里帰り前夜

明日からすーは里帰り。

里帰りといっても、帰省先はアパートから20分圏内のため近い。
(私の実家は1時間圏内)

お盆休みに顔出すところはあらかた行ききって、満を辞しての里帰りとなる。

チャイルドシートやらなにやら出産後に必要な道具も揃え終わり、身の回りもまとめ終わり、あとは普段通り週末を過ごしていたその時、問題は起きた。

簡潔にまとめると、
『妻がめちゃめちゃ煽ってくる』
という事である。

買い物に行った際には、里帰りするのに普段の買い物より多めに買い込むなぁと思っていたら、
「いや、私いなくなるから予備も準備しておかなきゃだから…」

家でゴロゴロしてれば、
「コンビニご飯ばっかりにならないかなぁ」
「掃除とかやれるところやっておかないと…」


いや、淋しさを煽るなよ!!!

今生の別れ感出してんじゃあないよ!!!

一人暮らしの経歴がしっかりあるんだから、基本的には大丈夫じゃい!とは思ったものの、妊娠初期の入退院してた頃の生活を思い返すと、あながちピントのずれた心配ではない。

そして2人でいることに慣れきった今では、帰ってきて話し相手のいない環境が心の腐りと萎えを加速させることも知っている。


そうした煽りを連休中受け続けた結果、まんまとそこはかとない淋しさが沸きたってしまった。


多分一人暮らしのウキウキを今回はほぼ感じないだろう。

ただ、一人の時間はこの先の人生を考えると非常に貴重ではある。
めちゃくちゃ有意義に使いたい。

でも、頻繁に友人と会うとかは性に合わないし。
妻の妊娠中に浮気とかはダサすぎて無理だし、
なにより今から他人と関係を築く労力なんぞ持ち合わせていないし、妊娠してから性行為はしていないため、他人にお届けする技量すら今や持ち合わせていない。

以上のことから、たまに妻の顔を見に行って、一人淋しくご飯を食べて、読書やバラエティ、ラジオや日向坂に支えられる時間を過ごすのだと思う。

なんにせよ無事に子どもがうまれてくれて、なによりも妻が安産で乗り切ってもらう事だけが目先の願いだ。

父親になる自覚は芽生えきっていなくとも、男性はこうした生活の変化や生きづらいことを通して、父親の自覚を芽生えさせるものなのかなと思った今日この頃。


今日は一緒の布団でお腹の子を挟んで寝ます。。。


ばーい

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