原告記(仮)#61 「20190415*第1回期日㈢」

たかしの相方りょーすけです。いつもたかしがたいへんお世話になっております。
…といつもあいさつしてたんですが、いつのまにかこの原告記(仮)、「たかしとりょーすけ」名義になっておりました。あら?
なかなか僕は書けないと思うのですが、よろしくお願いします。

さて、今回のテーマは意見陳述。2019年4月15日の第1回期日で僕は意見陳述したんですけど、もう3年前のことであんまり覚えてなくて…去年12月にまた意見陳述してるしねぇ。
なので、覚えてることだけ書きます。

Eさんのあと、僕が出ました。
相方がいない時に何回か原稿を読む練習もしてましたが、実際にどんな感じになるのか、初めてのことでよくわかんなくて、始まる前はけっこう緊張してました。
講演会とかで話す時も、なんか1時間前ぐらいが一番緊張するんですよねぇ。ピークがそこで、直前になると、もうなんとかなるだろう!みたいな感じになって緊張もおさまります。
なので裁判長さんたちの前に立った時は、もうあんまり緊張してませんでした。

話したときの様子はもうあんまり覚えてないんですが、1か所だけ鮮明に覚えてるところがあるんです。
僕は陳述をするにあたって、原稿の最後の方で「どうか、裁判官のみなさまには〜」と裁判官に呼びかけるところがあったんですが、そこは「どうか」で切って、裁判長の方を見よう、と決めてました。

「同性カップルに婚姻が認められることで、同性愛者への差別や偏見がなくなってほしいと考えています。どうか、」
僕は目を上げて裁判長を見ました。裁判長は僕のことをじっと見ていました。明らかに聞いている、という様子でした。
「裁判官のみなさまにおかれましては、同性カップルが暮らしやすい社会になるようなご判断をしていただきたいと思います。」

終わった後、僕は、あ、大丈夫だな、聞いてくれてたな。と思いました。満足して、僕は席に戻りました。

そのあとの報告集会については…たかしに任せましょう。ひきつづき「原告記(仮)」をお楽しみください。

★追記(たかし)
3年前、記念すべき第1回目の札幌地裁口頭弁論。このときのS弁護士のスライド、Eさん、りょーすけさんの意見陳述書はCALL4でご覧いただけます!
訴訟資料の「その他」1番上です。
https://www.call4.jp/search.php?type=material&run=true&items_id_PAL[]=match+comp&items_id=I0000031

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