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アパートで泥棒被害に遭う-その後(2)

September 14, 2023
犯人はこの中にいる、リアル名探偵コナン

前回の記事で、泥棒被害については完結したつもりだった。

予定通り、14日に引っ越しを行い、18日まで掃除したり、引っ越し業者に頼まなかったものを自分達で運んだりしていた。

元々もう捨てようと考えていた、盗難被害にあったストレージのクリスマスツリーを取りにいった。

その時。

ストレージルームの隣の隣のアパートのドアに、三枚張り紙があるのを旦那が発見。

元々この部屋は、通り道ではない(エレベーターの逆側)で、気づいていなかったのだけどある時ふと、玄関のドアがめちゃくちゃ凹んでおり、ドアノブには無理やりこじ開けたような跡が残っていて、覗き窓が2つある、という異常に気づいた。

とはいえ、まぁ、なんか、引っ越しのときに凹ませたのか、とかちょっと見た目がファンキーな感じでもあったので、喧嘩でもしたのか、ぐらいにしか思っていなかったが。。。

張り紙の内容は警察からで、この部屋は侵入禁止、調査中、とあり、住民に対しては立ち退き命令が裁判所から出されていた。

前日と2日前には、住民からアパートの掲示板に「警察とセキュリティが夜、駐車場に停めてあるテナントの車のトランクをひとつひとつ確認してた。何があったの?」といポストと警察とセキュリティの写真があげられていたし、次の日には「今日、警察がアパートの前にめちゃくちゃいて、住民が逮捕された」というポストがあった。

最近、立て続けに起こっている、パッケージルームの盗難被害についてのポストに対して、アパートの管理会社が「すでにステルスの警備システムを導入しており、最近の夜のアクションは、深夜にアパートのパッケージルームに侵入しようとした窃盗犯を感知し、セキュリティと警察が派遣された。昨日、最近のパッケージの盗難やそのほかのもろもろに関して、アパートの前で数人が逮捕されたが、まだ調査中で、詳細はあかせません(悪しからず!←意訳)」と書いていた。

すでに前のアパートを退去してしまったので、それ以後の進展を知ることはできないし、ローカルニュースを確認しても特にそれらしいニュースはない。

憶測にしかすぎないが、色々なことを考えると、同じ階の住民が、一連の盗難に関与していたとしか考えられず、本当に犯人はすぐそこにいたようだ。

確かに、エレベーターを使うには住民しかもっていない鍵が必要だし、オートロックのアパートが不法に侵入された(鍵が壊れた、窓が壊された、ドアが破られた)形跡がなかったので、内部に犯人(の一人)がいたことは理に叶う。

退去する時におそるおそる張り紙のあったアパートに近づいたら、なんと、スマートキー(アパートのドアは電子で管理されていた)が外され、一般的な鍵が2つ付けられていたようだ。アパートの管理会社が火災報知器のチェックなんかで勝手に侵入するのを防いでいたのかもしれない。

6月ぐらいに私の駐車スペースに、複数のクレジットカード、デビットカード、運転免許証が捨てられており、アパートの管理人に届けたが、持ち主は複数人で、かつ住民でもなかったので、警察にレポートしたようだったが、その頃から、外から窃盗団が入り込んでいたのかもしれない。

とにかく、引っ越し直前で震え上がったが、なんとか旦那も私も無事生きているし、新しいアパートで楽しくやっているので、今度こそこれで窃盗被害については終わりにしたい。

2度と、こんな経験をしませんように。

(終わり)

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