お世話になった上司の話

連休明けてから怒涛のように忙しく過ごしていたら、あっという間に5月も後半に差し掛かってしまった。職場の部下と毎朝行っているMTGでも「もう1週間終わるんですね・・!」と口にするくらいにはスピード感ある毎日を過ごしている気がする。

今日は職場のマネジメント研修の初回ということで、朝から夕方までみっちりと研修を受けてきた。そもそも、マネジメントとは何かをろくにわからずに独学で手探り状態の自分にはとてもありがたい機会なので楽しく受講してきた。自分の至らない点も多いなと思いつつ、同じような課題を持つ人たちと意見を交わせるのはとても有意義だなと思ったりもした。

研修の中でエンゲージメントが上がった上司の振る舞い云々の話になり、ふと前職の総務時代にお世話になった上司のことを久々に思い出した。

2016年から2018年に差し掛かるくらいまでお世話になった管理職の方。当時は本当に目の前の仕事ばかりに追われていて、ミスばかりで課長や主任から怒られてばかりの日々だった。

自分の未熟さに悩んでいた自分を見捨てずに目をかけてくれていて、陰でしっかりと支えてくれていた。入社7年目で自社ビル建て替えの時にカフェ新設PJや食堂の設計を全面的に任せてくれたりと、割と大きな仕事を自分に振ってくれて面倒を見てくれたことは未だによく覚えている。

時にはお酒を交わして、ああでもない、こうでもないとくだを巻くことだってあった。そんな酒の席で「吉田はよくやっている。立派なプロパーだ。お前みたいな奴が総務には必要だ」とかけてくれた言葉をいまだによく覚えている。

今思い返せば、自分もひどく生意気な発言ばかりをしていたし、上司の優しさに甘えてばかりだったと思う。それでも、上司が見捨てずにいてくれたからこそ、自分は絶望したり諦めずにいられたのかなと。そして、もう1回総務でチャレンジしたいと思えたのだろうなと。

「経験から学びを得て、人は育つ」
前職の上司を経ての経験があったからこそ、自分は成長するきっかけを掴めたのだろう。改めて気づいたというか、思い返すことができて本当によかった。