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人生をデザインする「自分史・年表データ」を無料配布します。
これ、もう自己分析やらなくてよくない?
自己分析ってもう要らないんじゃないかと思った。大袈裟で極端だが、僕にとって自分の年表を作ることはそれくらい衝撃的であった。
僕のグラフィックデザイナーのルーツは、父がぬってくれたハットリくんのぬり絵ではじまった。キン肉マン、ドラゴンボール、ファミコン、牛乳キャップで蓄積されていった。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55102507/picture_pc_a393420bbcecc11b9aa3c0a0417685aa.png?width=800)
当時のぬりえを再現してみました。
(過去のブログから)
美大受験や就職、大事な決断に自分の本質が現れる。
それが、「自分史・年表」です。
この『勝てるデザイン』の背表紙に「人生を変える力」と書かれているんです。これは編集者さんからの提案で、僕はデザイナー向けの本だからいらないと言ったんですが編集者さんの意向で入りました。
でも入ってて、正解でした。デザインする力って自分の人生もでざいんできるんです。今回はそんなお話です。
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55126474/picture_pc_8c3ead89638ea1af550cc3499d9422ba.jpg?width=800)
前置きが長くなりました。どうも『勝てるデザイン』の著者の前田高志です。最近会う人たちに「めっちゃ売れてますね」と言われ、照れくさいと同時にベストセラー作家と名乗りたい調子に乗っている前田です。
おかげさまで、デザイン書コーナーから飛び出してデザイナー以外の人にも読んでいただいています。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55103003/picture_pc_2240a6dd3ebc50eaad93992490eb5e64.png?width=800)
この『勝てるデザイン』は冒頭、僕の「年表」からはじまります。年表から始まるビジネス書ないし、デザイン書を見たことありますか?僕はないです。
![スクリーンショット 2021-06-21 16.10.49](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55102620/picture_pc_45fa8543fba0907769418ee01c5460f4.png?width=800)
「どんだけ自分が好きやねん」と言われそうですが。(まぁ、好きなのは間違いないのですが…)
いやいや、そういうことではなく。世間的には「前田高志」なんてほぼ知らないわけで、僕を知ってもらうためのデザインなんです。
![スクリーンショット 2021-06-21 16.10.49](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55102636/picture_pc_f21d767f2a27e5bd20decce0e277756e.png?width=800)
表紙のデカい著書名もフリになってますからね。「誰やねん」に対するアンサーです。
「この年表を入れることになったか?」は別の理由があります。執筆中に編集者の片野さん(幻冬舎)からもらったアドバイスです。
「年表にして時系列を整理しましょう」と。『勝てるデザイン』は、僕のこれまでのデザイン人生を振り返った本でもあるので、事実・時系列を明確にするために必要だったのです。
執筆の整理に必要だった「自分史・年表」だったのですが、自分を振り返ること、それを俯瞰してみることにより、自分が何者なのかが明確になりました。
ほら、よく「ブランド人になれ」とか「何者かになる」というじゃないですか?あれは、フォロワーの数を増やすことではなく、自分が何者かと知って定着させることだと思うんですよね。もうすでにあなたは何者かなのです。脂肪に隠れているだけなんです。その脂肪を取り除くのダイエットが、何者かになるということなんだと思います。
『勝てるデザイン』の巻末にある「勝てるワーク」にも掲載しようと思ったくらいで。実はある意味で最もやって欲しいワークなのです。
「自分史・年表」でコアを見つかる
僕はデザインの仕事でヒアリングをするときに、「過去から現在にかけてブレてないこと」を探します。それは未来においても変わらないコアだからです。自分史の俯瞰してみることハッキリします。
振り返ることで記憶が蘇ります。断片的に点でバラバラだったのが、線になっていく感覚。つまり、自分は大事なときにこういう判断をしたんだわかっていきます。過去の経験はすべて今につながっています。
なので、年表を作るときに大事にすることは以下の5つです。
・最も古い記憶
・印象に残っていること
・大事な決断、大きな事件
・感情が動いたこと
・恥ずかしがらずに本音で
こちらを入れていきましょう。
僕は日々、日本代表のユニフォームを着るなら何かな?とか、自分の作っていくものはこれで、何をやらないのか?など日々考えていて、なんでそんなこと悩んでるのというくらい悩んでます。もう44歳なのにね。
何を大事にして、なにをやらないか。これを見つけるのにこの年表はかなり役立ちました。僕はやっぱり、コンテンツと共にあった人生。勝てるデザインでコンテンツを最大化する。それは、おもしろいコンテンツを作ることに近いということがわかってきました。
表現において僕の強いパーソナル。色と形、トイチック。『勝てるデザイン』においてのフェチの部分。これも一層強く意識するようになりました。
年表なので、これからまだ起こっていない未来をこの年表を意識できるってすごくいいと思うんですよ。未来の自分もデザインしていける。
「自分史・年表」をやった人たちの声
Twitterでデータを配布していたので、すでに年表を作ってる人がいるのでご紹介させていただきます。
自分年表できた!
— ウメカワダイチ 😌 まったりしっかり生きる人 (@umekawa_design) June 14, 2021
SDガンダムのカードダスがデザインの原点か笑
カッコいいものよりカワイイものが好きだし
色彩感覚をモビルスーツのデザインで学んだ感
自分の人生を卑下しがちなのですが
ちゃんと記憶を辿れば
割と捨てたもんでもないですね
コレは乳液です🌟#勝てるデザイン #自分年表 pic.twitter.com/yEJ8GyDQN8
【自分年表やってみました】
— めぐみ🌞渡仏を目指すデザイナー (@ohayo_megumi) June 16, 2021
長所) 好奇心、行動力
短所) 継続力がない、自信がない、失敗して気づく
かなぁ?
自分生きる度=自分に気付いたり認めたりできる度
少しづつ、上がってます!
小学生の自分の言ってる通り、
人に喜ばれるものをうれしみ(嬉し楽しい)ながら
創り出せる人になりたいな☺️ https://t.co/sEjxxC1lay pic.twitter.com/XmkRJlN7df
自分年表!やります🙌 https://t.co/41FBibNSCq
— 勝てる浜田綾 (@hamadaaya914) June 11, 2021
編集協力の浜田綾さん(NASU)も!
「自分史・年表」をデータ配布
今回は「自分史・年表」のデータを用意したので、ダウンロードして作ってみてください。ダウンロードはこちら (ver.2.0)
※Twitterで配布したのはver.1.0です。
![スクリーンショット 2021-06-21 21.18.02](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55122496/picture_pc_716ef491d09155430d54277ad24a2639.png?width=800)
ぜひ「自分史・年表」を完成させ、ツイートしてみて欲しいです。公開して客観視するのも大事なのです。「#勝てるデザイン」を入れてくれたら、ぜんぶ拝見して返事をさせてもらいます。
皆さんの「自分史・年表」を楽しみにしています。
あなたは勝てる。
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![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55123619/picture_pc_2297320f154e0c1903f2965dbf998a14.jpg?width=800)
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55123066/picture_pc_af4f1938add97702a7a43f67884c79ee.jpg?width=800)
前田高志/デザイナー
1977年6月1日生まれ。兵庫県伊丹市出身。株式会社NASUというデザイン会社を経営しながら、デザイナーをやっています。2001年 任天堂(株)ゲームキューブとゲームボーイアドバンスが発売された年に入社。主に広告、販売促進のデザイン。会社案内などの制作に携わる。2016年父の認知症をきっかけに介護離職。社名のNASUは“為せば成る”が由来。デザインで成(為)す。
主宰するオンラインコミュニティ「前田デザイン室」の活動が話題に。このコミュニティ運営のノウハウを生かし、コミュニティ事業をスタート。CAMPFIRE株式会社と協業開始。青山ブックセンターのコミュニティを立ち上げ、運営をスタート。
2021年『勝てるデザイン』を出版。デザイン書としては異例のヒット。現在4刷。デザイナー以外のビジネスパーソンにも評価いただいています。
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