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ぼくとハーフガード。

※写真で下のハーフガードが萩野。
直近の試合の振り返りから書いていく。

1.JBJJF ALL JAPAN OPEN

2022年8月27日
JBJJF第8回全日本ブラジリアン柔術オープントーナメント@墨田区総合体育館 武道場

 【試合結果】

階級別(青帯ルースター) 3位🥉
初戦:2-0/adv.1-2 ポイント勝ち
準決勝:オモプラッタ一本負け

無差別
初戦:相手欠場により不戦勝
2回戦:相手欠場により不戦勝
準々決勝:背中が鳴りタップアウト

 【減量】

今回で4回目のルースター(ギ込み57.5kg)
コンディションは、かなり良かった。

でも、勝ったのは階級別初戦のみ。
その初戦でかなり体力消耗したのは事実。
結果と事実を受け止め、必ず次に活かす。

体重推移

2.後悔ではなく反省点

少し、試合内容について書き残しておく。

初戦の相手は、生田誠選手の息子さん。
大地くん。
江木さんのPROGRESS以来の再会。

最近キッズ上がりの選手とよく闘う。
で、ずっと負け続けていた。

KIT3:伊集 龍皇 選手
→三角絞め一本負け

橋本知之杯:氏原 魁星 選手
→三角絞め一本負け

SJJJF全日本:横山 源太 選手
→2-2/サドンデス十字絞め一本負け

だからこそ、トーナメント表を見た時に
「やっぱり自分はこういう運命だよな!」
って思った。

 【当初の作戦】

①先に下をとる(引き込みor飛びつき)
②クローズドorデラヒーバでスイープ
③しっかりポジション、トップキープ
④肩固め(得意のサブミッション)
っていう感じで、特に①と②。
練習してきた事を試合で出すことに集中。

 【階級別初戦】

で、いざ試合

①は作戦通り、クローズドで下を取った。
クローズド割られ際にデラヒーバに切替。
②をしようと練習してたスイープを試す。
でもツメが甘く、パスされかける。

ここでいつものハーフガードに頼った。
咄嗟に出るのは、本当に自信のあるもの。
全日本オープンだし。
“何が何でも勝ちたい”気持ちが勝った。

最後30秒で全力スイープ。
そこで6分間が終了、なんとか2-0勝ち。
全て出し切った。

一生懸命な時ほど、自分はダサい。
でも、それで良いし、それが良い。

試合だから毎回毎回当然、必死に闘う。
でも、その後に勝ち上がれる力がない。

後悔はない。
反省は死ぬほどあるけど、また痛感。

3.何でハーフガード?

試合後、自分のスタイルをまた考え直す。
あれやこれや、次に向けて…何をするか。
そこでふと、何でハーフしてるん?って。

 【過去〜現在】

きっかけは、鎌倉火曜エディ先生クラス。
その日のテクニックは、ディープハーフ。

エディ先生はエントリーを
ウォーズマンの必殺技
スクリュードライバーに例える。
勿論、一発で覚えた。(笑)

その時、エントリーを褒められた。
褒められたら嬉しいし、何度も繰り返す。

当時は白帯、勿論スパーでやられまくる。
どんなガードもすぐにパスされる。

でも、必死に戻そうとすれば…
結構ハーフまでは戻せたりする。
スパー中、ハーフの状況はかなり多い。

かといって、フルガードまで戻せない。
だから、そこから潜ったりしてみたり…
ハーフガードがしっくりきたのかも。

そして、今。
以前と比べれば足が効く様になった。
でも、まだ全然自信持って使えない。

だから、未だに困ったらハーフ。
間違いなく、今1番自信のあるガード。

今まで勝った試合の殆どがハーフ。
最初から意図的にハーフ入れたりもする。
で、最後ひっくり返す低ポイントゲーム。

競り勝つ試合もある。
adv.1差で負けた試合もある。
ポジションを失って一本負けする試合も。

上手くいく日もあれば、そうじゃな日も。

ハーフガードとぼく、いつも喧嘩してる。
そんなリレイションシップ。

でも、悪いヤツじゃない。
それは知ってるし、ぼくを助けてくれる。
ハーフガードには、良い面もある。

 【ハーフガードのメリット】

・足が利かなくても相手の動きを止めれる
・実はバックが結構近いポジション
・比較的少数派
・試合なら“柔術の実力差”を多少埋めれる

 【ハーフガードのデメリット】

・多少フィジカルの要素強め
・煽れずに膠着する可能性
・ひっくり返すタイミングと時間リスク
・極めがゴールではない(極めが少ない)
・グラップリングには少し不向き?

このメリット、デメリットは個人の意見。
他にもあれば、コメントでお願いします。

他の人のガードや技の経緯聞いてみたい。
(こちらもコメント等で募集中)

絶対、人それぞれ色々あって…
それに行き着くドラマ、必ずあるはず。

4.下向くのは靴を履く時だけ

そう、落ち込んでいられない。
ずっと下を向いていられない。

つまずき、転んだのを
石のせいにしたところで何も変わらない。

次出る試合は、まだ未定だけど。

今、他のガードにトライ中。
苦手な足を利かすガードリテンションも。
あとは、バックテイクとバックキープ。

ポジションと繋ぎ目が大事だと再認識。
あと、キワね。

そんな感じで、備えてる途中。

なんか、崩す怖さみたいなのはあるけど。
青帯だし、決めつけ過ぎるのもあれだし。

迷わず試せ、正解はないはず。
こういう楽しさを見出していたはず。

今日も変わらずコツコツやっていきます。
きっと努力は、運の幅をひろげてくれる。

読んでくれて
とてもさんきゅう。

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