マガジンのカバー画像

がっこうで教わらない歴史を発見したい

3
歴史に興味がない私が稀に興味をそそられる日本の歴史。 教科書に載らないような日本のマイナーな歴史をお届け。
運営しているクリエイター

記事一覧

杵築(きつき)市民が驚く、杵築と警視庁との深いつながり

私が東京から大分県杵築市に移住してから約1年半が経ち、先月久しぶりに東京を訪れた。(2024年2月) 杵築に関して多少の知識が付いたうえで東京を巡ると、東京には杵築と関連する場所があることに気がついた。 杵築市民が東京観光する際に参考になるかもしれないと思い、今回気がついた2点を紹介しておく。 その1)江戸城のほとりにあった杵築藩の屋敷日本の歴史に興味がなくとも、東京観光と言ったら江戸城跡(皇居)周辺の散策は外せないだろう。 江戸城跡の周辺には、江戸時代から明治時代にか

邪馬台国の場所

その昔、日本列島のどこかに 30もの国(大きな集落)の連合国があり、その中に女王が住むとされる『邪馬台国』があった。 女王は『卑弥呼』とされ、シャーマンの力で連合国をまとめていた。 それらは小学生の歴史の授業で習う。 この歴史の根拠となるのは中国の歴史書にある記述だ。 その歴史書『三国志』は西暦180年頃~280年頃までの100年間について記してあり、その書の中で日本のことが僅かだが書き記されており当時の様子を伺い知ることができる。 邪馬台国で卑弥呼が活躍していたのは弥

歴史”にわか”ですが、あっさりと邪馬台国の場所を特定しました(超大作だよ!)

西暦100年頃から300年頃にかけて日本列島に存在した『邪馬台国』という国は、日本の誕生に深くかかわった可能性がある。また、日本人のルーツを紐解く鍵である可能性も高いというのに、今なお分からないことだらけだ。 忽然と消えてしまったのか、はたまたヤマト王権へとつながる国だったのか。 「邪馬台国」と「ヤマト」の発音が似ていたり、天照大神と卑弥呼(日巫女)はどちらも太陽に関連するのではないかと、その類似性もあり想像力が掻き立てられる。 もはやロマンしかないのだ。 それほどロマ