見出し画像

AI小説の紹介サイトを公開しました。

本年度の「社会と情報」という授業で学生に、AI(ChatGPTや、Bing AI Chat、DALL・E3)を使って小説を作成してもらいました。本文だけでなく、表紙や挿絵もAIで生成しています。
簡単にスクリプトを書いて生成したものもあれば、何度も試行錯誤を繰り返しながら期待に近い小説が生み出されたものもあり、せっかくですので、これらの作品をまとめたサイト「AI Novel Library」を公開いたしました。

本文は、無料で使えるGPT-3.5のChatGPTとGPT-4が搭載されているBing AI Chatが主に使用され、イラストはDALL・E3が無料で利用できるBing Image Creatorを使用しています。

実際やってみると、これをきっかけにAIで小説を書くことにはまった学生もいたようです。
ちゃんと小説を書こうとすると、文学的知識やスキル、センスが必要でとてもハードルが高いですが(私も小説なんてとても書ける気がしません。)、誰でも自分の思い描いた空想を「小説」という形に落とし込むことが出来るのは、なんだか1つの夢が実現したかのような思いがします。

もちろんAIではなく作家が書いた方が、実験的な取り組みもできれば、仕掛けを作ることもできるので、新しいことを生み出すにはまだまだ生身の人間の方が優れていますが、自分が読みたい作品を自分で作って読むというのも、小説の楽しみ方の一つになってくるのかなぁと感じます。

あとは、なんだこれ!?というストーリーに出会えるのも、AI小説ならではじゃないかと思います。なんか変なこと言い出したぞ?最初言ってたことと矛盾するぞ?主人公、途中からなんだかキャラ変してるぞ?とか。
そういった小説を生み出してしまうAIくんを愛でながら読んでみるのもアリではないでしょうか。

さて、そんなことも考えながら、是非皆さんも、お好きな本をお手に取って眺めてみてください。

また、来年度の授業でもこの課題を出したいなぁと思っているので、今後も作品を追加していきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?