原告記(仮)#57 「函館市パートナーシップ★パブコメ★」

たかしの相方りょーすけです。いつもたかしがたいへんお世話になっております。

さて、函館市のパートナーシップ制度が今年4月の導入を目指して、パブリックコメントを募集してます。送ろう送ろうと思ってたら今日(2月15日)が締め切り!あらたいへん!
この前の土曜日に函館で映画「ジェンダー・マリアージュ」を見にいったときに「パブコメ送ってね!」と言われたので、にじいろほっかいどう理事長の立場で書きました。あと4時間なんですけど、
「オ パブリックコメント手続に係る事案に利害関係を有するもの」に該当するアナタ!アナタも大丈夫ですので(笑)ぜひ送ってくださいね。こちらです。
https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2022010300015/


文章をnoteに載せたらとたかしが言うので、僕が出した文章を載せときますね〜。
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私は道内でLGBT当事者・支援者向けの交流イベントや、市民・学生向けの講演会の主催を行っている団体の理事長をしております。函館では、2017年から2018年にかけて「はこだてじぶんカフェ」、2019年からは「『ゲイの人』と焼きピロシキを作って食べる会」の主催・運営を行っており、函館のLGBT当事者・支援者の方々も多くご参加いただいています。

このたび、函館市でパートナーシップ宣誓制度が創設されることについて、本当にうれしく思っています。制度創設についての検討がされている報道がなされてから、函館のイベントに来られている方々からも、たくさんの喜びの声を聴きました。

これまでLGBT当事者は、差別や偏見を恐れて、自分が当事者であることを話せませんでした。同性パートナーがいたとしても、学校や職場、親や兄弟姉妹に、そのパートナーの存在を隠している当事者も多くいました。また、生まれ育った函館で暮らしたいと思いながらも、それが叶わず、他の土地に移住を余儀なくされる当事者も多くいました。

行政が同性間のパートナーシップを認める意義は、なによりも「函館市が自分たちの存在を認めてくれる」ということにあるのではないかと、私は考えます。地方自治体のパートナーシップ認証制度には、法的保証は何もありません。しかしながら、制度を創設することで、自分たちが函館にいてもいいんだ、という肯定的な感情を持つことができるようになります。これまで差別や偏見の対象になり、自分の存在に否定的な感情を持つことが多かったLGBT当事者に、大きな「生きる希望」を与えるものであると思います。

私自身、同性パートナーと20年暮らす、同性愛者です。異動がある職場で働いていますが、次の異動先は函館を選ぶつもりです。函館で2017年から活動を始めて、多くの仲間たちと過ごす中で、函館で暮らしたいという思いが強くなりました。これまでも函館では、LGBT啓発パンフレットの制作、講演会の開催、「だれでもトイレ」の設置など、道内でも先駆的な取り組みを行われており、LGBTの人たちにやさしい街づくりに大きな魅力を感じています。

どうか、LGBT当事者の助けとなる「(仮称)函館市パートナーシップ宣誓制度」を創設していただきたいと思います。そして、函館の当事者や支援者と連携して、より暮らしが豊かになる制度づくりを進めていっていただきたいと思います。

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