【#3】リズムしかやらない音楽理論【テンポ】

本日は「テンポ」のお話。
速いだの遅いだの言ってますが、一体どういったものなのか。
お勉強していきましょう。

●BPMについて

テンポに関する言葉に「BPM」というものがあります。
なんぞや。

BPMとは「Beats Per Minute」の略です。
Perというのは〜ごとの、〜あたりという意味があるので
MinuteあたりのBeats、つまり１分間あたりに刻む拍数となります。

具体的な表記を見ていきましょう。

80

この場合は
1分間に80回4分音符を刻む
という意味になります。
拍子が４/４なので、80BPMが4回で1小節ですね。

●どうやって速さを確認するの

1分間に80回なんてわからないよ！
という悲鳴が聞こえてきました。

こういうときはメトロノームやクリックと言われる
基準となるテンポを示してくれるものを使います。
これらは「ピッ、ピッ、ピッ…」という点を示してくれます。
その点の位置がこちら。

数字は1小節内の拍数

4拍で1小節とします。
すると、矢印の位置である各拍の冒頭が示されます。
手拍子みたいなものですね。

ここで忘れてはいけないのが拍は点ではないということ。
上記の図のように、全ての拍に赤のバー分の長さが存在します。

次回はこの拍の長さに関連する「音価」についてやっていきます。

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