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うまくなりたい

 仕事で物を書いている。
 商業作品として、一定のレベルの物は出せていると思う。
 仕事なのだから当たり前だ。

 一方、仕事ではない物は、書いていてとても難しい。
 自分の思うように上手く書けなくて、拙さが悔しくて、もどかしい。
 一体幾つになったら上手くなれるのだと、或いは諦めがつくのだと、感情が暴れる。
 この年になっても、いまだ悔しさに泣ける自分に呆れる。

 なんだかんだと、自分で自分に期待しているのだろう。その期待を超えられる事はまずないけれど、いちばん口煩い読者でもある己を納得させるために、今日も拙い文を書き続けている。

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