浮上

言われた言葉の大半が図星だった。
何も言い返せないし、余力が無かった。

”お前はただ、逃げているだけだ。”
”逃げるな。やりたいようにやれ。”

そんな言葉をかけられ、色々と鬱積していたものが崩れていく音がした。

やりたいようにやるなんて到底出来ない2年間だった。歳ばかり食って進歩が無い2年だったと思う。

全て自分がいけないと責めるようになって、何も肯定できなくなった。逃げたくなった。

や

休日の過ごし方

5月も後半に差し掛かって、陽がだいぶ伸びてきた。
ほんのりと赤みがかかった空を眺めつつ、TychoのLPを聴いてる。
書き終わる頃にはきっと真っ暗だ。

最近はもっぱらライブばかりの土日だったので、久々にスタジオも無い休日を過ごした。昼まで寝ていたりするのは嫌なので、目覚ましをつけて早起きを心がけるようにした。

だらだらと過ごすのをどうしても嫌ってしまうのだが、そういう時間も時には必要なんだと最

ライブハウス

昨日の楽しかった余韻に浸りながら、今日もビールを飲んでいる。

打ち上げでナカノイズこと中野さんと音楽について真面目な話をした。
時間もお金も限りがある中で、どれだけの話題性とバンドの知名度を伸ばすことができるのか。1つの答えがネット配信なのだと思う。
受け身の活動では何も生まれないし、主体的に活動していく中で企画ライブというのは大きな意味を持つと思う。でもライブハウスでコンスタントに打っていくの

当たり前

今日は休みを取ってゆっくりと過ごしている。

昨夜は仕事が辛いともうしんどいと嘆きながら上司と飲んできた。
一生懸命頑張っても評価されず、手が回っていない部分ばかりを指摘され続ける日々。同じく疲弊している同僚と後輩の顔を見ているのも辛い。
味方になってくれる人たちが周りで見守ってくれている実感を感じた瞬間、涙が出てきそうになって居酒屋のトイレでぐっと堪えた。

当たり前のように思える物事の裏には支

記憶と記録

先日、ソール・ライター展と蜷川実花の個展「うつくしい日々」を観に行った。

私は写真に関する知識は無いし、理解も深いわけでは無い。
好奇心でふらっと足を運ぶことが多いのだけど、その中でも前述の2つの個展はとても素晴らしかった。

ソール・ライターの作品はまさに「日常を切り取った美」として完成されたものだった。シュールレアリスムに影響を受けた世界観も細かい色合いなども含めてあまりに完璧で、展示を見終

この2日間良い音楽を浴びて、良い酒を浴びるように飲んだ。こういう休日があるから仕事が辛くても頑張れる。

晩酌

今夜は晩酌したい気分だったので、風呂上がりに部屋にあるウイスキーをロックで飲んでいる。今、2杯目、

部屋にはサントリーのリザーブとジムビームのブラックがあるのだけど、手始めにサントリーを飲んでから、少し苦味の強いジムビームを飲むのが好き。エレクトロニカとかアンビエントを聴きながら強い酒を飲むと程よく酔える。

晩酌を覚えたのは就職して間も無く浜松で工場研修をしていた時。
とにかく時間だけは沢山あ