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書くリズムを見失った男は「あいうえお」リハビリから始めることにした
6月某日、私は完全に書くリズムを見失ったことに気がついた。
3月中旬に書いた20本目の文章を最後に、更新が途絶えて、はや3ヶ月弱。もともと頻繁に更新していたわけではないけれど、書かない期間が空きすぎて、「たまに書く人」から「まったく書かない人」になってしまった。
「たまに書く人」と「まったく書かない人」の差はめちゃくちゃ大きい。「たまに書く人」は、たまにしか書かないが、常に「1」以上をキープしている。対して「まったく書かない人」は、常に「0」、どこまでいっても「ゼロ」だ。「0」は言い換えると「無」とも言えるかもしれない。「無」は当然、どこまでいっても何も生み出さない。
さて、どうするか。このまま指をくわえて眺めているのも癪なので、面倒くさがりの怠惰男でも、定期的に更新できる術を自分で考えてみる。
面倒くさがりの怠惰男をコントロールするには、ある程度のルールというもので縛ってやるのがいいだろう。そこで私は、以下のようなルールと暗示のようなものを自分に授けた。
・少しの時間でもいいから事前にnotoを書く時間を1日の中に組み込む
・書くことがなさそうでもとりあえずnoteを開いて"書こうと"してみる
・完璧主義はダメ絶対!完成したらとりあえず出しちゃいなよ!yo!yo!
・量から質が生まれる。だからとりあえず、書け。書けばわかるさ、いくぞー!1、2、……
・元noteディレクターの、みずのけいすけさん(パーソナル編集者)がパーソナリティを務める『書けるようになるラジオ』を聞いて学ぼう
・書けないときは、糸井重里さんの『今日のダーリン』内で言及されていた、"あの文章"を思い出そう
とりあえず授けたルールと暗示はこんな感じ。
それぞれ詳しく説明したいところだけど、長くなってしまうので、今回は1点だけ。糸井重里さんの『今日のダーリン』内で言及されていた、"あの文章"を紹介しようと思う。(『今日のダーリン』は毎日更新で、前日までの文章しか読めないので、原文にはたどり着けません)
「決めたから」「書くに決まってる」というだけです。
ほんとにいざとなったら休めばいいだけなのですが、休まなくても、お天気のことでも、焼きそばのことでも、水でも飲むかでも、勝手に書くだけのことですから、重病にでもなってないかぎり、だれでも絶対にできます。
たまに、こうやって、同じようなことを書いてもいいし、同じとはいえ、多少は、どこかしらはちがうんだから、こういう内容ももう「古典芸」みたいなものですからね。
「決めたら」できる、ということを結論として終わります。
そうか、「焼きそばのこと」でも「水飲むかのこと」でもいいんだ!
そして……
「同じようなこと書いても良いんだ!!」
なんでもありやん。
何だか少し、身体が軽くなった気がした。
私はとりあえず、何も考えずに文字を打つための「あいうえおリハビリ」を行うことにした。「あいうえおリハビリ」とは、「あいうえお」から「わをん」までをただ書くだけだ。(なんかすいません……)
ここで大事なことは、こんなくだらないリハビリの話でも、こうして一つの記事になっているということ。
あいうえお
かきくけこ
さしすせそ
たちつてと
なにぬねの
はひふへほ
まみむめも
やゆよ
らりるれろ
わをん
リハビリ完了。
過去記事は、なんとなく全部非公開にした。
気持ち新たに、いざ、リスタート!
Today's Photo
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追伸
「や」行の「や」に続く文字が分からなくて、検索しました……。幼稚園からやり直します。(泣)
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