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2024 カリフォルニア・コンドルを探して:Pinnacles National Park (1)

August 2-4, 2024
どうしても見たい、カリフォルニア・コンドル


昔はハイキングする時は景色を楽しんでいたのだが、最近は野鳥やその地域の歴史にも興味が湧いてきて、その中でも、私たちがどうしても見たいのがカリフォルニア・コンドルだった。

カリフォルニアコンドルは、北アメリカに生息する大型の鳥類である。絶滅危惧種であり、世界で最も希少な鳥の一つとされている。翼を広げた際の幅は約3メートルに達し、陸上においては最大級の飛行可能な鳥である。かつては北アメリカ全土に広く分布していたが、20世紀に入ると生息数が急激に減少し、1987年には全ての野生個体が捕獲され、保護下に置かれることとなった。カリフォルニアコンドルの減少の主な原因は、鉛中毒、密猟、生息地の喪失などである。現在では、飼育繁殖プログラムが成功し、一部の個体が野生に戻されている。彼らは主に死肉を食べ、飛行高度が高いため、広範囲を探索しながら餌を探すことができる。カリフォルニアコンドルは、北アメリカの生態系において重要な役割を果たしている。

夏のユタの旅でも、ザイオン国立公園にカリフォルニア・コンドルがいると聞いて、見つけようとしたが、園内にはたった3羽しかいないとかで、結局見ることができなかった。

結局、家から2時間ほど南に行った、Pinnacles National Parkで見ることができる可能性が高いということで、Pinnacles National Parkに行くことにした。

ちなみに、近いがために、何度も訪れている国立公園でもある。

初めて訪れたのは2023年の夏だったが、夏の間は基本、キャンプファイアーはできない。山火事の恐れがめちゃくちゃ高いから。

今年の2月に登山仲間と訪れた時は、キャンプファイアーはできたが、寒波の真っ只中だったのか、夜は氷点下にまでなった。ただ、星はきれいだった。

今回も8月なので、もちろんキャンプファイアーは禁止されているが、ユタの旅でガスコンロも準備できているので特に問題はない。もちろん、夜、焚き火の火を見ながら、ワインなどを飲むほうが楽しいけど。

Pinnacles National Parkのキャンプ場は週末は必ず2泊する必要があるので、金曜日の夜から出発、2泊キャンプをした。カリフォルニア・コンドルの観察は土曜日を費やすことにして、もし見れなかったら日曜日も挑戦しようという計画で出発。

続く


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