日記 1116

恋人がいなくなると、煙草の本数が増える。JPSはタールが軽いから、1本で終わるはずの喫煙が気づいたら4本ほどになっていることもしばしば。煙草は限りなく幸福なときか、限りなく不幸なときに吸うのが美味しいのだと、言い訳、一人ごちながら。

人との関わりをあまりしていないために内情、狂っているのが分かる。何かに明け暮れて疲弊したい。泥のように眠る日々。退院してからというもの、疲弊するごとに希死念慮が襲うのが厭で、いつも生活に余裕を持たせていた。けれど、生来の私はバスに乗っている間もご飯を食べている間もお風呂に入っている間も思考を重ね、赤信号に気づかず渡りがちな人間だった。

そんなことは置いておいて。最近文章を書いていなかったので、気まぐれに駄弁るかの如く文章を書いていこうと思う。

次noteに書こうと思っていた内容は倫理的にどうなのか、ということを考えていたら日が経ってしまった。実のところ、あと2時間で終わらせなければならないレポートが2つと3日以内に終わらせなければならないレポートが2つある。それから今日はフォロワーと通話しながらゲームをする予定があって、バイトの面接も近々ある。シャワーも浴びなければならないし、合間にLINEも返す。

実にくだらない日々。兄や恋人と別々の場所に住むようになったことは予想以上に私に空白を生んでいる。この後にある授業のため、私は惰性で原付を飛ばし、高校生来の友人に話しかけ、彼は自らの生来の気質から、気だるげに応答することだろう。授業は半ば夢うつつ聞きながら、何かに思考を奪われたいと願う。実にくだらない日々。

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