491812352?s=20

新曲の余韻に浸りつつ、感動してたのも束の間、モノクロのプロレスの映像がモニターに流れる。まさかと思った。いや、あの曲しかないなと。レアすぎる。Schecter持ってるもヤバい。この曲に対してどんだけ本気なんだ…って思ってしまったよね。”雅や〜”の後に両手を腰にあてる力道山のポーズをしててた。ギター抱えたままってのがまた余計にかっこよかったな。。

歪みまくってカッコいいギターソロや、Oh,Yeah!!のコール&レスポンスが追加されていたり、とにかく聴いてて楽しかった。ソロは桑田さんが弾く。赤コーナー、青コーナーでライトがそれぞれ赤色、青色に光る。


19.【CRY 哀 CRY [テレキャスター]】Schecter 

https://twitter.com/sasfannet/status/1129749094505828355?s=20

Bメロの一部以外、ほぼパワーコードだったような気が。サビでDmからC#→Cに半音ずつベース音が下がってく所は圧巻。モニターに平安絵巻の映像、いろは唄の文字。下に括弧付きで歌詞の現代語訳文。最後の我恋"ひめやも"でシャウト。めちゃくちゃカッコイイ。

https://twitter.com/sasfannet/status/1127200081784872960?s=20 


20.【HAIR [アコースティックギター]】Martin

 宇宙の星屑とか銀河が終始モニターに映っている。これもやるなんて予想できないでしょ。。


21.【当たって砕けろ [テレキャスター]】PGM

モニターにSOUTHERN ALL STARSの文字だけが光って映っている。クラップのまま次の曲へ


22.【東京シャッフル [テレキャスター]】PGM

前曲からのメドレー形式で、気付いたら曲が始まってた。PiPiPi…のところでクラップが入る。


23.【DJ・コービーの伝説 [テレキャスター]】PGM 

小林克也さんが映像に登場。「それでは、サザンオールスターズのロックンロールナンバーを聴いていただきましょう!」的な言葉から始まる。すごい盛り上がってた


24.【わすれじのレイド・バック[テレキャスター]】 PGM 

これも初めて聴いたけどめっちゃいい曲だったなぁ。。メンバーの若かりし頃(学生時代の軽音とか?)の写真のスライドショーが終始流れていた。全体的に黄色い照明。最後のLalala…でみんなワイパー。最後に”We ❤ SAPPORO. なまら愛してるのさ~”って歌詞替えて歌ってくれて感動。


25.【思い過ごしも恋のうち [テレキャスター]】PGM 

https://twitter.com/sasfannet/status/1130107526920384512?s=20

毛ガニさんのパーカッションの太鼓の音から始まった。最初イントロ聴いた時勝手にシンドバッドだと勘違いした。イントロでステージ正面の銀テープが放出。2日目は桑田さんのギターのネックに引っ掛かっちゃってて本人も笑ってた。間奏で斎藤誠さんのシンラインと桑田さんがギターソロセッション。サビでは桑田さんはギター弾かず、指さしの振り付け。お客さんもみんなやってた。

https://twitter.com/sasfannet/status/1134819625491812352?s=20

26.【はっぴいえんど [ハンドマイク]】

「皆さん大丈夫ですかー!!」の掛け声と共にあの優しいイントロが流れて始まる。曲中に桑田さんがステージの右端、左端にゆっくり歩きながら歌う。スタンドとアリーナのお客さんに手を振ってた。


27.【シュラバ★ラ★バンバ SHULABA-LA-BAMBA [ハンドマイク]】

カラフルな頭をしたダンサーとかいっぱいいた気がする。桑田さんも派手な色の扇子もって振り回しながら歌ってた。ラスサビの半音上に転調するパートはカットし、別の曲(恋の季節)に変わってた。


28.【マチルダBABY [ハンドマイク]】 

これもめっちゃ盛り上がった。桑田さんがサングラスかけて歌ってたのが面白すぎた。サビの最後”マチルダ・ベイビー No,no,no...”の直後に爆音の特効の炎が炸裂する。サザンのライブでは定番なのかな?事前にアルバム「綺麗」を買った甲斐があった。

29.【ミス・ブランニュー・デイ (MISS BRAND-NEW DAY)[ハンドマイク]】

この曲のライブでのバンド感がヤバい。CD音源よりもかなりギター歪んでるし、ドラムの加速感とかも凄かった。他のバンドと比べるのはちょっとあれだけど、ミスチルのWorlds endと同じような衝撃に近い。当たり前だけどめっちゃ盛り上がってたし。イントロで拳を突き上げ、みんなでHey!Hey!ってやってた。

https://twitter.com/sasfannet/status/1114164217303580673?s=20

https://twitter.com/sasfannet/status/1135184379821510656?s=20

30.【イエローマン ~星の王子様 [ハンドマイク]】

僕はイカすでしょのとこで歌舞伎のポーズ。黄色い仮面をかぶった不気味なマントの怪人みたいな人(イエローマン?)も一緒にいた。

31.【マンピーのG★SPOT [ハンドマイク]】 

イエローマンが桑田さんに襲いかかり、正面モニターに巨大な”G"の文字が映り曲が始まる。金のマイク、まりもっこり、いくら丼が付いたカツラをかぶってた。 ”永遠の夏のメロディ”、”灼熱の恋のメロディ”のとこは全部オク上で張り上げてた。。2日目はラストの”永遠の夏のメロディ”のみ原キー、それ以外が全部オク上。

最後に”下着を頭にかぶったら~父さん母さん悲しむよ~”みたいな感じの桑田さんがアコギで弾き語ってる切ないバラードが流れて本編終了。

〜ENCORE〜

1.【I AM YOUR SINGER [ハンドマイク]】
桑田さんが日の丸風のシャツを着て登場。2日目は桑田さんがピンクのツアーTシャツ着用。「元気があればすすきのへ行かず、アンコールをたくさんやりたくなります!!」の掛け声とともにイントロ開始。曲中の歌詞”さあみんなで Love Song アンコール”のフレーズに感動。これをアンコール一曲目に持ってきた意味が分かったような気がした。サザンのシングル曲ではトップクラスに好きな曲だから聴けて良かった。

2.【LOVE AFFAIR ~秘密のデート~[ハンドマイク]】
波の音と鴎の鳴き声が流れて始まる。チャコの海岸物語かな?と思ったらあの瑞々しいイントロが。おそらく横浜と思われる港街のイラストがアニメーションとして映し出される。イントロから大歓声。イントロは斎藤誠さんが黒いレスポールで弾いてたような。観覧車に時刻表示、実際の時間と一致。ステージ後ろでコートを着た男性と女性が出逢う(別れる?)シーンを再現。

3.【栄光の男 [アコースティックギター]】Martin
長嶋茂雄引退セレモニーの「永久に不滅です」の映像が流れて始まる。巨人ファンである松田さんがファイターズのキャップをかぶりながらドラム叩いていたことに感動。 2番Bメロでイチローの写真が映る。やっぱり名曲だと思った。歌詞の重みというか説得力が今の桑田さんが歌うことでより強調されていた。2018年のロッキンでは確かシンライン弾いてた気がするんだけど、今回は原曲を忠実になぞるようにアコギ持ってて、それだけで感動した。2日目には号泣してしまった。


4.【勝手にシンドバッド [ハンドマイク]】

感動してるのも束の間、あの太鼓の音と桑田さんのオーゥイェー!の掛け声、コール&レスポンスが始まる。イントロのラララ―ラララ~で銀テープが一斉に放出。スタンドの結構上の方まで飛んできた。

1番2番の出だしの歌詞を”砂混じりの札幌”、”いつになれば北海道”に変更。1番終わったあとの"Music come on back to me ya!"のあとに「40周年ありがとう!」の文章が表示された。"今何時?""そうねだいたいね〜"の掛け合いは毎回恒例のもの。ファイターズのユニフォームを着た人とかクラーク博士の恰好をした人が後ろにいる。やっぱりこれが一番盛り上がってたな。


(ほとんどのお客さんが帰る支度をし始めていた。実際に会場を出ていく人たちも結構いた。)


MC「お陰様で、サザンオールスターズは40周年を迎えることが出来ました!みんなと支えあってのバンドだと思っています。本当にありがとうございます…。最後の最後に、この歌をお届けしたいと思います。」


(…え??勝手にシンドバッド終わりじゃないの???まだあるの?)


5.【旅姿四十周年 [ハンドマイク]】
え、こんなサプライズあるの!?ってくらいびっくりした。完全に予想してないじゃんこんなの。原坊のピアノのイントロから始まり、大歓声が。「旅姿六人衆」をアレンジした、別の曲になってた。これもまたアルバム「綺麗」をライブ前に買った甲斐があったと思わされた。あの時買ったのはもはや運命だったのかも。照明は1色だけですごくシンプルな演出の中、バンドサウンドと桑田さんの歌声が響いていた。曲中で"Mr.Nanyaさんらがいれば大丈夫〜"と、舞台監督さんの名前を入れて歌ってた。最後のLalala…の部分で"札幌で〜また会おうね〜"って何回も繰り返し歌ってくれて泣いた。歌の終わりに、「サザンオールスターズ!!」と桑田さんが叫び、終了。圧倒的なパフォーマンスだった。


退場曲は尾崎紀世彦さんの「また逢う日まで」(いや、サザンじゃないんかい、っていうツッコミを入れたくなる)の中、メンバー全員がステージ左右を走り回り、お客さんに手を振る。走り回ると言っても、「これが僕らの全速力です(笑)」って言いながらゆっくりジョギングするような感じだった。

最後の最後、1日目は「ラフィラの地下で会いましょう!スナック原価で会いましょう!」、2日目は「スナック原価で会いましょう!マツタケキヨシで会いましょう!」

みたいなことも叫んでたな。

※ラフィラ…すすきののデパート、スナック原価…すすきのスナック、マツタケキヨシ…すすきのヘルス



知らない曲多かったけど感動的なライブでした。2日連続で見れたこともあって、他の今までのライブに比べて割と冷静に分析できてるような気がします。早く音源全部集めてプレイリスト作りたいな〜



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?