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読解力を考える

読解力があるとなぜいいのか?

いろんな理由がありますが、大きなメリットを2つ説明すると、

  • 文章を読んだときに書いた人が何を言いたいのか、何が問われているのかが明確に掴める。

  • コミュニケーションをとる際に相手が言っていることを理解できるようになる。

これって超大事なことです。

特に俳優を仕事にする人は、

脚本を読めなければ間違った演技をすることになるし、表現という部分でも言葉や文章、文字の読解力が高い方がベターです。

ここで脚本という言葉を使いましたが脚本は小説とは大きく違います。

脚本は小説の様に感情や環境を細かく書いていないもので、簡潔に行動と台詞しか書かれていないので読み取るのが難しいのです。

もっと言うと、日本の脚本はト書きですら説明不足で足りない部分もあるため脚本の意図を理解することができないことは多々あります。

全ての人が同じように同じことを思える脚本があれば必要ないのかもしれませんが、そんな脚本は存在しません。

この脚本は映画やドラマの世界で作品をつくる設計図のように使われています。

読んでそれを映像にするための設計図です。
読解力がないとこの設計図が読めません。

ですが勘違いしないでください。

設計図という言い方をしましたが、
脚本は脚本なのです。

設計図ではなく脚本です。
脚本は読むものです。

わかりづらい表現をしましたが、設計図と脚本の捉え方も読解力があれば、
あー言ってることこういうことね。と理解できるのです。

そいつは困った。。
読解力ないや。。

安心してください。

読解力がないと思っている人でも、
読解力を高める方法はあります。

本日はその方法を記事にしました。

この記事を読むと、脚本に対しての読解する力が向上し、演技がもっと楽しくなります。

普段の生活にも影響があり、コミュニケーションが上手くなったり、
何かしらの変化があるはずです。

5分で読めるので最後までお読みいただけますと幸いです。

では書いていきます。

読解力を考える

この読解力を高めるのにやることはたった一つしかありません。

ていねいに読む。

すなわち精読が鍵となります。

国語力がひくい人は、自分でも気づかないうちに、文章の一部を読みとばしたり、わかるところを勝手につなげて思い込みで意味を補ったりしています。

ダメな例をあげます。


・漢字が読めなかったから後で調べる。
・意味がよくわかっていないけどなんとなくわかる
・わかる単語を抜き自分流で文章を作る

こんなことです。

思い当たる節はないでしょうか?

これを脚本に例えると、

・柱とト書きの意味を理解して環境を整理していない
・自分の台詞の意味だけを考え、相手の台詞から読み取れるシーンの意味を理解していない
・難しい言葉の意味を調べて理解していない

こんなことありませんか?

ごく簡単な例をあげましたが、他にもあるはずです。

相手が伝えたかった内容を変換して理解しているため間違った方向に進んでしまうのです。

こんな人は要注意です。

会話をしていて、今話してる内容と違うことをいきなり言う、
「言葉のキャッチボールができない人」

問題や質問の回答と全く別な答えを書く。


思い当たる節ありませんか?

「やば、読解力ない、、」

読解力がないと落ち込む必要はありません。

成人の3分の1は読解力がないという研究結果が出ているのです。

そんなにいるの?と思うかも知れません。

まずは自分が読解力がないかもと気付かないと修正は不可能です。

そのため早く自分ができないと気付く必要があります。

読解力に関しては自分で気付けないことの方が多いと思います。
誰もが自分は大丈夫と思っているからです。

まずはここからです。

読解力がない人は修正すればいいのです。

読解力を高めるためにやることは、
先ほども書きましたが、

「精読」

まずはこれです。

精読をして本を読んでみましょう。

精読しながら、より読解力を高める方法も書いていきます。

読解力を高める脚本の読み方

①試し読み繰り返し法

はじめて会う人と打ち解けるのに、すぐに仲良くなる人もいますが、大半の人がそうではなく何度も会う内に少しずつお互いの情報を交換し仲良くなっていくと思います。

それと同じやり方をします。

理解する前に知ることが必要なのです。

こんなものがあるんだと知り認知するというプロセスです。

特に脚本は誰かが描いたシーンを演じるものです。その内容を理解することは経験の中におさまることはほとんどないと思います。

想像力が必要なのです。

知らないことは理解できないし、想像するにも知らないことは想像できません。

この方法を詳しく書いた記事があるので、ご興味ある方はこちらも読んでみてください。

②経験値を上げる

※正直一番大事だと思う。演技の本質的な部分はここな気がすると個人的には思う。

自分が成長をするのに一番早い方法は実体験です。

体験すること。

やったことがある、1度でもできたことは何度もできるのです。

体験をする上で大事なことがあります。

体験の精度と基準を上げることです。

例えば、バク転を体験するとしましょう。

練習したことがある人も多いのではないでしょうか?

バク転をやるときに、最初は感覚が掴めなくて何度も失敗します。

後ろに転んで頭打ったらやだな。
後ろに飛ぶこと自体こわいよ。

ですが、一回できると何度でもできるようになりますよね?

子供が自転車を乗れるようになったりするのも良い例です。

精度と基準を上げるというのは、バク転で例えると、覚えるのに自分流でやることも可能ですが体操選手のコーチに教えてもらったらどうでしょう?

バク転を極めた人から学べば、できるようになるまでのスピードは確実に上がります。

経験がある人が自分の失敗を修正しバク転ができるノウハウを教えてもらえたら早く身につきますよね?

教えてくれる人が一流であればあるほど、腹ではなく胸の高さで回転する軸の話や、ジャンプの位置、高さの調整などバク転レベルも上がっていきます。

基準と精度は学びの体制を整えることで簡単に向上させることができます。

学びを得たい一流の人に近づくことで大きな変化を得ることができます。

体験をするための手段として有効なので覚えておきましょう!

一流の人か、、

周りにいません。。

一流の見分けつきません。

一流の人はそこら中にいても、一流の人に知り合えたり、話をすることもハードル高いですよね。

「一流の人に近づくのってどうやればいいの?」

話がそれてしまうので、この部分は別な記事で書いていきます。

経験値を上げていくことは演技へ直結していると思います。

経験値は自分の力だけで上げれるものとそうでないものがあるので、経験値を人の力を借りてあげるという手段もあるということを覚えておきましょう。

まとめます

情報って世の中には溢れているんですけど、
偏りがあるんですよね。

本当に得るべき情報の精査ができていなかったり、
どうでもいい情報に踊らされたりしてる人も多い。

良い情報を得たら問いかけてみるといいです。

「1ヶ月前の自分にできなかったことができるようになりましたか?」

何も変わっていなかったら、それは力量不足なのです。

情報が悪かったか、読解力がなかったか、です。

人のせいにしていたら何も前に進めません。
何が悪かったのかをもう一度考えてみましょう!!


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