歩行観察3

今回は前方から歩行を観察して思ったことをお話しします。

足を前方に振り出すときに、膝が真っすぐ出る人、内側に出る人(内股)、外側に出る人(がに股)がいます。

その中でも、今回は外側に出るのはなぜだろうか?という点に着目しました。

これについて2つの理由を考えてみました。

1つ目の理由は、「お尻の筋肉が硬い」ということです。

お尻の筋肉は膝を外に開く外旋作用があるため、硬くなってしまうと歩行の際に、膝が外を向きやすくなります。


2つ目の理由は、「左右のバランスをとるため」です。

歩行で、左右への重心動揺が大きいためそれを真ん中に戻しバランスを保とうとしている場合です。

・・・・・?ですよね。

例えば、歩行で、左側へ重心が偏位しやすい場合。そのまま右足をまっすぐ出していては、右足を接地した際に重心が左に残ったままになってしまいますが、右足を外側に振り出せば、それに引きつられて骨盤も右に移動するため、重心が真ん中に戻ってきます。

足をまっすぐ出した場合
膝を外に向けて振り出す場合

というように、バランスをほ補正する目的もあるのだと思いました。

皆さんはどう思いますか?


今回は、ここまで。
お読みいただきありがとうございました。

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