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私のモチベーションの源泉を掘り下げてみた

仕事や勉強、部活動といった何らかの目的・目標達成を目指す組織に属して活動する際、みなさんは何にモチベーションを感じますか。もし、自分のモチベーション源泉がわかったら、もっと素直に頑張れるかもしれません。

目標設定の置き方の違い

日経ビジネスの「優秀なプレーヤーが、優れた経営者になれるわけじゃない」という記事に、「個人の資質」という観点で目標設定の置き方を例に、2パターンの人材を説明しています。

仕事上の課題に対して、どういう目標を設定するか。この違いで、人は2つのタイプに分かれます。
1つは「業績目標志向性」と呼ばれるタイプで、目に見える成果や業績に重きを置いて、それを達成することで喜びや充実感を得るタイプ。
もう1つが「学習目標志向性」で、こちらは結果ではなく、プロセスで喜びを味わうタイプ。もちろん成果も重要ですが、本人にとっては、それ以上に成果につながる道のりで体験する試行錯誤や視野の広がり、自分自身の成長に楽しみを見いだす。「見たことのない景色を見たい」というのが、このタイプの欲求です。

記事を受けて、2つの志向性を私なりに解釈してみました。

【業績目標志向性】
 ⇒ ”周囲との比較により”満足を得られる価値に意味を感じる
  一方で、競争心が強く、評価されるためだけの行動をする恐れ

 ・キーワード:相対評価、結果重視、理念よりも利益重視

【学習目標志向性】
 ⇒ ”過去の自分と比較して”満足を得られる価値に意味を感じる
  一方で、変化に楽しみを見出すので利益や評価を軽視する恐れ
 
 ・キーワード:絶対評価、過程重視 、利益よりも理念重視

自分がモチベーションに感じる目標設定ができていないと、心の中のもやもやを抱えるので、キツイです。

何のためなら頑張れるか。私

組織に所属しているのであれば、人事評価制度のような「評価に使われるものさし」がありますが、一般的には「業績目標」重視かと思います。もちろん、他者に提供した価値の大きさを測る観点でも、「業績」というのは大事です。特に私のような営業職であれば、「売上・利益を追う」ことが求められます。

正直、目標が期をまたぐ毎に上昇していくのは、そこだけ見てしまうと辛いです。残念ながら私は「なんのためにやっているのかわからない」まま、頑張れるほど有能ではないので、以下の観点で裏目的として入れます。

 ・できることをさらに得意にする
 ・できないことをできるようにする
 ・人ができるようにしようとしていることを支援する

どうして私は”絶対評価で”頑張るのか

原点は、中学生時代の吹奏楽部での記憶にあります。#ずいぶん昔ですが

毎年「吹奏楽コンクール」というのがあって、盲目的に「賞」を目指すというのが正義という風に思い込んでいた時期があります。その”ゴール”の違いによって、凝り固まった正義感で生じる衝突ほど、不毛なことはないです。

今なら、上手くなって人に聴かせられるようになりたい!とか、とにかく演奏することそのものを楽しみたい!とか、がゴールであってもいいんだと思えます。

それは、言い換えると、以下の「意義目標」にあたるのかもしれません。

 ・具体的な行動の方向性を示す「行動目標」
 ・具体的な成果を示す「成果目標」
 ・最終的に実現したい抽象的な状態・影響を表す「意義目標」

メッセージ

はたらく中で、同じ環境にずっと身を置いていると、新しい発見というのが減っていきます。しかしながら、ワクワクする「意義目標」を置いてみると、今まで見えてこなかった気づきが急に増えてくるかもしれません。

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