見出し画像

Jリーグスローガン紹介2022【J2編】

さて、J1編に続き、ちゃちゃっとJ2編もやっていきましょう!J2のほうがより狂っていますね!

このスローガン群をいったん読んでいただき、明日には忘れて、晴れやかな気分で開幕を迎えましょう!

去年のJ2はこちら!

去年のJ1はこちら!

それではいってみましょう!!


盛岡

岩手

それは、スポーツの領域を超え、世代と地域を繋ぎ、盛岡・岩手に携わるすべての人々の生活に息づいたプロサッカークラブとなることです。
2016シーズン、グルージャ盛岡は「一岩」をスローガンに掲げながら、応援して下さる皆様の期待を大いに裏切る事態を招いてしまいました。
2017シーズンより経営陣を刷新し、クラブはRESTARTを切りますが、一連の事態を踏まえ、改めてファン・サポーターをはじめとする皆様との絆の大切さを実感するに至りました。
そして2018シーズンには岩手県内33市町村様にホームタウン追加のご承認をいただき、2019シーズンより、「いわてグルージャ盛岡」にクラブ名およびチーム名を変更し、クラブとして新たなスタートを切りました。
この想いを将来、どんなときも忘れることなく、「一岩」となって最後まで諦めず戦い、夢と感動と興奮を皆様と共に分かち合えるクラブになることを、いわてグルージャ盛岡は目指し続けます。

「一岩 ICHIGAN」

J2に昇格した岩手のJ2初スローガンです。と言っても、毎年出してるわけではなく、クラブスローガンとしてずっと掲げているもののようですね。広島がICHIGANを放棄して低偏差値路線に舵を切ってしまったのですが、岩手はその後継者と言えるかもしれません。これ自体は岩手の岩をもじっていて、まあ岩手らしいなあというスローガンです。ICHIGANは印象に残らないスローガンでもかなり上位に入るのですが、こういう地域に根差したものなら忘れないですよね。まあ忘れないからってじゃあ意味があるかっていうとまた別な話なのですが。さて、説明文も読んでいたところ、一か所気になる箇所が。2017年のところなのですが、急に「RESTART」と英語が挿入されるのです。んん?さすが国際都市盛岡、カタカナは全部英語に言い換えていくというグローバルスタンダードでいくのか?と思ったのですが、直後の「ファン・サポーター」はカタカナです。というか、それ以後も全部カタカナです。せめて「スタート」くらいは英語にしてはどうでしょうか。グローバル県岩手としましては、今後はAKITA監督の元でカタカナ語の英語化に取り組み、AKITA監督も「KASHIMAでは~」と思い出話を語りながら指導していっていただければ幸いです。全然関係ありませんが、AKITAってするとAKIRAに似ているので、バイクに乗ってズギャァァァってやるあの写真をAKITAKANTOKUでMAKEしてBELIEVE!


秋田

画像3

クラブスローガンについて

吉田謙監督が常日頃から発する「秋田一体」。
その言葉の下、2020シーズンはJ3優勝とJ2昇格、そして2021シーズはJ2残留という目標を達成することができました。
今季はJ1より4クラブ、そしてJ3から2クラブが加わり、更なる厳しい一年が待っていることでしょう。
変化と成長、そして発展の意味を込めて、この1年を乗り越えるにはこれまで以上に秋田が一つとなることが必要です。
その想いを込めて、2022シーズンのスローガンを「超秋田一体」として掲げることといたしました。

クラブスローガンの書について

2022シーズンも、株式会社薮崎動力工業の薮崎太代表取締役社長にご支援・ご協力いただき、由利本荘市の書道家・藤原豊道先生に揮毫いただきました。

「超秋田一体」

昨年は「秋田一体」というスローガンを掲げ、隣の盛岡を率いる秋田豊監督への当てつけか?と私の中で話題沸騰でしたが、今年はさらに踏み込んできました。やっぱり当てつけなんですか。ふざけてるのか真面目なのか非常に微妙なラインのアウトローいっぱいの言葉を投げ込んでくるので、さしもの名アンパイアの私も一瞬手を上げかけてしまいました。残念ですが、押し出し四球です。去年を超えるということで今年は「超」を使ってきたということですが、来年以降はどうするのか心配ですね。「超必殺秋田一体」とか「真・超必殺秋田一体」とか「必ずもらえる!SSR1枚確定!60連超必殺グレート秋田一体 Supreme」などと、連載が長くなってきたバトル漫画みたいにインフレが激しくなることが予想されます。それを防ぐためにも「初恋だった秋田一体が家族になってから、秋田一体がやけに甘えてくる」「あの秋田一体が僕の姉になるんですか?」「秋田一体だけど盛岡にいったら異世界につれてかれた」などのラノベタイトル進化で凌いでいただくのが無難な手段かと思われます。あるいは、去年もそうでしたが、秋田を一体と言わずに三体も五体も増やしていく方向もご検討いただければ幸いです。

画像7

秋田18体

画像8

秋田288体

サッカーチームがこんな感じなので、同じ県のバスケチームのノーザンハピネッツのスローガンはどないだろうと思ったので、調べてみました!

画像10

「ウルトラアキタ」

うーん、4分割したら同じ場所にいるやつ!


仙台

画像1

強い覚悟で前だけを見据え、長く険しいJ1への道のりを、力強く這い上がっていく。

「CRAWL UP 這い上がる」

仙台は以前のように謎造語漢字二文字路線は放棄して、英語+日本語というJリーグスローガンスタンダード路線にしたようです。どちらにせよ誰も覚えてないので、どちらでもいいと思います。仙台ですが、年々、説明の言葉が少なくなっている気がします。いいんですよ?J2だからって説明文の文字数が限られてるとかそういうルールはないんで、思う存分に思いの丈を吐き出してもらっても構いませんよ?ともかく、「CRAWL UP」で今年は行くということなんですね。意味としてはそのままの通り、J1に這い上がるということでしょう。この手の一般的ではない英語をスローガンに使う最大のメリットは、仙台ファンの中高生に英単語を教えることに他なりません。スローガンを使って地元中高生の偏差値アップに努める、これこそまさに地域密着に他なりません。来年のスローガンは「There’s no use crying over spilt milk」にしましょう。それか「Tom is a pen」でもいいです。それでは、同じ街の野球チームのスローガンを見てみましょうか!

楽天

2022シーズン。東北楽天ゴールデンイーグルスは、全員がレギュラー争いをするような、そんな強いチームになりたいと考えています。
1球と対峙するとき、チームにとってベストなプレーを頭で考えるだけではなく、誰もが身体で感じ取って動ける。
どんなときでも個々の能力を最大限発揮できる。
そんな究極のプレイヤー集団を目指します。
チーム全員が「この1球は譲らない!」「このポジションは譲らない!」「この勝利は譲らない!」と、確固たる想いで挑み続ければ、その集大成がきっと、東北楽天ゴールデンイーグルスの9年ぶりの優勝という結果に結びつくと信じています。
もちろん、選手の力だけでは実現できません。チームは、ファンの皆さまの応援で、もっともっと強くなれます。
「絶対に主役は譲らない!」
「絶対に日本一は譲らない!」
その熱い想いを胸に、ともに闘いましょう。ともに、東北を熱くしましょう。
2022シーズンのスローガン「譲らない!」は、チームとファンをひとつにする、強くする、合言葉です。

「譲らない!」

野党ですか。辻本清美元議員ですか。先発の涌井がめためたに打ち込まれてるのに「マウンドは譲らない!」と粘ってしまったらどうなるのでしょうか。その場合には石井一久監督がバットで後頭部を殴って引きずりおろすという凄惨な現場が見られることでしょう。楽しみです!


山形

山形

「ブッチギレ YAMAGATA ICHIGAN」

だいじょぶっすか?継続していた「前進」を捨て、急激な角度でターンをしてきました。ブッチギレ。たぶん成績的に他のチームをぶっち切れとか自分の限界をぶっち切れいう意味なんだと思うんですが、カタカナの「ブッチギレ」だとニコニコしていた課長が敬語使えない生意気な新人をいきなりボコボコに殴り始めた感があります。これはクラモフスキー監督の「男は拳だ」「拳だぞ!」「俺の拳だぞ!」という強い決意の現れでしょうか。握手と見せかけて殴られる可能性があるので、相手チームの監督は気を付けてください。武闘派ならその場で決着をつけるのもまた一興だと思われます。J2では群馬に大槻監督が就任したのでチャカを出す可能性があるのでお気を付けください。しかし、スローガンでここまで急に方向転換をした場合、チームの成績も急転換とならないのがサッカースローガンの面白いところですよね。スローガンの出来とチームの成績は一切何も関係がないというのが私の研究成果です。さて、山形といえば山形青年会議所です。山形青年会議所に世界で最も注目している私としては、触れざるを得ません!

山形2

相変わらずスローガンがめちゃくちゃ多い!!!そしてエモい!特に山形青年会議所の「汲めども尽きぬ情熱を胸に」の県立校歌感は異常!


水戸

なし

水戸さんは去年からスローガンを作ることをやめてしまったようです……。「地獄の文字数縛り」「北関東バイト数足りない問題」として名を馳せたというのに、残念極まりありません。私の方で考えようと思うのですが、やはり秋葉監督が46歳ということで「AKB46」とかはどうでしょうか。完全に旬を過ぎていますが、5周くらい回ってかえってありなのではないでしょうか。このスローガンは秋葉監督が48歳になるまで繰り返し使えるということですね。ただ、秋葉監督はめっちゃ解任されそう顔なので、そこまで残ってるかどうかは水戸納豆のみぞ知るですね。さて、では古のスローガンをリバイバルということで、2014年の水戸のバイト数足りないスローガンを思い出してみましょう。「そう」です。「層」だの「創」だの思いつく限りの感じを意味多重掛けしてしていましたが、左側から読むと「うそ」に見えてしまうという非常にトリッキーなスローガンでした。来年はこれくらいのパンチ力があるスローガンを待ってますよ!!

水戸


栃木

なし

栃木産は「MOVING FORWARD」というクラブ理念は掲げていますが、毎年のスローガンはやめてしまったようです。我が故郷のクラブだというのに、残念で仕方ありません。とりあえず県民の総意である「群馬を滅ぼす」という直接的なスローガンを掲げていただき、隣国の併呑にいそしむのはどうでしょうか。または、こういうご時世に攻撃的なスローガンはちょっと……というのもわかるので、自虐も込めた「栃木は南東北」というのもよさそうな気がします。さて、せっかくなので同じ街のバスケチームのスローガンも見てみましょうか。

宇都宮

「BEYOND」

また出たぞBEYOND!!もはやサッカー界に限らず、スポーツチーム何かを超えていきすぎなのではないでしょうか。スローガン界の中では「FORWARD」「TOGETHER」「ONE」などと共に頻出単語となっています。ここ来年の共通テストで出るからなー!


群馬

「Beyond THESPA~ザスパを超えろ~」

ここでまたBeyondですよ。どうなってるんですか北関東。共通スローガンとして「BEYOND 北関東」にしたらどうですか。超えた先に何があるかというと、東北もしくは甲信越なんですけど。このスローガンでも別にいいと思うんですけど、従来のザスパとは何なのかという現状認識、そして具体的にどういう数値になったら超えるという状態になるかというKPIが未設定なので、「とにかくがんばるぞ」というスローガンとなんら変わりないんですよね。まあスローガンで具体的な数値をばんばん出しても仕方ないので、こんなんでいいとは思いますが。J1昇格とかも現実的には難しそうなので、むしろ「Beyond TOCHIGI」にしてとにかく栃木にだけは負けないという明確な意思を込めていったほうがいいかもしれません。栃木に核ミサイルを撃ち込みましょう。さて、これだけじゃ物足りない!もっとスローガンを見たい!という人には、ザスパクサツ群馬はなぜかスローガンを一覧にしているので以下のページをご覧ください。方向性も何もかもぐちゃぐちゃなスローガンの奇跡と軌跡、とくとご覧ください。


大宮

大宮

「ひたむき」

ここまで相田みつお感の強いスローガンがかつてJリーグにあったでしょうか?(たぶんありました) 東のスローガンの横綱こと大宮ですが、どうでしてしまったのでしょうか。伝説の「大宮共闘」、どうしても卑猥に見えてしまう「WIN☆WIN」、何がなんだかわからない「121%ORANGE」などの数々の名作スローガンを生み出してきた大宮らしくありませんよね。「ひたむき」はたしかにひたむきさが足りなかった感じはけっこうあるので大宮にとっていいスローガンかもしれないんですが、例年の大宮の「その道具をそんなところで!?」「まさか野菜で風呂を洗うなんて!?」というアイデア収納術みたいなスローガンとは程遠いんですよね。せめてひらがな4文字だったら、「うすしお」とか「はるまき」など、別角度から投げ込んできてほしかったものですよね。大宮の名店居酒屋「いづみや」でもいいでしょう。残念です。そして、今年はあの数々の名文を作り出したスローガンポエムもなし。なんということでしょうか。あのグイグイくる感じを体が欲しているというのに。みなさんもそうでしょう!?あの特大のエモドラッグの中毒になっていたんじゃないんですか!?でも、安心してください!なんと大宮はユニフォームデザイン決定のニュースで、すでにエモミックスしてたんですよ!

デザインコンセプト

SQUIRREL TAIL - Be Strong Be Professional -

強く魅力あるクラブへ変革するというチャレンジに踏み出す2022シーズンのユニフォームには、クラブのアイデンティであり地域のシンボルであるリス、その尾をモチーフとした柄を胸の中心に用いて、クラブビジョンに掲げる"強さ"を表現しました。
散らしたドット柄はスタンドで盛り上げるサポーターのエネルギーをイメージ。サポーターの皆さんと共に上昇していくという思いを込めています。

Be Strong
大宮のために
Be Professional
期待を超えるために

2022シーズンのユニフォームを共に身にまとい戦いましょう。

最初は無難な感じで始まるのですが、唐突に挟まれる

「Be Strong
大宮のために
Be Professional
期待を超えるために」

という一節には目を疑うしかありませんよね。唐突にサチモスが乱入してヒゲダンをボコボコに殴って、マイクを奪い取って歌い始めたのかと思いましたよ。スローガンは控えめに、他でエモっていく。そういう新大宮スタイル、嫌いじゃありません。ひたむきにいきましょう!


千葉

なし

たぶんなしという千葉。今までは素晴らしいスローガンを連発していたというのに、どうしたのでしょうか。もうスローガンなんていらない、それは全く正しい選択なのですが、ファンとしては寂しく思います。ただ、私は常にジェフユナイテッド千葉のことを考えていますので(1日の平均1分13秒)、スローガンを出すことに全くやぶさかではありません。やはり、手前みそではありますが、「ジェフユナイテッド千葉で夢を叶えて欲しい」がいいのではないでしょうか。私が言い続けた結果、かなり浸透してきたと言っても過言ではないと思います。著作権は放棄しますので、使っていただいて構いません。難点はいまだに夢を叶えた人が1人もいない、ということですが、まあそこに関しては目を閉じて何も見えない昴方式でいきましょう。もしくは、古河電工時代の栄光よ再びということであれば「MAKE JEF CHIBA GREAT AGAIN」もよいかと思います。トランプ大統領の名スローガンと言える「MAKE AMERICA GREAT AGAIN」を華麗にアレンジしてみました。どうでしょうか。もしかしたらトランプ大統領もライフルを持って駆けつけてくれるかもしれません。それでは、最後にジェフが2012年に掲げたものの全く甘さから脱却できなかったスローガンをご覧ください。なんだよ、DAKKANて。

千葉


東京V

東京V

【スローガン概要】

2022年は『UNITE AS 1 -Going Forward-』をスローガンに掲げます。
昨年同様ヴェルディに関わるすべてのファミリーの力をひとつにして、志を同じくして頂点を目指すこと。その団結した力を、一心同体を意味する『UNITE AS 1』というフレーズで表現しました。
2022年はそこからさらにもう一歩前に進む気持ちを込め、『Going Forward』を加えて進化させました。関わる全員が一つになるだけでなく、前に進み、進んだ結果が勝利・J1である願いを込めました。

【デザインに込めた想い】

スローガンに込められた一つになること、そこから前へ進むべき未来の方向を指し示している両方の意味を人の手を『1』にすることで表現しました。
ファミリーが1体となって1勝を積み重ね、前へ進み、ナンバー1、J1昇格が実現する願いを込めています。

「UNITE AS 1 -Going Forward-」

たまにですね、やるんですよ。女子もユースも俺たちは見ている方向は一緒だ!だから一括スローガンを掲げて統一の取れたチーム運営をするぞ!という一心同体ムーブを。しかしですね、すぐに忘れてしまって、ユースはユース独自のサブスローガンを、女子は女子独自のサブスローガンを掲げてしまうんですよ。なぜならですね、みんな好きにやりたいわけですから、仕方ないのです。今回のスローガンに関しても、「UNITE」「1」「Going Forward」というJリーグスローガン頻出ワード全部乗せの刺身が丼からはみ出してる海鮮丼みたいなことになっていて、逆に個性が全くなくなってしまいます。ちなみに、あのインスタ映え海鮮丼は刺身が多いのではなくて丼が小さいのでご注意ください。これでは各チーム単位で反乱の狼煙が上がり、独自スローガンが駆け巡る日も遠くありません。いっそのこと、最小単位である個人にスローガンをつけてはいかがでしょうか?J3のカターレ富山で、すでに実践しているんですよ!

石﨑 信弘監督キャッチコピー決定!
■キャッチコピー

J2復帰のFINAL CARD

■考案者

@shatyoo

どうでしょう、「J2復帰のFINAL CARD」のエンタの神様感。次の出番はきっと陣内智則です。中々こんなスローガンをつけられるものではありません。ちなみに考案者の@shatyooとは、カターレ富山社長の左伴さんですね。なにやってんの社長、というか、社長でshatyooというアカウント名、すごない?


町田

なし?

2020年に散々私をやきもきさせた挙句に「スローガンなしよ」で最高にずっこけさせてくれた町田ですが、昨年はスローガンなし、今年も現時点では発表していません。なんということでしょうか、残念でなりません。サイバーエージェント的な雰囲気をびんびんに出したスローガンを期待しているというのに、スローガン業界から完全撤退というのは「らしくねーじゃん」と言うほかありません。やはり、サイバーエージェント感を全面に持ってくるためにも、それっぽいスローガンが欲しいですよね。仕方がないので私が決めます。「サイバーエージェントを退職しました」はどうでしょうか。聞いてもいないのに、退職の経緯と理由を赤裸々に綴り、若干のサイバーエージェント批判も交えつつも「サイバーエージェント最高!」を忘れない、1年に2回くらい上がってくるあのブログ記事のことですよ。他の会社も多いんですが、なぜかサイバーエージェントが多い気がします。匿名でやるならともかく実名だとたいした批判はできないので、私はアレを退職接待エントリーと呼んでいます。その流れで、「次はスタートアップで挑戦を続けます」でもいいかもいれません。ダメですか。そうですか。では、監督がポポヴィッチさんということで、その代名詞のワンツーにちなんだスローガン「ワンツー地獄」はどうでしょうか。最近はそんなワンツー祭でもないらしいですが。そういえば、昔ユニクロのアプリでワンツー地獄のTシャツデザインしたことを思い出しました。


横浜FC

なし?

例年非常にスローガンの遅い横浜FCですが、今年もかなり遅れています。2020年、2021年はともに「RECORD THE BLUE」というかなり怪しげな英語を突っ込んできました。今年もそのまま継続という可能性もあるので、思う存分青を記録してください。ただ、久々にJ2に落ちたということで、心機一転新しいスローガンをぶち込んでくることも考えられます。やはりクラブが劣勢の時には、トップからの声というものが必要となってくるのです。私はこういう切羽詰まった時に出されるスローガンを逆切れスローガンと呼んでいて、けっこういい無茶苦茶さ加減のものが出てくるんですよね。横浜FCも何か出してきそうな気がしてきたので、予想します。「KAZUEVER」でどうでしょうか。長年横浜FCで過ごしたカズが退団してしましたが、カズを忘れない、カズは永遠だという意味も込めています。英語はかなり怪しいですが、まあ正しい英語なんて元々ないんですから、いいんです。さて、同じ街の野球チームのスローガンでも見てみましょうか!

022年のシーズンスローガンを『横浜反撃』に決定いたしました。

1月23日に開催されたオンライントークショー「横浜DeNAベイスターズ プレイボールミーティング2022」の中で、三浦監督よりオンラインにて参加いただいたファンのみなさまの前にて発表されました。

『横浜反撃』は、昨シーズン最下位に終わった悔しさをバネに、今シーズンは必ずやり返すという決意のもと三浦大輔監督自ら考えたシーズンスローガンです。

2022年シーズンも、ファンのみなさま、そして横浜の街にサポートをいただきながら、逆境を力に変えて進んでいくシーズンスローガン『横浜反撃』をもとに1戦1戦を戦ってまいります。

「横浜反撃」

恒例になりつつあるベイスターズのスローガン動画。動画前半で暗い顔したベイスターズの面々を見ることができますが、メインは後半。スローガンの発案者ということもあり、三浦監督にどんどんアップで迫っていき、最終的には三浦監督の体内に入っていって横浜反撃が見つかるという、「患部に直接届く」という市販薬のCMみたいな構成になっています。サイバーな三浦監督の体内も含めて、ぜひご覧ください。また、「横浜反撃」というロゴが右肩上がりなので、ステイサム映画のタイトルのように来年、再来年とどんどん右に上がっていくスタイルにしていただきたいと思います。


甲府

甲府

2021シーズン、コロナ禍で大変な中でも、ヴァンフォーレファミリーの皆様にサポートをいただき、若手選手がピッチで躍動し、ベテラン、中堅選手が熱い気持ちでチームを支え、J1昇格という最大の目標には惜しくも届きませんでしたが、価値のある3位という結果を残すことができました。
 2022シーズンは、昨年、躍動したチームの勢いをそのままに継続性を十分に意識し、更に前進をしていく。そのような思いを込め、スローガンは『躍進』に決定させていただきました。
 サッカーを通して人との繋がり、絆を深め、幸福度の高い明るい未来へ共に団結していきましょう。
 2022シーズンも新たな選手とスタッフ迎え、J1昇格を目指します。

≪スローガンロゴデザイン:五味リューコウ/書:望月蒼鳩≫
 Unite for the Nextは昨年に引き続き旗印として掲げます。
 円形のロゴはボールと試合前の円陣をイメージ。
 5つの菱形は、フロント・チーム・サポーター・スポンサー・ホームタウン etc.を表し、未来へ向けてすべての「団結」を表現しています。

「躍進」

一昨年の「AGGRESSIVE」という暴力的なスローガンから急転換し、何かを言っているようで何も言ってないスローガン界のトップランナーに躍り出た甲府は今年もその路線を堅持。昨年の「未来へ」に続いて、「躍進」というおそらく全サッカーチームが思っているような無難な言葉をチョイスしてきました。躍進できるものなら躍進したいですよね、ぜひ。いっそのことスローガンは「ルカクが欲しい」とかでもよかったかもしれません。ただ、甲府のスローガンで気になるのは、その説明部分。前半は割とまともというか普通なことを言ってるのですが、後半で急に「サッカーを通して人との繋がり、絆を深め、幸福度の高い明るい未来へ共に団結していきましょう。」という近未来管理ディストピア社会の標語みたいなことを言い出してるんですよ。Big Brother is Wathing You!去年の「未来へ」のスローガンが指すのが「幸福度の高い明るい未来」だったのかと今頃になって合点がいきましたよ。昨年のスローガンを信じたサポーターたちが、幸福度の高い明るい未来を目指す管理社会の奴隷にされるなんて、なんということでしょうか。2段階スローガンの罠ですね。今年の「躍進」はきっと来年のスローガンの前振りでもあるはずです。きっと大躍進政策につながっていき、最終的には文化大革命へとつながっていくのです。恐ろしい!共産主義の悪魔がここにいますよ!


新潟

新潟

めちゃくちゃ試合中の曖昧な指示みたいなスローガンが出てきました。「より攻撃的に!!」とか新監督が就任あいさつで言ってもだいたい攻撃的にならないので、私は攻撃するする詐欺と呼んでいます。「魅力的なサッカーを」も嘘です。「より攻撃的に!!」だと曖昧過ぎて選手が混乱してしまうので、「そこバーンといってズバァーーーっと!」、「誰かに合わせてくるぞ!」「何を怖がっているんだプロとしてしっかり闘え!」「絶対にエヴァにだけは乗らんでくださいよ!」などの具体的な指示をスローガンにしてはどうでしょうか。ここまで具体的なスローガンなら、選手はより動きやすくなるのではないでしょうか。さて、そんな新潟ですが、先ごろ「激励会」なるものを開こうとしていましたが、昨今の感染状況を鑑みてオンライン開催になりました。

新潟2

その発表のバナーがパチンコ屋のオープン記念!!!スローガンもこんな感じの勢いでお願いします!!ジャンジャンバリバリ勝点稼いでいきましょう!!!


金沢

金沢

2022シーズンのスローガンは、「ICHIGAN」。

再びJ1を目指すために。

「ICHIGAN」

岩手と「ICHIGAN」で被ってしまいましたが、「ICHIGAN」自体はJリーグのスローガンの歴史においては最頻出語でもあり、意味としては「美味しい水」くらいのものなので、それほど気にしなくてもいいのではないでしょうか。さて、去年は「We are Zweigen 赤い闘志で街をひとつに。」と中々のシンプル共産主義だったのですが、今年はさらにシンプル感を増してきました。今年の金沢はシンプルさに関しては徹底していまして、説明も「再びJ1を目指すために」と一言のみ。男は黙ってスローガン一発。かっこいいですね。何も伝わってこないですけど。ただ、デザインの文字の流麗さに関しては、ICHIGAN史上ナンバーワンの出来なんじゃないでしょうか。しかし、「一岩」として独自色を出している岩手と比べると、どうしてもやはり弱い感じがします。金沢のKを頭につけてみてはどうでしょうか。「KICHIGAN」となって、急に雰囲気が不穏になってきましたね。一文字間違えるととんでもないことになってしまいます。ついでにIも増やしましょう。「KICHIGAIN」で後はNをなくすだけとなってしまいました。金沢におかれましては試合の放送中に常時スローガンを流していき、時々Nを消すというサブリミナル手法でJ2をにぎわせていきましょう!


岡山

なし

岡山は相変わらずスローガンなしの硬派スタイルを貫いています。非常に正しい選択ですね。でもやっぱりないのは寂しいのでこっちで考えます。「ファジアーノ岡山-ファジアーノ岡山ネクスト-ファジアーノ岡山-ファジアーノ岡山ネクスト-ファジアーノ岡山-ファジアーノ岡山ネクスト-ファジアーノ岡山-ファジアーノ岡山ネクスト-ファジアーノ岡山-ファジアーノ岡山ネクスト」でどうでしょうか。

岡山の若手の経歴といえばこの目のチカチカする移籍履歴です。代名詞といってもいいこの履歴をスローガンにしてはどうでしょうか。もしそれはちょっとということであれば、「ファジアーノ岡山-ファジアーノ岡山ネクスト-ファジアーノ岡山-ファジアーノ岡山ネクスト-ファジアーノ岡山-ファジアーノ岡山ネクスト-ファジアーノ岡山-ファジアーノ岡山ネクスト-ファジアーノ岡山-ファジアーノ岡山ネクスト-松本山雅-SC相模原-ファジアーノ岡山」と変化を加えるパターンもありです。晩年にまた岡山に戻ってくるキャリアプランは、子供の進路に悩む親御さんに安心材料となるのではないでしょうか?ぜひ採用を検討ください!


山口

山口

読み : 共創 〜Challenge & Challenge〜 (きょうそう チャレンジアンドチャレンジ)

コンセプト : 

全員が真剣にチームのことを考える

勝利のために、成長するために、何ができるのか

現状に満足することなく、常に新しいことにチャレンジする

ゴールを目指しチャレンジし続ける

監督・選手・スタッフ・サポーター・パートナー

熱狂の渦にみんなを巻き込みながら共に創りあげるレノファ山口FCの新たなステージ

その先にはJ1昇格という未来が必ず待っている

デザインコンセプト : 

「Co-Creation(共創)」と「Challenge」の頭文字である「C」をビジュアル化しています。

燃え上がる炎のシルエットを纏わせ、今シーズンにかける熱い想いを表現しています。

「共創」の書は昨年に続き、日本酒「獺祭」のラベルを揮毫している山口県の書家、山本一遊さんに担当いただきました。

「共創 〜Challenge & Challenge〜」

五か年計画の町おこしか!そう、地方自治体は共に創ってしまうのです。具体的に何を作るかはともかくとして、何かを一緒に作るというそのグルーヴ感を重視していく、そういう町おこしのスタイルがあるんですよ。2020年には「GO CRAZY」というスローガンを掲げて狂った挙句に2021年には「決起」してしまうという長州藩幕末発狂ムーブのようなスローガンを続けて出してきた山口ですが、正気に戻ったということでしょうか。ただ、共創という言葉とほとんど関係ない英語「Challenge」を持ってきている上に、「Challenge & Challenge」と2回繰り返していることから見ると、まだ完全に治ってはいない、むしろ悪化してる可能性もありますので次は半月後に来ていただいて薬が効いてるかどうか様子を見ましょう。あ、お酒は飲まないでくださいね、それでは次の方どうぞ~。いや、なんでChallengeを2回重ねたのか全く説明がなくてどうしたものかって感じですよね。「ジョンソンエンドジョンソン」とか「エリック・ジェンバ=ジェンバ」みたいなものでしょうか。いっそのこと「共創」も重ねてみてはいかがでしょうか?「共創&共創&共創&共創&共創&共創&共創&共創&共創&共創&共創&共創&共創」みたいな。そう、共創が積み重なれば積み重なるほど、ついに「GO CRAZY」のスローガンに近づいていくのですよ……それはそれとして、ピザって10回言ってみてください。


徳島

徳島

【クラブスローガン解説】
<言葉自身の意味>
物事を最後までやり通す、やり遂げる。みごとにやってのける。

<成り立ち・想い>
『成遂』の「成」の文字には「成功」・「成果」・「成長」の三つの想いを込めています。
・2022シーズン、1年でJ1復帰のチャレンジを「成功」させる。
・その先でのJ1定着にむけ、クラブの経営面で「成果」を上げる。
・そして、クラブをもっともっと「成長」させる。
2022シーズンは、この三つの想いを「遂」げられるよう、最後まで戦います。

2021シーズンは目標であるJ1残留を果たせず、とても悔しい思いをしました。一緒になって最後まで徳島ヴォルティスを信じ、支え、応援いただいた皆様のご期待にお応えできず、たいへん申し訳なく、深くお詫び申し上げます。
しかしながら、その結果を真摯に受け止めた上ではありますが、2014シーズンの結果と比べると、大きく「成長」できていると自負するところもございます。
顔を上げて前に進み、2022シーズンは1年でJ1復帰というチャレンジを「成功」させ、経営面でも「成果」を出し、クラブがもっともっと「成長」できるよう邁進してまいります。

徳島ヴォルティスは、スポーツ(サッカー)を通して徳島県の活性化に貢献できるよう努めてまいります。引き続き、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

「成遂(なしとげる)」

読み方、さすがに無理ありませんか。ふつうに「せいすい」でよくないでしょうか、と思ったんですが、成遂ってめちゃくちゃありそうな単語っぽいのに造語なんですね。いいですね、最近では勝手に造語路線のストロングスタイル路線を獲るところは少なくなってきたので、とてもいいと思います。意味も勝手に付与している上に、成功・成果・成長という3つの成をバフ重ねがけしてるのもナイスです。ほぼほぼ同じ意味なので1つでいいと思いますが。あと、説明文で最初に「成功」「成果」「成長」という3つの言葉を出しておいて、最後に「2022シーズンは1年でJ1復帰というチャレンジを「成功」させ、経営面でも「成果」を出し、クラブがもっともっと「成長」できるよう邁進してまいります。」とダメ押しするのもJリーグスローガンあるあるです。このあるある、たぶん自分で言って私しかわからないということに気づいてしまい、暗澹たる気分になってしまいました。一緒にスローガン研究をしてくれる同志を常に募集しています。そして、さっき「成遂」という言葉があるのかどうか検索したら、人名辞典で出てきてびっくりしました。ちなみに「なしと」と読ませるそうですが、子供につけるんですか「成遂」!!だったら子供に「GO CRAZY」ってつけてもよくないですか!?


長崎

長崎

「100% ~予想以上、理想以上~」

説明文も画像にぶち込んでくるスタイル、私は嫌いじゃありません!コピペの手間が省けるので。長崎といえば、昨年は「全力で光れ」という中年男性が一瞬びくっとするポカリスエットスローガンを掲げてしまったのですが、今年も割とキラキラ系スローガンとなりました。そもそも100%だったら予想以上にも理想以上にもならないので、150%とか121%ORANGEとかエネルギー充填200%とかにしておいたほうがよさそうなのですが、そこらへんどうなんでしょうか。説明も「100%完璧なんてない。すべてが完璧に揃わないと100%とは言えない。」と、100人中95人が「え????」となってしまう冒頭から始まり、間髪入れずに「宣言します」と話を進め、返す刀で「100年に一度の大変革の時期と言われ」と、100人中98人が「誰が言ってたの???」と戸惑ってしまうような言葉を躊躇なく投げ込んでくる剛腕ぷりを発揮。残りの2人はそもそも「大変革」という漢字が読めません。しかし、いいですね。スローガンというのは基本的には「何か言ってそうで特に何も言ってない」というのが特徴だと思いますが、今年の長崎の「特に何も言ってない」感はかなりのレベルに達しています。これは「言葉とは?」「意味とは?」という哲学的な問いかけに違いありません。長崎におかれましては、今後も精進していただき、スローガンの中に吸い込まれていってください。


熊本

熊本

2022年、ロアッソ熊本は一つ上のステージJ2での闘いとなります。
ロアッソファミリー全員で、更なる高みを目指して熱く闘うという意志を込めています。

「闘え!2022」

去年が「闘え!」だったので、今年は「闘え!2022」です。暴力的すぎるだろう、熊本。久々にJ2に戻ってくるので血が滾るのはわかるのですが、ロゴに血痕らしきものが見えるし、炎で全てを焼き尽くそうとするのはレイジング・ファイアすぎるので、どうにかしたほうがいいと思います。サスペンスドラマだったら間違いなく犯人ですよ。闘うのは素晴らしいと思うのですが、闘い方というのをスマートにやっていかないと、反則点がどんどん詰みあがっていき、自チーム以外は全部フェアプレー賞受賞というジェフユナイテッド千葉みたいなことになってしまうので気を付けてください。J2は魔境なのです。魔境にしてる大きな責任は千葉にあるとは思いますが。さて、闘えというスローガン、中々最近では他に聞かない直接的なスローガンでいいと思いますね。なんかこういうご時世なのでけっこう直接的に鼓舞するようなスローガンが減ってきているのは感じるんですよね。昔は「鬼畜米英」とか「イタリアは地理的概念に過ぎない」とか「朕は国家なり」とか「尊王攘夷」とか直接的なスローガンがあったのに、残念なことです。もっとそういうスローガンを増やしていきましょう!熊本も「闘え!」はいいんですが、もうちょっとご当地性を出すために、「からし蓮根を食べながら闘え!」「阿蘇山で闘え!」「鹿児島を滅ぼせ!」「愚かなる人類にくまモンの鉄槌が下る」などもいいかと思います。シンプルに「殴れ!」もおススメです。


大分

大分

「挑戦 Never Stop Challenging」

惜しくもJ2に降格してしまった大分ですが、「挑戦」という無難かつベタなスローガンをチョイスしてきました。2020年は「不撓不屈」で貴乃花を召喚し、去年は「一致団結」という神戸かぶりのスローガンを持って来ましたが、今年は割と穏当め。J2に降格した場合に稀に発生する「逆切れスローガン」もしくは「玉音スローガン」路線でとんでもないスローガンを出すことを期待しましたが、ダメでした。2020年の夢よもう一度ということで、いっそのこと「貴乃花」をスローガンにしてもいいかと思いましたが、いきなり「今年のスローガンは貴乃花です」って言われたらサポーターも困ると思いますしね。一番困るのは貴乃花だと思いますけど。さて、「挑戦」なのですが、まあこれは「ちっ、うるせーな、反省してまーす」くらいの意味なのでスルーするとしましょう。「Never Stop Challenging」についても、「そっすか、ヤバいっすね」とスマホから目を離さずに返事するくらいしかできないんですよね。特に説明もないので、このスローガンは2月中にはこの世の全員が忘れると思います。しかし、それこそがスローガンというものの特質。砂でマンダラを描き、出来上がった直後に全部ぶっ壊すというチベット僧の諸行無常ムーブに通じるものがあるのです。ちなみに仏教諸行無常感をサッカークラブに適応すると、J2に落ちようが誰がクビになろうが栄枯盛衰マインドで無敵になるもののサッカー自体に興味がなくなるという副作用があるのでお気を付けください。


琉球

画像12

■チームスローガンに込めた願い

沖縄県、クラブ、クラブに関わる全員が一体となり

J1昇格という目標、ひとつの心を大事にして戦っていく。

「ONE RYUKYU 〜琉球一心〜」

最も反応しづらいスローガンを出してくる、それが琉球です。2020年は「REVIVE!琉球再興」、2021年は「FORWARD 琉球進撃」というスローガンであり、まあ言ってることの意味はそれぞれわかる感じがするんだけど、なんというかどうもうまくノっていけない、そんな状態なんですよね。そして今回はスローガン最頻出単語である「ONE」を使ってしまいました。このワードを使った時点で、その年のスローガンを覚えている確率が約30%下がるという統計が日本スポーツスローガン学会の1998年の年次総会での報告で発表されています。ほら、もう今年の東京Vのスローガンとか忘れてるでしょ?確かに使い勝手がいいのですが、よほどONEに続くワードが強くないと全く印象に残らないんですよね。特にチームの土地名なんかは全く覚える気配がありません。ただ、一つだけあるんですよ、強いワードが。「Soul」です。どうでしょう、「One Soul」とか。なんか去年までJ2でよくこのワードを見ていたような気がするんですが、たぶん気のせいですし、今のJ2では見当たりません。鬼のいぬ間にという感じで、使ってしまってはどうでしょうか? え?窃盗じゃないかって? うふふ、大丈夫ですよ、みーんな、やってるんですから……。


それでは、また来年!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?