見出し画像

スポーツが私にくれたもの【人生を彩る】

学生時代からサッカーが生活を支えてくれて、そのサッカーをきっかけにスポーツトレーナーという職業を知って目指したいと思い、ついにはライフワークとして辿り着いた経験を基に『スポーツがくれたもの』を語ります。

スポーツはそれぞれの形であなたの人生を彩ります

スポーツに決まった形はありません。それ故に色々な形に姿を変え、あなたの生活に寄り添い、支え、色豊かに彩ります。

スポーツをする時も、見る時も、支える時もその根底にあるのは【楽しい】という思いです。これに準じるワードは繰り返し出てきます。この記事の最重要キーワードです。

スポーツって何だ?

スポーツの語源には「気分転換」や「遊ぶ」という意味が含まれていると言われています(参考:https://media.japan-sports.or.jp/news/41#:~:text=%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84%E3%81%AE%E8%AA%9E%E6%BA%90%E3%81%AF%E3%80%8C%E3%81%82%E3%82%8B,carry%E3%80%8D%E3%82%92%E6%84%8F%E5%91%B3%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82)。だから、楽しむことが前提にないといけないと思うんです。そしてその楽しさはポジティブなイメージとなり、そのスポーツ経験を通してあなたの生活を豊かにしてくれます。拠り所になってくれます。何度でも立ち上がる強い心を作ってくれます。そんな不変的な価値があると思っています。

球技だけでなく、陸上競技だけでなく、水泳だけでなく…モータースポーツやエクストリームスポーツ、そして筋トレに至るまで、スポーツには色々な形があります。極端に言えば、自分に合ったスポーツを作ってしまうことだってできると思っています。自分が楽しいと思うことが見つかればいいんですから。

更にその関わり方もそれぞれです。するスポーツ、見るスポーツ、支えるスポーツと色々です。それぞれの立場でそれぞれの楽しみ方ができるのがいいところです。誰にも干渉できない、強要されない自分だけのものですね。これはもはや立派な権利だと思っています。

だから、部活動の体罰や体育嫌い、スポーツのコミュニティに関わる色々なトラブルを見聞きすると許容しがたい思いに駆られます。特に少なからず教育にも関わる部活動の指導内容によってそのスポーツをすること自体が辛くなったり、体育の授業内容で体育が嫌いになってしまったりするのはなんかスタートからおかしいですよね。だから、全国の教育機関関係者の関わり方はとても大切だと思っています。

そういう意味では、私はとても指導者に恵まれたと思います。スポーツを通じて色々ポジティブな経験をさせてもらいました。
私の経験を少し話させてください。

今振り返るとやっぱりスポーツをしてきてよかった

前述しましたが、小学生からずっとサッカーをしてきました。今振り返ると誘ってくれた友達に感謝です。

私は周りの友達からは少し遅れて始めたんです。みんなは出来ていることが自分には出来ない、その連続でした。でもその経験が私を成長させてくれたと思っています。一つずつ出来なかったことが出来るようになっていく過程で自信が付き、サッカーの楽しみにどっぷりのめり込んでいくことになります。

地域のスポーツ少年団で毎週末コーチから指導してもらい、平日は日が暮れるまで友達とボールを蹴る日々でした。今振り返っても本当に幸せな時間を過ごしたと思います。この後、中学、高校とサッカーを続け、大学では体育大学のサッカー部に学生トレーナーとして関わるようになります。

たった一つのスポーツを通じて本当に色々な人と関係を持つことが出来ましたし、試合に勝って嬉しい思いをしたり、試合に出られなくて悔しい思いをしたり、色々な経験をたくさんすることができました。

そして最も大切なのは、その全ての出来事の土台に「サッカーが好き」という思いがあり続けたということです。どれだけ練習が辛くても、どれだけ試合に出られなくても「サッカーが好き」、「ボールを蹴りたい」という思いは全く変わりませんでした。そんな同じ思いを持った多くの仲間と繋がっていられたということも今となってはすごいことだったんだなと思います。掛け替えのない財産です。

当然意図してそうした訳ではありません。気が付いたらそうなっていたんです。本当に周りの人達のおかげです。もし、サッカーに出会っていなかったら今の私の人生はどうなっていたのか…想像もできません。たった一つのスポーツがそれくらい大きなインパクトを持っています。

そんな風に支えてもらったから、そのことに気付けたからこそ、次の人にこの思いを渡したいと思っています。だからこの記事も書こうと思いました。

実際に今もサッカーに支えてもらった土台の上でトレーナーとして活動し、少しでも多くの人にスポーツを続けることの価値を伝えています。本当にスポーツの効果の汎用性は高いです。必ず一人ひとりに合ったスポーツの形は存在します。それを見つけて提案することが私のライフワークです。

体を動かすこと至上主義ではない

ここまで書いてきてこんなこと言うのも何なんですが、それでも「スポーツすることが正解」、「スポーツすることが正義」と言いたい訳じゃありません。

目的は今より良く生きること。そこに全ての焦点を集めたいです。

だから、スポーツを取り入れるのも多くの選択肢の一つでしかありません。あなたが充実した生活を送れているなら極論何を選択してもいいと思っています。健康維持のために運動をすることもあるかもしれませんが、イヤイヤ苦しみながらするのが本当に正解でしょうか?多様な価値観があることを尊重して関わっていくのがこれからの大きなテーマです。

そうとは言っても、スポーツを生活に組み込むことは真面目な話、人生が変わるレベルの可能性を持っていることは間違いありません。私はその生き証人の一人です。だから、重要な選択肢を持ち続けるためにスポーツに苦手意識を持つ人を作らないようにしたいと強く思いますし、食わず嫌いでスポーツを敬遠する人をなくしていきたいと思っています。この記事を読んでくれたあなたの心を少しでも動かせていれば幸いです。

スポーツはそれぞれの形であなたの人生を彩ります

私のこれまでの人生を振り返ると何気なく始めたサッカーが今も絶大な影響力を持ち、トレーナーとしての活動を支えてくれています。その中でフィットネス業界に10年以上関わることで、ここまで書いて来たような考えを持てるようになりました。

どんな形であれ、スポーツはあなたの人生を豊かにします。
それに気付けたことが大きな財産です。
次の世代にそれを伝えていきたいと思います。

スポーツがくれたものは何か?と聞かれたら、
【私の働く意味、生きる意味】
と答えます。

#スポーツがくれたもの

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?