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「職業の貴賤」と「貴方の肩書」について考える「その②」。~どんな肩書がいい?違いを出したい?<アイドル→アーティスト、タレント→女優・俳優、声優→声優アーティスト>~

公開日 2024年 1月 5日
修正日 2024年 1月 5日


●はじめに
 この記事では、「職業の貴賤」と「貴方の肩書」について深く掘り下げています。社会の中での職業の価値と、それが個々のアイデンティティにどのように影響を与えるかを考察しています。
 私たちはしばしば、自分自身を定義するために職業を使用しますが、それは本当に私たちが誰であるかを反映しているのでしょうか?また、社会が職業を評価する基準は何でしょうか?
 これらの問いを通じて、読者は自己認識と社会の期待との間でバランスを取る方法を探求します。
 この記事は、自己理解と社会的地位の探求における重要な一歩となることでしょう。それぞれの職業が持つ独自の価値を認識し、それが個々の生活にどのように影響を与えるかを理解することで、読者は新たな視点を得ることができます。
 また、自己と社会の関係性を再評価するための洞察に満ちています。それぞれの職業が持つ独自の価値を認識し、それが個々の生活にどのように影響を与えるかを理解することで、読者は新たな視点を得ることができます。



●職業に貴賤はあるの?

▼声優→声優アーティスト!? っていつから始まった?

 ワタシの中では、林原めぐみさん。閣下ですね。、明確に“声優アーティスト”という言葉および概念を定着させたオリジネイターは、林原めぐみさん。『林原めぐみのTokyo Boogie Night』青春の深夜ラジオ。

https://ameblo.jp/megumi--hayashibara

▼アイドル→女優!? これはキャリアアップ?

 アイドルから女優への転身は、芸能界における一般的なキャリアパスの一つと言えます。その理由は以下の通りです。

多様な才能の発掘と開発:

 アイドル活動は歌唱、ダンス、演技など、さまざまなパフォーマンスを必要とします。これにより、アイドルは多様な才能を開発し、それらを活用してさまざまなエンターテイメント分野で活動することが可能になります。

キャリアの持続性:
 
アイドルというキャリアは、しばしば若さや一時的な人気に依存する傾向があります。一方、女優としてのキャリアはより長期的で、年齢や経験が重要な要素となるため、アイドルから女優への転身はキャリアの持続性を高める一助となります。

新たな挑戦と成長:
 
アイドルから女優への転身は、新たな挑戦と成長の機会を提供します。女優としての役割は、アイドル活動とは異なるスキルと経験を必要とするため、これによりアーティストは自身の才能をさらに伸ばすことができます。

そして、アイドルから女優へと転身した代表的な人物としては、以下の名前が挙げられます:

 これらの女性たちは、アイドルとしてのキャリアから女優へと転身し、その分野で成功を収めています2。彼女たちは、自身の才能と経験を活用して、新たなキャリアパスに舵を切れた例と言えるでしょう。


▼女優→俳優!? 何が狙い?

 ご本人なのか、事務所が主導しているのかはともかく、「女優」ではなく、「俳優」という肩書きを選ぶ理由はいくつか考えられます。

ジェンダーニュートラル:
 
「俳優」は男性と女性の両方を含むことができるジェンダーニュートラルな言葉です。これは、性別による区別を避け、すべての人が平等に評価されるべきであるという現代の価値観を反映しています。

プロフェッショナリズム:
 
「俳優」は一般的に、演技の専門性と技術を強調する言葉として認識されています。事務所は、そのクライアントが高度なプロフェッショナルであることを強調するためにこの言葉を選ぶかもしれません。

マーケティングとブランディング:
 
「俳優」という言葉は、特定のイメージや期待を喚起することができます。事務所は、そのクライアントのブランドを構築し、特定の市場に訴求するためにこの言葉を選ぶかもしれません。

 これらは一面的で表層的な考察であり、具体的な事務所や個々の俳優の意図を代弁するものではありません。それぞれの事務所や俳優が自分たちのキャリアとブランドに最適な選択をすることが最も重要です。それが、真のプロフェッショナリズムだと言えるでしょう。

▼歌手→シンガーソングライター!? って歌謡曲?

 ユーミン!まさに、ユーミンのために生まれた言葉だと思っていた。昭和に広く周知されたコトバで、まさに歌謡曲と共にあるいてきたコトバ。そう思っていた。
 フォークギター、シンセサイザー、そんなイメージ。バンドブームから、v系、路上ギター、、、シンガーソングライター。
 ちなみに、シンガーアートライターかおりさんのお声が聴けるのはこちら。

▼歌手→アーティスト!? って何が違う?

 安室奈美恵さん。ワタシの世代だと彼女がまさに。アイドルっぽい歌手という立ち位置。ダンスという武器があるので、歌って踊れる歌手。十も追っていたら、いつの間にかアーティスト、と呼ばれるように。呼ばせるようになっていた。
 作詞をするようになったら、アーティスト?なの。と、思った記憶がある。しかも、シンガーソングライターではなく、アーティストなんだよね。
 ま、化粧品とか宣伝込みののプロデュースとか、令和で表現するなら「コラボ」とか、「案件」とか。幅広いし、アーティストでもいいのかもな。
 まさに、言葉は時代と共に変遷するんだな。。。

●職業名称、呼称にこそ貴賤がある!?

 職業の名称や呼称は、社会的な価値観や認識を反映することがあります。それらは、特定の職業が持つステータスや尊敬の度合いを示すことがあります。しかし、それは必ずしもその職業の「価値」を正確に反映しているわけではありません。

 たとえば、医師や弁護士などの職業は、一般的に高い敬意を持って見られることが多いです。しかし、それは彼らの専門知識や教育の結果であり、それらの職業が他の職業よりも「優れている」わけではありません。各職業はそれぞれ独自のスキルセットと知識を必要とし、それぞれが社会の異なる側面を支えています。

 また、呼称が変わることで、その人のステータスが変わるという考え方もあります。たとえば、「アイドル」から「女優」への移行は、一部の人々にとってはステータスの向上と見なされるかもしれません。しかし、これはあくまで社会的な認識であり、それがその人の才能や価値を決定するわけではありません。

 したがって、職業の名称や呼称には一定の「貴賤」が存在するかもしれませんが、それは社会的な認識や価値観を反映したものであり、個々の職業やその人が持つ真の価値を決定するものではありません。
 それぞれの職業とその人が持つ独自の価値と才能を尊重することが重要です。それが、真の平等(フェアという意味で)と尊敬だと言えるでしょう。




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