日記:SHISHAMOとシチュー
10/29(日)
バンドSHISHOMOの結成10周年ライブに行った。
セットリストにあると思っていた「明日も」がずっと演奏されず、2部ともが終わった。もちろん他の曲も大好きなんだけれど、やっぱりヒット曲だし聴きたかったと思っていたら、アンコールの最後に「明日も」そして次に「明日はない」で〆。色んなことを思い出して、涙が出てきた。
一緒にライブ参戦した部活の後輩ちゃんに、「すごいエネルギー使って聴いているのが隣で伝わってきました」と言われた。
あっという間の時間だった。やっぱり音楽はどんなジャンルもいいね。またライブやコンサート行きたい。演劇とかミュージカルも観たい。生(なま)って勢いがすごい。悲しみも喜びも全部ダイレクトに伝わってくる。
その後、ともにライブに行った4人で私のお家でホワイトシチューを食べる。鍋から溢れそうなほど作ったのに、一瞬でなくなった。ひとり分を作るのが難しい料理をみんなで食べるのはいい。冬のホワイトシチューをハフハフしながら食べるのはいい。喋りに喋りまくって、色々すっきりした。
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10/30(月)
今日から泊まり込みで市外で実習。別に大したことはないんだけれど、緊張していたせいか超絶お腹の調子が悪い。着いた途端にトイレに駆け込む。ずっとお腹はギュルンギュルンだった。
いつもと違う食べ物、いつもと違う寝る場所、会う人は知らない人ばかり。もちろん学びも多いんだけれど、非日常は疲れる。
昼は実習先のお弁当。夜は、持ってきたレトルト豆カレーとレトルトパックごはん。カレーは具材が少なく、ボリューム大事な自分には足りず冷凍ブロッコリーをレンジでチンして量増しした。あと、焼き芋とバナナヨーグルト。炭水化物多い。
夜ご飯をひとり食べながら、妹と電話。
部活の先輩の愚痴を聞き、一緒に怒った。
「結婚っていうより子ども欲しい」と言い合った。
好きなタイプが全然違うって笑い合った。
好きになった人が、多分私だけに器用に表面上優しく見せていたんだろうって言ったら、もっといい人がいるって言われた。
久しぶりに、妹に声を聞いた。え、めっちゃ楽しい。もっと頻繁に話したいわ、こりゃ。今年度妹が大学入学し、同じライフステージにたった。すると、アドバイスする側とされる側というより対等に言い合える会話が心地良い。それでいて、私に対するリスペクトを感じる。嬉しい。
親はきっと子どもより早く死ぬ。でも、姉妹はもっと一緒にいられる時間が長い。仲良くしていたい。
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11/1(木)
実習先で、知り合いの先生にたまたま会った。仲が良いというには烏滸がましいくらい上の先生。5人のお子さんのパパである。この夏からワシントンに留学するらしい。ワオ。
そのパパお医者さんに、
「あなたみたいな人はこんなところに留まらない方がいい、俺がそうだから」
と言われた。
「どうせいつでも戻って来れるから、レールに乗るんじゃなくてもっと面白いところ行きなよ」
とのことだった。
嬉しかった。
普通、うちの病院においでって言われる。でも、病院のことより私のことを考えた結果の発言だと思った。
がむしゃらに経験を積みたいという思いと、忙しい職場で働いて大丈夫かな私壊れたりしないかなという自信のなさが交互に浮かんでくる。っていうか、その前に就活ミスったりしちゃわないかな。あっちこっちで面接ミスったりしないかな。
(病院も企業ほどではないけれど、ちゃんと就活があります。だから、医学生もそれなりに就活がある。)
ああ、面倒くさい。誰か私の就職先決めてくれ。いや、それは嫌だけど。
私たちは6年制の大学生活で、高校の同級生はもうみんな立派に社会人1年目。みんなも去年か一昨年か、こんなふうに就活でグチャグチャな思い抱えてた?何がしたいとか、どこで働きたいとかもうよくわからないし。結局潰しが効きそうなところを選びそうなんだけれど、良いの?
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11/3(金)文化の日
部活。午前中はすっごく楽しく練習できた。ずっと実習続きで、走ることぐらいしかできていなかった。久しぶりに、みんなに会ってみんなと一緒に練習するとヒャッホーとなった。やる気満点。
私は、自分の練習に集中してしまうタイプで、後輩に教えるとかあまりしないタイプ。だけど、後輩にも自ら聞いていく。
「ねえ、最近〇〇な感じでこの部分が上手くなったけれど何か意識した?」
「今何意識して練習している?え、教えて」
だんだん先輩の立場になってきて、何もしなくても誰かが私を見てアドバイスをくれることはなくなってきた。もちろん自分で、上手な人の動画を見て学ぶのも大事なのはわかる。だけど、他人の目線も必要だよね。後輩のみんな本当にすごいの。負けたく無いから、じゃんじゃん技を盗んでいきたい。そうやって切磋琢磨して、最終的にこのチームが強くなって勝ちたい。
そうだね、先輩になったからって我が儘を言って良い訳じゃない。ちゃんとそういった行動は反省して、部活を円滑に回していくために周りに配慮する気持ちをわすれちゃだめだ。うん。
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