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なぜパンツを作るのか。


今、パンツを作っている。



なぜか。


「パンツを作ること」そのものが、僕たちが伝えたい社会に対するメッセージだからだ。

「モザイクパンツ」プロジェクトを立ち上げた。150名のクリエイターが集まるオンラインコミュニティ「前田デザイン室」。僕たちの大きな挑戦がまた始まった。

昨年、僕たちは『マエボン』という雑誌を出版した。この雑誌にも記している通り、“世の中にもっと遊び心を。童心を取り戻せ!”をいうメッセージをこの雑誌で示した。「社会は世知辛い世の中だけど、面白がって生きようよ。ビジネス書でインプットするのも良いけど、もっと肩の力を抜いて遊ぼうよ。」伝えたいことはそれだった。


だから、表紙はこんなデザインになった。何かおもしろいことを企てようとする「ニヤリ」とした顔、ハートの形をしているのは「心」だから。つまりは「童心」をシンボル化した。

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前田デザイン室は、幻冬舎 箕輪厚介氏とのつながりが大きく『マエボン』はビジネス書コーナーのど真ん中に並ぶことになった。この表紙からしてゆるい雑誌がガチガチのビジネス書に並んでいる姿はパンクで痛快だった。

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雑誌『マエボン』の販売数は約1,000部。これまでは、クラウドファンディングと一部の書店でしか販売してない。前田デザイン室の「永遠の童心」に触れた人は増えたがまだまだ狭い世界。『マエボン2』の出版も計画にはあった。でも、それこそ「童心」でないのでは?同じアプローチを連続でやるのもおもしろくない。そこでひらめいたのが、雑誌『マエボン』の一番の顔をいうべきアイデア。それがこの「モザイクパンツ」のページだ。「モザイクパンツ」こそ『マエボン』のメッセージを具現化したものだ。


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『マエボン』をもっと広めたい。だから、パンツを作ることにした。

このバカみたいなものをド真剣に作ること自体が『童心を取り戻せ!』というメッセージを伝えることになる。


そして、前田デザイン室の目標は日本だけにとどまらない。クリエイティブの力で世界中の人にノンバーバルに伝えていきたい。楽しんでやっていたことが世界中の人に通じていた。それが理想。僕たちにはそんなビジョンがある。今回は、ミラノサローネ出展やMOMA美術館での取り扱いを目指している。


今、その目標に一番近いのはこの「モザイクパンツ」である。


まずは世界でたったの100枚から生産スタート。クラウドファンディングの支援で購入できるのは80枚ほど。10月中旬より開始します。


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世界の人にも伝わると信じている。世界への挑戦、どうか応援してください。どうぞ、よろしくお願いします。


前田デザイン室 室長 まえだたかし


Illustration:土田真巳




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