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ビデオキャプチャーカードとスプリッタでカメラ映像をミラーリング(v1.2)

前回、v1.0 として記事をあげてみました。

今回、そこからあまり間がないアップデートになりました。

というのも、v1.0 環境において使用している際に都合がよくない時があったためで、情報収集している時に解決策を思いつき、うまくいったのでその記録を載せたいと思います。

イケてないケースがあった・・・

v1.0 の記事でも書いたようにオンラインミーティングなどの際、Zoom で「第2カメラのコンテンツ」に”Blackmagic Design(これが ATEM Mini)”指定した場合、パワポなどのコンテンツを見せつつ PinP を使って隅っこに自分も映して、という両方を「画面の共有」で映すという使い方はできます。しかし、

”コンテンツを「画面の共有」で、自分を映すのは「ビデオ」の方を使いたい”

という時もまぁまぁあります。v1.0 の環境ではカメラ(LUMIX G100)は ATEM Mini に接続されている1台のみですので、ビデオ側に設定するのも”Blackmagic Design”となってしまい、その場合は両方が ATEM Mini 経由での出力になってしまいイケてない状態になってしまいます。(ビデオの方は切り替わる必要はないのに ATEM Mini を操作したタイミングで切り替わってしまう。。。)

これをもうちょっとなんとかしたいと思った次第です。

2つのデバイスでアップデート

今回この課題を解決するのに、2つのデバイスを購入しました。(プロダクトのリンクは最後に載せています。)

・HDMI ビデオキャプチャ―カード
・HDMI スプリッタ―

それぞれ簡単に説明すると、

HDMI ビデオキャプチャーカードは、 HDMI 出力をするビデオデバイス(PS4 や Nintendo Switch や、今回のようにビデオカメラ、ミラーレス一眼カメラなど)を PC に取り込む(キャプチャーする)デバイスです。

HDMI スプリッターは、受けた信号を分配するわけですね。今回ですと LUMIX G100 の信号を1つの HDMI 入力として受けて、それを2つの HDMI 出力から同時に流すという形です。カメラで映している映像を複製している感じです。今回は、HDMI ビデオキャプチャ―カードと ATEM Mini の2つへ流しています。

よって、アップデートされた構成は以下になります。今回、アップデートしたところだけにフォーカスしています。

キャプチャ

これにより、カメラを2台にしなくとも「画面の共有」と「ビデオ」の方を上手に映すことができるようになりました。

具体的には、「画面の共有」の方はこれまで通り、第2カメラのコンテンツ」に”Blackmagic Design”を指定し、ビデオの方は今回追加した、キャプチャーカードを選択すればよいのです。そうすることで、ATEM Mini でスイッチングしようともビデオの方は LUMIX G100 を映し続けることができます。(この時、スイッチ先を LUMIX G100 にすると両方同じになってしまうのは言うまでもありませんが)

おわりに

今回、1つの課題を解決するために講じた策ですが、他にも OBS Studio などを使って配信画面をデザインする時にソースを分ける事もできるので何かと工夫ができそうです。

思いつきでやってみたので、もしかするともっといい方法あるかもしれませんが・・・読者の方でおススメがあれば是非教えていただければと!

(参考)購入したもの


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