shapelessness
今いる他人の身体で僕が生きているという意識がないのと同じように、
自分が産まれる前の世界の誰かの身体で僕は生きたという意識はない。
だから、産まれる前ないしは死んだあとの自分の意識の所在は生きている今の僕には分からなくて、
それはその世にいないからじゃなくて、
僕じゃないからだ。
自分しか意識できないのだから、
前世なんてあってないようなもの。
不安になることは無い。
全ての恐怖は今世の自分限り。
死んでひとりぼっちなんて感じる自分もそこには無いんだから。
無というものすら無い場所に行くのだから。
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