憤りを感じる
今年の開催で19回目となる予定だった「霧島登山マラソン」の開催中止が先日決定しました。
「霧島登山マラソン」は宮崎県高原町にて毎年10月に開催されている大会で役場が主体となる大会が多い中で
この大会は地元の有志が集まり高原町の活性化を目的として作られた大会です
自分は2008年、2009年に選手として参加させて頂きトレイルランニングを始めるきっかけになったといっても過言ではない大会です
えっと、俺も横やんもめちゃ若い・・・
そしてNIKE着てたみたいですw
UFを立ち上げたのが2011年、今のように霧島登山マラソンの大会に関わらせて頂けるようになったのが2014年の第13回大会からでした
この大会の何がいいって、ほんと大会に関わっている方の想いがステキなんです
原田さん、越智さん、弥永さん、外村さんというそれぞれをニックネームで呼び合い、この大会を開催するために尽力されている4人の方々と話をしているといつも元気を頂きます
飲むと高原弁が全開になり会話に集中しないと・・・w
この4人はそれぞれ自分で会社を経営しながら高原町を盛り上げたいとプライベートの時間を使って大会を開催してくださっています。
そんなステキな高原町で大会の打ち合わせがある時はいつも夜の19時から始まり終わったら飲み会の流れになり
いつも弥永さんのお家にお泊りさせて頂いております
大体こんな感じに・・・
そして、今年は新型コロナウイルスの影響があり開催の可否判断をする時も
こんな時代だからこそ大会を開催して高原町を盛り上げたいからと開催をする決断をされ7月27日に募集を開始しました。
今年の大会は20回大会も目前ということもあり大会ホームページもリニューアルもしました。
そんな中、9月7日に新型コロナウイルス感染拡大防止の観点より開催地域でもある高原町より大会開催の可否について再検討してほしいとの要望があり、9月11日に大会中止の判断との流れになりました
詳しくは大会ホームページをご覧ください→ご案内詳細
詳細については自分が発言する立場にないので記載はしませんが
この「霧島登山マラソン」は1度ご参加頂いた方ならわかるかと思いますが、おもてなしをすごく重視されている大会なんです
受付に関しても地元の方の対応はとても丁寧です
そして、この登山マラソンの楽しみと言えば山頂の景色もあるかもしれませんが
ゴール後のふるまいと思ってる方も多いのではないかと思います。
このふるまいは大会の中で接待係という係があり大会の前から準備について打ち合わせが行われてます
3000円で参加賞もあって、このふるまい食(宮崎牛、豚、鳥)って最高じゃないですか?
しかも焼酎だったら飲み放題(要ハンドルキーパー)です
中止の理由にはこのふるまいが実施出来ないからということも含まれています
中止の判断を行う際に私も同席させて頂きお弁当に変更するなど別な提供方法もあるんじゃないですか?と提案もしましたが
大会を開催するのであれば、この大会の魅力でもあり、自分達が第1回から続けているこのふるまいを失くしてしまうのは心苦しいというお話をされていました。
中止の決定を発表した後から申し込みを担当しているUFや大会事務局に問い合わせがあり
「他の大会は開催してきてるんだから今更中止じゃなく開催出来るだろう」
「中止にするんだったら全額返金が当然だ」
などなど、色々なご意見を頂いております。
自分がタイトルに「憤りを感じる」と記載したのは、今新型コロナウイルスの問題がある中で
大会を開催するという決断をするという事は並大抵の決意がなければ出来ない状況です
withコロナと言いながらマスコミなどのメディアは今でも1人感染者が発生すると
「速報」宮崎市にて新型コロナウイルス感染者を確認
みたいなニュースが流れて発生した行政は記者会見などを行い報告をします
こんな事してたらいつまでたっても前に進めず、何も出来ません
(決して感染者が増えてもいいと思っているわけじゃありません)
「withコロナ」とは感染者を0にするって対応なんでしょうか・・・
行政が主体となって開催しているマラソン大会が中止となっている大きな
何かが起こった時に真っ向またメディアからの批判にあってしまうという理由からだと自分は思います
政府(国)が「Go To Travel」を開始しているのに都道府県、市町村のそれぞれの考えは自分のところから感染者を出したくないという考えで隔たりが出ています
話がそれてしまいましたが、「霧島登山マラソン」の中止について
大会開催約1ヶ月前の中止対応については色々なご意見があるかと思いますが
実行員会のメンバーの方の苦渋の決断だったことは知って頂きたいと思いブログを書きました
また、大会を開催するということは準備期間を含め多くの時間を有していることもご理解頂きたいと思います
大会当日に大会を開催出来ないからといって費用が掛かってないことはありません
大会当日に使用する物品などのお金だけじゃなく、打合せの時間や交通費など多岐にわたる経費が大会開催までに掛かっていることを参加者の方にはご理解頂き
大会が中止だったら全額返金という事はよほど行政から補助金が出ていないと基本的に難しいという事を知って頂きたいなと思います
行政から補助金が出ていたとしても、それはその行政区に住んでる方の税金であり用途は考えないといけないと思います
長文になってしまいましたが、こんなに地元の事を思って大会を開催している方々はほんといないと思います
中止対応については来週ご案内できるかと思いますので今しばらくお時間を頂けたらと思います。
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