栄養不足の子供に対しての微生物関連した栄養介入

おはようございます。A microbiota-directed food intervention for undernourished children.  NEJM April 26.

#微生物 #腸内細菌叢 #栄養

世界の栄養状態は改善傾向ではあるがまだまだ栄養不良の子供は多い。三千万人以上の子供が中等度の急性栄養失調である。

生後12ヶ月から18ヶ月の中等度の栄養失調の子供に対して3ヶ月間、MDCF-2(細菌叢補完的な食事)やRUSF (すぐに使える食事)をバングラディッシュ

身体測定として、身長別重量、年齢別重量、年齢別身長、上腕中央の腕周を2週間ごとに。血漿中の4977種類のタンパク質と、糞便中の209種類の細菌分類を測定した。身長別体重、年齢別身長の改善と、蛋白で骨、神経発達、炎症改善と、腸内細菌叢の修復がより完全に行われていることを確認した。

腸内細菌は事前研究で栄養状態の悪い子供と良い子供のデータを集めて、相関性のあった細菌分布がそのデータと同様の動きであったということ。

腸内細菌叢に関連した研究は流行りみたいですね。わかりやすい内容ですがやっぱり統計部分がとても難しくわかりにくかったです。別の研究で長期的な影響についての徐脂肪体重増加と発達については論文があるようですが、今回の研究については検討してないようで長期的な継続研究が必要とDiscussionしてます。成長と細菌叢、病気と細菌叢、細菌叢のコントロールについての研究が増えてくるかもしれませんね。



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