#3.逃げるではなく、受け入れる
おはようございます。今週も折り返し地点の水曜日Wednesday Chanceの時間がやってきました。
1月も来週で終わっちゃいます。
あっという間ですね。。。
2024年は、悲しいスタートから入りました。
能登半島地震に航空機事故。
天災と人災が続いて、たくさんの悲しい想いが溢れています。そんな中で、今日はご縁あって、能登半島に災害派遣で活動された方とお話しする機会がありましたので、そのお話と私が感じたことを共有いたします。今日もあなたのきっかけになれたら幸いです。
私/「災害派遣にはどれくらい行かれたんですか」
A/「2回に分けて、合計10日間行きました。」
私/「派遣をとおして一番感じたことは何でしたか」
A/「人の無力さを痛感しました。私は二つの現場を担当したんです。ただどちらも、人の力で太刀打ちできるようなレベルではありませんでした。東京ドームと同じかそれ以上の規模の土砂の中から、一名を探し続ける。想像できますか?土だけなら掘ることができます。でも、そこには大きな岩や大きな木が何本も横たわっていて、おまけに表面には雪が積もっていました。正直、現場を見た時は絶望でした。派遣された何百人もの人たちは、絶対に助ける。という熱い想いで集結しています。そんな熱い人たちでも、無力さには勝てないんです。やる気があるとかないとかそんなレベルの話ではないんです。ここを掘ってていいの?もっと効率のいい方法があるのでは?など、ゴールも道も何も見えない状況下での活動は、精神的にも厳しい状況でした。」
私/「無力さを痛感されて、そこにはどんな学びがありましたか」
A/「備えるしかないということですかね。正直、日本に住んでる限り、地震や津波などの自然災害は避けることができません。南海トラフ地震や首都直下型地震が明日に起きても不思議ではないほど、天災ち共存していかなければいけません。起きることが避けられないのであれば、備えるしかありません。防災の意識もそうです。みんなどれくらい知ってるでしょうか。
私/ 「たしかに、自分ごとのように捉えていなかったですね。言葉では自分ごとのように捉えると言っておきながら、実際にアクションを起こしていませんでした。私自身も、しっかり備えていきます。」
私/ 「一番大変だったことは何でしたか?」
A/ 「トイレがないことですね。私が派遣に行った輪島市も珠洲市も未だに水道が復旧していません。そのため、どこに行っても外でするしかありませんでした。もしくは、簡易トイレを設定して用を足していました。冬ということもあり、非常に寒い中でトイレがないのは、かなりストレスに感じました。」
などなど。
以上、私が聞いたお話しの中で、一部だけを抜粋してお伝えしました。私自身がお話を聞いて感じたことは、いつ死ぬかは本当にわからないなと改めて実感したこと。また、メンタルケアの仕事をしている者として、災害とネガティブという感情は「避けられない」という意味では似ているなと感じたことです。
ネガティブという感情も生きていたら避けることはできません。人はネガティブという感情に対して、マイナスなイメージを持ってるから避けよう、逃げようとします。避けよう、逃げようとするから不安が生まれます。「○○になったらどうしよう」などと。ネガティブ=マイナスな感情ではなく、ネガティブ=人としてあたりまえの反応です。そして、必ずしもマイナスに働くとも限りません。不安だから行動したくなる。緊張するからパフォーマンスが上がる。そのネガティブをあなたがどう受け取るかで、形は変わります。
災害もネガティブな感情も生きている限りは、避けることはできません。必ず起きることだと思って生活をするだけで、1日の質が変わっていきますよね。災害で言えば、命はいつどうなるかわかりません。明日には首都直下型地震が来るかもしれません。人は死を意識し始めた時に、本当の意味で生を実感できます。終わりがあることを知っているから、1日1日を大切にします。
あなたは自分の人生を生きていますか?
自分の人生を生きるということは、あなた自身が選択して、人生を生きているかどうかということです。命はひとつしかありません。そして、今日という日も一度しかありません。
どうか悔いのない今日になりますように
ちょっと今日はシリアスな記事になってしまいましたが、人生一度しかないなら、自分の好きなことで埋め尽くした人生にしたいですよね。私は人で溢れる人生にしたい。だから、会いたい人に会い、話したい人と話す。そこに一番に時間とお金を使う人生にしていきます!!!!
最後まで読んでいただき有難うございました。
どんなきっかけの種が見つかりましたか?
もし見つけたらコメント欄にて教えていただけると心から喜びます。
週も折り返しです
あなたにとって素敵な今日であり、週でありますように。
それではまた来週の水曜日に会いましょう。
Wednesday Chanceでした。
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