夕飯のおかずを求めて川へ釣りに出かけた結果
「今晩のおかずは俺に任せといて!」
完全な死亡フラグかもですが、そんなノリで釣りに行ってきました。
狙うはイワナやヤマメ。塩焼きや唐揚げにしたら美味しいですよね。やばい、考えただけでよだれが(笑)。
果たして無事今晩のおかずは釣れるのか!? 小学生の時に培った釣りスキルを武器にいざ出陣!
釣り場へ到着、早くも成果が!?
僕が住む飛騨高山の市街地から車で20分ほどの渓流エリア。最近見つけた良さげなスポット。
透き通った冷たい水、緑に囲まれた景色はホントに絶景。普段仕事でパソコンやらを使用してる分、身体が自然を求めている気がする。川の音、鳥のさえずりが心地いい。
釣り方はエサ釣り。まあこれしかできないんですが(笑)。いつかはルアーやフライにも挑戦してみたいのですが、今回の目的はおかずの調達。釣りを楽しむことは二の次で挑みます!
エサにはミミズとぶどう虫(いもむし)を用意。
まずはミミズを針につけ第1投!
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「ググッ!!」お!?引いてる引いてる!
どりゃ〜!!(心の声)
グランダー武蔵ばりに「フィーッシュ!」と叫びたいのを堪え、無事ゲット!
釣れたのはヤマメ(多分)でした。鮮やかな身体の模様と大きな瞳が美しい。しかし、10cm程度の子どもだったのでリリース。驚かせてごめんね。
この後も順調に数匹ヤマメを釣り上げるも、すべてリリースサイズ。
釣り上げたすべての魚たちに「また大きくなったら俺に釣られてくれ」とキザな口調で伝えリリース(笑)。
このままでは今晩のおかずが……。
「よし、時間はまだある! 場所を変えてみよう!」と釣り場を後にしました。
アブの洗礼、外道への同情
思い切って全く違うエリアの川に到着。とっても笹の葉が怪しげなエリア。「クマが出たらどうしよう……。」とかなりビビる。
加えて、かなりでかいアブが頭にまとわりつく。「お前にやる血液なんてねーYO!」とアブをdisりながら釣り糸を垂らす。
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「ブ〜ン……。」「ブ〜ン……。」
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だぁ〜! うっとおしい! アブに加えて、「よくキャンプとかに行くと出くわす目の前にまとわりついて飛び回るちっこい虫」の襲来!
彼らの嫌がらせにもめげずに、竿を振り続けること数分……
「ググッ!!」お!?引いてる引いてる!
どりゃ〜!!(心の声)
おお!これはイワナだ! 「カッケエ!」 と小学生気分で心を踊らす。しかしながらサイズが小さくリリース。
「ググッ!!」お!?引いてる引いてる!
なんと続いてヒットが!! どりゃ〜!!(心の声)
お?なんか種類が違うぞ?なんだろう?
アブラハヤ? タカハヤ?(解る方しゃったら教えてください!)
いずれにしても、渓流釣りにおいて「外道」だの「雑魚」だのと言われる気の毒な魚。確かに、肌はヌルヌルで生臭くて、食べても美味しく無い魚かもしれないけど、ちょっと言い過ぎじゃね?と。「目とか見ると結構可愛いじゃ無いですか! 」と、外道と呼ばれる魚に同情。
「もう釣り人に釣られるなよ」とリリース。
その後自分の手の匂いを嗅いだら、とてつもなく生臭かった(笑)。
現状釣果ゼロ……。
「このままではヤバイ!」と、最後の釣り場の変更へ!
3度目の正直、そして結果は!?
山を降り、民家がちらほらあるエリアまで降りてきました。山奥の景色もいいですが、こういった里山の風景もステキですよね。
最後の場所変更。ここでダメなら今日はボウズだ。
「何としても釣る!」と意気込む。
しかし釣れるのはアブラハヤばかり。「ちょっと下流に降りすぎたかな?」
そんなことを思っていた矢先…… !
「ググッ!!」お!? なんかいつもより重いぞ!?
どりゃ〜!!(心の声)
やったぜ! 釣れたのはアマゴ(多分)。サイズも持ち帰られる大きさだ。
なんとか釣果ゼロは凌いだものの、早朝からの釣りでもう体力は限界…… !少し寂しい結果ではありますが、家に帰ることにしました。
元は取れないが、ロマンがある
釣れた魚は塩焼きにして美味しくペロリといただきました!
「釣りは元が取れる趣味だ」なんてよく言いますが、僕みたいな半端ものだとなかなかそうはいかない。
今回の釣りにかけたお金は、遊漁券、仕掛け代、餌代問い合わせてざっと2,000円弱。魚1尾200円と換算しても10尾は釣らないと元が取れない。
でも、釣りをしながら食べるおにぎりは最高に美味いし、マイナスイオン溢れる渓流の空間は日頃のイヤなことを忘れさせてくれる。それだけで本当に充分だぜ!
と、言いながらも今回の釣果は悔しいものでしたが…… (泣)。
にしても自分が釣った魚の味は何よりも美味い!
ごちそうさまでした!
デザイナー / クリエイティブディレクター
竹本 純
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