2023 Coyote Ridge Trail
August 19, 2023
霧のトレイル
今週もSFの北、ゴールデンゲートブリッジを渡った先にあるNational Recreation Areaの一部でハイキングをしてきた。
今週も天気が良さそうという話だったので、海岸沿いにまで続くトレイルを選択したのだが。。
何十年かぶりにカリフォルニア南部(LAとかSDとか)にハリケーンが上陸するとか、という関係かはわからないが、土曜日の天気はイマイチで、相変わらずゴールデンゲートブリッジを渡る時は霧に覆われていた。
Coyote Ridge TrailheadまでGoogle Mapに従っていったのだが、どうも住宅地で、不安になってきた。
絶対民家の土地だというところまで進むと、案の定行き止まりで駐車スペースなし。戻って、路駐をすることに。
確かに一台、すでに路駐している車があり、このあたりに停めておけばいいのかと恐る恐る車を駐車する。
なぜかヤギがいた。
民家の中からはじまるトレイルだった。
基本はループなのだが、バイクロードをいくか、ハイキングトレイルをいくかで斜度がかわる。
ハイキングトレイルの場合は基本スイッチバックを多用しているので、距離は長くなるのだが、足への負担は少ない。
逆にバイクロードの場合、距離は短くのあるのだが、斜度が強く、後で疲労が蓄積してしまうのだ。
とりあえずAppお勧めの道を進む。せっかくの景色、と思うのだが、霧で何も見えない。
雨は降っていないはずなのだが、木(葉)が霧を水滴に変えているのか、木の下を歩くと水滴が落ちてくる。不思議な空間。
そんな中、鳥がいたり、見たことない花が咲いていたり。
オビオバトというらしい。
霧の発生頻度が高いのか、木の幹に苔のようなものが生えていたり、強風のせいで木が傾いている。
まず一つ目の丘を登り切ろうというときに後ろからトレイルランしている人に抜かされた。「おお、がんばるねー」と話していたら、また抜かされた。
「さっきの同じグループかな。一人だけ(女性)おいていって薄情だな」と思っていたら、また抜かされる。
そして、気づいた。
ゼッケンを付けていた。
トレイルランの競技が行われていたようで、私たちがインコースを歩くとマジで邪魔、という感じだったので、道を開けつつ、ハイキングを続行した。
シンプルに進むと、一旦丘を登り、海に向かって下降するトレイルなのだが、先週の距離が若干短かったので、あえて遠回りをしながらループで帰ることに。
途中、民家の一部を通過したりするのだが、トレイルであることは間違いないらしく、看板が立っている。
ユキヒメドリということらしい。
トレイルにフンがあったので、なんの動物かなと思っていたが、途中で鹿に遭遇した。人間や犬になれているようで、誰がきてもずっと座って草を食べていた。
Muir Beachに到着。
あいにくの天気にもかかわらず、めちゃくちゃ人がいてびっくり。泳いでいる人もいた。
ハリケーンのせいか、波が高いように感じた。普段の波の状況は知らないけど。
泳いでいる人がいる横で、釣りをする人。
ここで軽く昼休憩をし、トレイルに戻る。
ここまではほとんどが下りだったので、登りが続くなぁとか考えると疲れるが、気合をいれる。
海沿いをあるくリッジトレイルではあるが、やはり何も見えない。
海もこころなしか冬の日本海のような哀愁が漂っている。
急斜面の崖を注意して下るとPirates Coveに寄り道することができる。
わかりにくいが、この人は犬と崖を登っているのだ。
頑張って波がさーっとなる写真を撮ろうとしたが、いまいちだった。
ここでも犬と泳いでいる人がおり、こんな寒いのに、よく泳ぐなぁと。
クライミングに近い急斜面を戻り、トレイルに戻る。
あとはつぎの丘に向かって海岸沿いを歩けば、ループ終了、駐車場へ続く道にでる。
昼過ぎに若干天気が回復し始める。
朝は見えなかった景色をちょっとだけ楽しめた。
途中何度かバイク集団がいたりと気を遣った部分もあったが、基本は簡単なトレイルで、無事帰還。
(終わり)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?