整体師を続ける理由

整体師のたくやです。
今日はですね、整体師を続ける理由というお話をしていこうと思います。

今日は整体師を続ける理由というところなので、そもそも整体って何とか、整体行ったことない、もっと言うと整体怪しいっしょ。みたいな、別に整形外科あるし、みたいな人ほど聞いていただきたいなというふうに思っております。
僕が整体師なったのは実は30歳を過ぎてからなので、まだ10年経ってないぐらい、10年弱ぐらいなんですよね。
だから実はペーペーなんですよ。

言うとそんなことないって言っていただける方が多いんですけど、整体はですね、いろんな可能性を秘めてるというふうに思ってまして、そんな中でもどのぐらいだったかな、ある40代後半の女性の方を見てる時期がありまして、その方は普通にって言ってたらちょっと変ですけど、右の腰が痛くてみたいなのがあったんですよね。
慢性症状と呼ばれる半年以上続くようなものっていうのは、だいたい姿勢の悪さが8割ぐらい原因なので、そこを矯正で作ってあげれば症状っていうのは改善できるんですよね。
自分の体が良くなったっていうのもあって、その方のお母様を紹介していただいたんですよね。
紹介していただいたタイミングっていうのは、もともとずっと膝に痛みがあって手術をした後だったんですよね。
手術をした側の膝の痛みはなくなったんだけど、今度は1ヶ月ぐらい経ってきたら腰の痛みが出始めて、もともとなかったものが出始めて、なおかつ反対側の膝にもちょっと違和感を感じるようになってきた段階だったんですよね。
お母様としては片足一回手術をやっているので、その時の大変さとかは身にしみているというところであり、なおかつ娘さんが整体を受けることによってどんどんどんどん体が良くなっているっていうのを見ていたそうなので、これはありがたいことですね。
タクヤにお声がかかったっていうところだったんですよ。

膝に違和感もあるし、腰痛もあるっていうところで、僕は出張整体もやっているので、自宅にお伺いしたんですよね。
そしたらリビングのところにある椅子に座れてて、どうもどうもとか言って声かけはしてくれてるんですけど、立てなかないんですけど、やっぱりご家族の手を持ってもらったりじゃないと立てないみたいな感じで、こんな感じでごめんなさいねみたいな感じで言ってくれたんですよ。
手術の話も聞いてたんですし、結構症状、重い方は今まで何も見てきてるので、別にそこは問題ないんですよね。
見るからに座り方に違和感があったりとか、ある程度年齢を重ねてっていうので筋力の問題とか色々あるんですけど、でもその初回行った段階でご家族の手を使わずに、まずは自分の力だけで椅子から立ち上がれるようになったんですよね。

そんな状態なので日常生活も結構困難までは行かないけど、色々大変な部分があって、あとはご家族に手を引いてもらわないと一人でトイレに行けないっていう状況だったんですよね。
だったんですけど、2回目行った時には手すりもそんなに使わず、少なくともご家族の手は借りず、自分の力、自分の足でリビングからトイレに行くっていうところまでできるようになったんですよね。
また時間が経って3回目、今度は外出する時は車椅子かもしくは杖であれば、よったよっただけどなんとか行けるっていう段階だったんですが、その杖も多少不安があるから使うんだけど、全然歩くスピードも変わってきてっていうところで回数を重ねるごとにご家族の体はびっくりするぐらいどんどん体が良くなっていったんですよね。

僕はこの経験をした時に、
整体の本質的には理想は予防医学だと思っているので、痛みとか不調を出る前の段階でしっかり体のケアして日常生活をより快適にっていうところが理想かなとは思うんですけど、僕はこの経験をした時に、整体っていうのは相手の人生に寄り添えたりとか、もっともっと言うと自分の体が変わることによってやりたくてもできなかったこととかをもう1回できるようにさせる素晴らしい仕事だと思ったんですよね。
なかなか日本だとやっぱり整体とか体をケアする、メンテナンスする、予防するっていう文化みたいなものがやっぱりまだまだ海外に比べて少ない感じがあって、やっぱり保健制度がしっかりしてるので、ある程度そういうのケアしなくても何とかなるっていうところが小さい頃から教育として植え付けられているとは思うんですけど、でも結構周りの方の話を聞いてみると、腰痛があって病院に行くんだけど検査受けても異常はないから痛み止めと疾風だけもらって帰ってきたみたいなので、何百万回聞いたみたいな話なんですよね。

そもそも整体とか急性期に対応するような病院とかと役割が違うので、まずそこの認識を改めたいというか誤解を解きたいというところと、痛みとか不調があることによって何かやりたいことできないなとか、やりたいことを別にやれてはいるんだけど100%楽しめてないなみたいな人も過去でいっぱい見てきてるんですよ。

こういう方を本当に何とかしたいなっていう、膝の手術されたおばあちゃんの体が良くなってきたという経験もあって、これが続ける理由になっているわけなんですね。

整体そのものは痛みを取るとかそういうことだけじゃなくて、自分の未来を変えていくためのツールとしてうまく使ってもらえれば嬉しいかなというふうに思っております。

最後までお付き合いいただきありがとうございます

ではまた

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