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【Google Search Console】 Discover(Chromeなどで表示されるおすすめ記事)について

最近、Googleのサーチコンソールを眺めていると、今までなかった「Discoverのパフォーマンス」が追加されていました。

今回は、「現塾生代表、南氏のSNS投稿に関する選挙管理委員会の見解及び南氏声明」(塾生情報局)の記事がDiscoverに実際に載ったということもあり、せっかくの機会なのでDiscoverについてまとめてみます。

Google Discoverとは?

Google アプリの場合

Google Chromeの場合

Google Discoverとは、上記画像のようにGoogle アプリやGoogle Chromeなどでレコメンド表示される記事のことです。


Googleの説明が一番正確だと思うので、Search Consoleのヘルプから引用します。

Discover では、ユーザーが Google サービスで行った操作や、ユーザーが直接フォローしているコンテンツに基づいて、さまざまなコンテンツが表示されます。最近公開されたコンテンツだけでなく、ユーザーが関心を持ちそうな古いコンテンツも表示されます。

個人的には、最近レコメンドの質が徐々に上がっているように思えることに加え、よく見るニュースの1つとなりつつあります。

Google Discoverでのランキングとパフォーマンス

これに関してもそこまで情報がないので、Search Consoleのヘルプを引用します。

Discover コンテンツのランキングとパフォーマンスを向上させるには、(1)ユーザーの関心を引くと思われる内容のコンテンツを投稿し、(2)コンテンツに高画質の画像を使用することをおすすめします。Discover カードにサムネイル画像ではなく、大きな画像が表示されると、サイトのクリック率が 5%、ページの閲覧時間が 3%、ユーザー満足度が 3% 向上することが確認されています。

塾生情報局の場合、最初に上げたコンテンツ以外にも、SNSやLINEなどから大量の流入があったページがDiscover表示されています。

塾生情報局で最近Discover表示されたコンテンツ一覧

現塾生代表、南氏のSNS投稿に関する選挙管理委員会の見解及び南氏声明
【塾生代表候補者インタビュー】No.2 若林 卓実さん
【塾生代表候補者インタビュー】No.3 椎木 里佳さん

※塾生情報局のメディア特性上、瞬間的なトラフィックが集まることが多く、上記の3コンテンツも(塾生情報局でいう)瞬間的に大量なトラフィックを得たコンテンツです。(最近、GCPのCompute Engineに移行したため瞬間的なアクセスがしっかりとさばけるようになりました。)

Google Discoverに対応に必要なこと

引用だらけで恐縮ですが、あまり正確な情報が出回っていないので、引き続きSearch Consoleのヘルプを見ていきます。

Discover のコンテンツは、アルゴリズムを使って、ユーザーが関心を持つ可能性が高い順にランク付けされます。コンテンツのランキングは、記事の内容とユーザーの興味や関心がどの程度一致するかに基づいて決定されます。そのため、ページのランキングを上げるには、ユーザーの関心を引くと思われる内容のコンテンツを投稿することが唯一の方法となります。
ユーザーが関心を持ちそうな古いコンテンツも表示されます。

上記から、ユーザーの関心を引くというのは大きく
①一時的なトラフィックがある記事
②検索からの流入がある記事

の2種類に分類されるかと思います。

また、以下から構造化データの追加などの設定はあまり関係していないようです。

Discover に表示するための特別なタグや構造化データは必要ありません。Google にインデックス登録されており、Google ニュースのコンテンツ ポリシーを満たしていれば、ページは対象になります。特別なタグや構造化データは必要ありません。コンテンツの品質に加え、ページの内容とユーザーの興味や関心がどの程度一致するかがアルゴリズムによって判断され、Discover コンテンツがランク付けされます。

だた、構造化データはDiscoverにはあまり関係ないようですが、SEO的には追加しておいたほうがいいかと思います。


ただ、一点注意したいのは、Discoverで大きな画像を表示するためには、幅1,200px 以上の高画質画像を用いる必要があるようです。その上で、AMPへの対応かGoogleのオプトインプログラムに申し込みが必要のようなので注意が必要です。

Google Discoverに関する記事

Google Discoverからのアクセスを調べる方法

ないです。

DiscoverからのトラフィックはDirectと記録されるようです。実際にAnalytics画面を見てもDiscoverからの流入がわかるリファラーはついていません。

Discover 用にコンテンツを最適化する

2019年注目のサービス「Google Discover」 仕組み、SEOへの影響、最適化手法

Google砲を狙え! 待望のDiscoverレポートがSearch Consoleに登場【SEO記事13本まとめ】

まとめ

Youtubeでは検索よりもおすすめがメインのように思いますが、検索からレコメンドへのシフトがDiscoverによりニュースやコンテンツでも進むと思います。

Discover対応が、これからのGoogle対策の大きなトピックの1つになりそうです。


P.S.

Discoverの動きをひとことでまとめるとTikTokの鈴木さんが言っていた「AlSAS(アルサス)」かなと感じました。(いきなり過ぎてすいませんw)

今後、レコメンドアルゴリズムの質やレコメンドされるコンテンツを作れることが優位性となってきそうです。

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