2018年のIPOを分析するためのまとめ、スプレッドシート添え
2019年は東証に絞ると7月までですでに45社が上場し、9月末までで50社が上場を決めています。今年も90-100社近い会社が上場すると見込まれています。(追記:10-12月では35社程度の上場に限られ、年間で85社程度になるとの見立てもあるそうです)
2018年IPOを振り返るデータを販売します
そんな2019年央ですが、2018年のIPO情報のまとめをnoteにまとめておこうと思います。元々は僕自身のツイッターでつぶやいていたものです。
プライベートでもこのデータの話をすると、「コーヒーおごるからくれ!」と言われることが多く、コーヒーをおごってもらったので、もうちょい広くやってみようと思いました。
今さらですが、あらためてnoteにまとめて、そのGoogleスプレッドシートへのアクセスについても、販売してしまおう!コーヒー代を稼げるかな?という企画です。
このデータではこんなことが分かります
これらのデータをもとに、監査法人との契約で監査報酬ってどれくらいなんだろうとか、主幹事証券はどこがいいだろう、シ団編成はどう考えるのだろう、などといったIPOまわりの基礎データとしてはもちろん、取締役・監査役の報酬って各社どらくらい支払っているんだろう、などという部分についてもひとつの指標になるものとなっています。
実際にこのデータで見れる分析の例を3つ、下に列挙します。
監査法人別のIPO案件数
監査法人はどこも工数逼迫とあって、IPOを目指すスタートアップに監査難民がたくさん出ていると聞きます。EY新日本がトップなので困った時に頼むならここか?特徴的なのはあずさ。25件のうちマザーズ以外の比率が4割と他法人に比べて圧倒的に高い!
2018年のIPOした各社の売上高(上場期)と監査報酬の関係(マザーズ)
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